新人研修も半年が過ぎました 2018年10月9日2020年7月14日 みなさん こんにちは。高周波設計第一課の藤井です。 WTIには今年度6名の新入社員が入社し、私の所属する課にも1名が配属されています。先日、4月から9月までの半年間の研修の成果を発表する「上期研修発表会」が開催されました。 続きを読む → WTIブログ, 採用, 教育, 高周波・無線
LCDの生産中止は大変です! 2018年10月2日2019年7月31日 みなさん、はじめまして。応用機器設計第一部設計第二課の新屋です。 どうぞよろしくお願いします。 私は現在、生産中止部品対応業務を幅広く担当しています。 製品の開発から生産終了するまでの間に、製品に使用する部品が生産中止や仕様変更になる場合があります。 続きを読む → EOL・ディスコン, WTIブログ
カスタム電源設計とは? 2018年9月25日2019年7月31日 みなさん、こんにちは。 電源設計課 電源設計ユニットの井手です。 以前のブログでもご紹介しましたように、電源設計課では主にカスタム電源やパワーコンディショナなどの電源回路の設計を行なっています。 そもそも電源回路とは、 続きを読む → WTIブログ, 電源・パワエレ
高周波開発インサイドストーリー 2018年9月19日2018年9月25日 高周波開発インサイドストーリー ~「貴重な存在」と云われるからこそ、「責任」と「やりがい」がある~ 田岡(仮名)のもとに、1本の電話が届いた。内容は、A社からの急ぎの相談であった。 A社は、5年ほど前まで頻繁に取り引きしていただいていたが、最近はお付き合いがなかった。田岡は、その当時A社の業務を担当していた技術者の一人である。 A社の担当者からは「自社で大型案件を受注できそうだが、数年前に担当していた社内の技術者は配置転換等でいなくなり困っている。この案件の内容は、一般用途と異なり特定用途の通信システム設計なので外注するのは難しい。」と相談を受けた。 この時、田岡は開発スケジュールが非常に厳しく技術難易度も高い内容であったので、受託開発は難しいと考え、お断りするしかないとA社へ回答した。 すると、A社からは「このような案件は、WTI以外に依頼する会社はない。WTIに断られたら、この開発プロジェクトが無くなってしまう」と云われ、田岡は社内で協議することとした。 田岡は、A社がお困りの状況を上司である小塚(仮名) に伝えると共に課員に、 「我々でなんとかやってみましょう」 と協力を依頼して、この案件を受託することができた。 受託内容は、A社にて開発製品のレベルダイヤからブロックごとに必要な仕様を算出し、当社(WTI)へ仕様を提示、WTIはそのブロックごとの製品仕様書に基づいた個別回路(部品)の設計を担当するものである。 しかし、開発予定時期になってもA社からはブロックごとの製品仕様書が一向に提示されない。 そこで、田岡は状況確認のためにA社へ出張した。 「どうやら、A社はリソース不足で製品全体の設計が進んでいないようだ。これではWTIへ外注する以前に開発スケジュールが破たんしてしまうぞ。」と感じとった。 田岡はA社に「御社がご対応予定であった製品全体の設計も、当社で対応させてください。」と提案してみたところ、「ぜひ、お願いしたい」とA社も快諾された。 自社に戻った田岡は早速、製品全体の設計に取り掛かり、レベルダイヤの作成とブロックごとの仕様を算出した。算出した仕様は、過去に対応した部品性能よりも難易度は多少上がったものの、ここはWTIの得意分野なので、二次元高周波シミュレータを用いて問題なくブロック設計を行うことができた。 この調子で今回初めて対応する全体設計の部品(基板)レイアウトに取り掛かった。基板サイズには制約があるが、田岡の独自の感性でなんとか部品配置と配線を所望の基板サイズに収めることに成功した。 「よし、順調に進んでいるぞ! このまま、所望の性能も得ることができそうだ。」と意気込み、部品レイアウトを含めて三次元電磁界シミュレータでの性能確認ステージへと移行した。 しかし、ここで壁にぶつかることとなる。 二次元高周波シミュレータで得られていた性能から大きく特性がズレているのだ。どうやら、高周波回路特有の空間結合による干渉のようだ。 田岡は高周波回路設計に長けているが、ここまでの干渉は想定していなかった。折角できたレイアウトも大きく見直しが必要になる。 「このままでは約束した納期に間に合いそうにない。。。」と考えた田岡は、応援人員を集めることにした。 集められたのは、無線機の設計に長けた大谷(仮名)、三次元電磁界シミュレーションに長けた野口(仮名)、基板レイアウトに長けた水戸(仮名)の3名だ。 