Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

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当社のエンジニアが日頃の仕事やプライベートを語る「WTIブログ」、たくさんの方に読んでいただいています。ご愛読ありがとうございます。 「WTIブログ」を読んだ方から設計依頼をいただくことも多くあります。 その場合、打合せの際に同席した技術者に「あっ、○○さんですね。ブログ読みましたよ」と、初対面なのに旧知の人に再会したような雰囲気になることがあります。 続きを読む

WTIの生産中止部品対応における見えないサービスをご紹介!

みなさんこんにちは、WTI営業部 部長の植村です。 以前、当ブログでご紹介させていただいた生産中止部品(EOL、ディスコン)対応ですが、今年に入ってからセラミックコンデンサ(セラコン)の生産中止に伴うお問合せが急増しており、引き合い件数は昨年の2倍以上に増えてきております。 生産中止部品の対応をサービスとして提供している設計開発会社はあるかもしれませんが、今回は、当社の生産中止部品対応の中でも、他ではなかなか味わうことができない、見えないサービスについて3つご紹介いたします。 続きを読む

採用面接時のお勧め質問「御社は何の会社ですか?」

キャリア採用でも新卒採用でも面接時には、「何か質問はありますか?」と聞かれることが多いと思います。 当社の採用面接の際でも、実際このようなお尋ねをしますし、これを受けてほとんどの方が質問をされます。 今まで頂戴したことはないのですが、ある質問をすると面白いのになあといつも思うものがあります。 続きを読む

RTK-GNSS受信機による位置検出精度は?

皆さんはじめまして。WTI設計第一課の熊谷です。

最近もっぱら話題となっています みちびき(準天頂衛星システム)ですが、みちびきが本格運用されれば自分の車のカーナビゲーションの位置検出がセンチメータ級の精度になるのかな?と思われている方もいるのかも・・・、それなら私も大喜びなのですが、実は違うんです。

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パルス波形の定義

皆さんはじめまして。東京事業所パッケージ設計課の横山です。

今回は、伝送線路の基礎でもあります『パルス波形の定義』についてお話します。

オーディオなどのアナログ波形に対して、トリガバルスや方形波など、デジタル回路で使う信号波形のことをパルス波形と呼びます。

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高周波マッチング工房

高周波マッチング工房

Wave Technologyでは、高周波回路設計やアンテナ設計に関するお困り事を解決するサービスを高周波マッチング工房として提供いたします。

高周波回路の設計には“マッチング(整合)をとる”ことが必要です。この“マッチングをとる”という作業は熟練した技術が必要で、その技術はよく職人技に例えられます。そんな職人技で高周波回路を設計する現場のイメージを職人や芸術家の作業場である工房と重ねて、

『高周波マッチング工房』=『高周波』+『マッチング』+『工房』

と命名しました。

高周波マッチング工房高周波マッチング工房

 

スミスチャートとは?

実際のマッチング(整合)ではスミスチャートを使用します。
ここでは、そのスミスチャートついて簡単に紹介します。

高周波回路のいろいろな問題を数式を用いて解くことは、複素計算になるのでかなり面倒です。スミスチャートは、このような複雑な複素計算を図表上で簡単に行うことができるようグラフ化されたものです。このスミスチャートを利用すると、高周波回路を考えるうえでとても便利です。

それでは、ごく簡単にスミスチャートの説明をします。
スミスチャートとは?右図がスミスチャートです。(実際のチャートには円外に種々目盛りがありますが、ここでは省略しています。)

この円の水平軸が複素反射係数*の実数部、垂直軸は虚数部を表します。
(* 反射係数は入射電圧に対する反射電圧の比を表し、ベクトル数値(複素数)です。)
インピーダンスの実部(抵抗)成分は周波数によらず一定なので各円上は等抵抗であることを表します(等抵抗円といいます)。
上下に曲がった円弧上はインピーダンスの虚部(リアクタンス)成分が一定なので等リアクタンス円といいます。

円の上半円部分は誘導性(インダクタンス)成分で、下半円部分は容量性(コンダクタンス)成分を表します。

さらに円の真ん中は普通”1”です。Z0で正規化しています。(実際のインピーダンスを特性インピーダンスZ0で除したものを正規化インピーダンスと呼びます。) 特性インピーダンスとは、分布定数回路上を伝わっている電圧の波と電流の波の比として定義され、Z0は50Ωや75Ωが一般的です。

すごくざっくりですが、スミスチャートの簡単な説明は以上です。

スミスチャートをもっと知りたい方は以下リンクで動画の説明もありますので、ご覧になってください。

 

IoT 化に伴うお困りごと

近年のIoT 続きを読む

小型端末の音響統合設計

みなさん、はじめまして。 株式会社Wave Technology 設計第二課の古井です。 我々の課では無線通信を主としたプロダクトの開発・評価から維持設計に至るまで様々なことに取り組んでいます。私も社名の由来にもなっている「Wave」に深く関与したマイクロ波帯を業務で扱っております。 続きを読む

電源にもデジタルの波が

みなさん、こんにちは。

電源設計課 電源設計ユニットの門野です。

電源設計課では、文字通りスイッチング電源の設計業務を主に行っていますが、必要とされる電力が大きくなってくるにつれ、複雑な制御が必要となります。
WTIの電源設計サービスはこちらをご参照ください

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キャリア0のキャリア入社社員が語るWTIの印象

皆さん、こんにちは。キャリア入社1年目、WTI 光デバイス課の益田です。

いきなりですが、読者の皆さんの中には就活中の学生の方も多いかと思います。なので、専門的なことは大先輩の方々にお任せして、入社してからの個人的な感想や印象をお話しさせていただきます。少しでも参考になれば幸いです。

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