みなさん、こんにちは。光デバイス課の佐々木です。
現在、光通信に関する業務を担当しています。
突然ですが、なぜ通信に光を使うのでしょうか???
光の速度は約300,000,000m/s!とにかく速いです。
光以外で速いものの代表といえば以下になります。
音の速度は約331m/s
旅客機の速度は約278m/s
圧倒的に光が速いですね。
ここまで読んでいただいた方は、なるほど速いから光を使うのかと思われたと思います。私も最初は速いから光を使うと思っていた一人ですが、速いから光を使うわけではないのです。
光を使うのは一度にたくさんの情報を送ることができるからなのです。
電気通信では10G(100億)bit/sの情報量ですが、光では1T(1兆)bit/sの情報量です。
なんと100倍も情報が多く送れるのです!!
光通信が電気通信と比較して多くの情報が送れる理由はいくつかあるのですが、その1つに1本の線路でより多くの情報を送ることができる、というのがあります。これは、光が電気と比べて異なる波長の干渉を受けにくいという特徴があるからです。
同じ荷物(情報)を積んだトラックが1台しか走れない車線と、複数台走れる車線があるとイメージしてもらうと分かりやすいと思います。そりゃ複数台走れる車線の方が荷物(情報)の量が多くなりますよね!!
電気通信の場合
光通信の場合
WTIでは評価・解析用治具の設計製作や専用工具の製作、効率的な評価設備(例えば自動評価系など)の提案、構築なども実施しています。
お困りごとがございましたら、ぜひともWTIまでお問合せいただければと思います。
【関連リンク】
- 光通信と光電変換素子についてご紹介します!
- 光デバイスの特性を測定するには精密な組立技術が必要なんです!
- レーザは様々な分野で利用されている!!
- 仕事以外の楽しみも重要!
- キャリア0のキャリア入社社員が語るWTIの印象
WTIメールマガジンの配信(無料)
WTIエンジニアが携わる技術内容や日々の業務に関わる情報などを毎週お届けしているブログ記事は、メールマガジンでも購読できます。ブログのサンプル記事はこちら
WTIメールマガジンの登録・メールアドレス変更・配信停止はこちら