大谷が経験則に基づいて回路ブロックの再配置を提案し、それに合わせて水戸が配線技術を駆使して所望サイズのレイアウトを行う。更に、野口が三次元電磁界シミュレーションを行い、問題の有無を確認する。 このプロセスを何度も繰り返して、遂にレイアウトを完成させた。しかも、田岡が一人でやった場合の想定時間に比べて、3分の1の時間でだ。 結果的に、納期よりも1週間遅れとはなったが、A社からは感謝の言葉をいただくことができた。 「この案件を自社で対応するには、人的リソースも時間も足りないので、この期間での完成は不可能であった。それに、今回のように高周波の様々な開発案件を依頼できる会社は他になく貴重な存在なので、今後ともよろしくお願いしたい!」 田岡らWTIメンバーは「このような言葉をいただけるからこそ、この仕事は面白いんだよな」と達成感に包まれた。 と同時に、「でも、WTIがやり遂げられなかったら、お客様の開発プロジェクト自体が無くなってしまうのは、責任が重大だ。。。」という重圧も改めて感じたのである。 「さぁ、次はどのお客様のお困りごとを解決してみようかな?!」 田岡らWTIメンバーは気持ちをさらに引き締め、今日もお客様の開発を支援し続けている。 サイト内リンク ■高周波・無線関連その他サービスご紹介 高周波・無線 設計受託(親ページ) 続きを読む →
なぜ通信に光を使うのでしょうか? 2018年9月18日2018年9月14日 みなさん、こんにちは。光デバイス課の佐々木です。 現在、光通信に関する業務を担当しています。 突然ですが、なぜ通信に光を使うのでしょうか??? 光の速度は約300,000,000m/s!とにかく速いです。 続きを読む → WTIブログ, 光通信・デバイス
『高周波マッチング工房』はじめました! ~高周波の職人技を提供~ 2018年9月11日2018年9月10日 みなさん、こんにちは。 株式会社 Wave Technology 高周波設計第二課の大塚です。 新サービス開始しました! その名も『高周波マッチング工房』。 (拍手ありがとうございます!?) 続きを読む → WTIブログ, 高周波・無線
鎖骨骨折で入院!?会社の制度に救われました 2018年9月4日2019年7月31日 こんにちは、パワー設計課パワー設計第二ユニットの長岡(30代の中堅社員)です。 今回が初めての登場になります。どうぞよろしくお願いします。 まだまだ残暑厳しい季節ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 続きを読む → WTIブログ, 社内制度, 電源・パワエレ
EOL(生産中止部品)対応 インサイドストーリー 2018年8月31日2019年8月6日 WTIブログでも、時折触れてきています、EOL(生産中止部品)対応ですが、先月、インサイドストーリーをアップしました。 当社で実際に経験したEOL(生産中止部品)対応の再設計案件の話がストーリー形式で書いてあるんです。 ちょっとだけ内容を紹介させていただきますね。詳しくは上記リンクを是非ご覧ください。 続きを読む → 採用, 生産中止・EOL, 社長ブログ
2018年度 1DAYインターンシップ実施中♪ 2018年8月28日2023年5月31日 こんにちは。 WTI 構造技術課の大野です。このブログでは約1年ぶりの登場となります。 (前回の記事: https://www.wti.jp/contents/blog/blog171031.htm) 昨年度に引き続き、今年度も「シミュレーション技術を体験する1DAYインターンシップ」への学生の受入を行っています。多くの方にお申し込みいただき、嬉しく思っています。 今回も1日限定ですが、技術者の仕事について、少しでも理解を深めてもらうことを目的に実施しています。 内容は昨年度から大きく変えていませんが、より充実した時間となるよう、少し変化を入れてみました。 続きを読む → WTIブログ, シミュレーション, 採用, 教育
カスタム計測とインターフェイス回路!? 2018年8月21日2021年5月25日 みなさんこんにちは。WTI 応用機器設計第二部 部長の矢野です。 今回は、私の部のカスタム技術課で取り組んでいる、計測を便利にする“インターフェイス回路”の活用について紹介したいと思います。 弊社では、お客様の開発設計を促進する目的で、“カスタム計測”をキーワードとしたサービスの提供しております。 (当社のカスタム計測システム・受託評価はコチラ) 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング, 回路設計