自家中毒ノイズによって受信感度が劣化していませんか? 2025年10月20日2025年11月5日 みなさん、こんにちは通信機器設計課の小川です。 昨今では、IoT通信用のLTEモジュールやWi-Fi、Bluetoothモジュールなどが普及しており、簡単に無線機能を搭載できるようになっていることから、無線機能を搭載した製品が多数開発されていると思います。しかしながら、通信機能が確立された市販の無線モジュールを搭載して開発した製品でも、無線通信が安定しない、想定よりも通信可能距離が短いなどでお困りではないでしょうか? まず、真っ先にアンテナ性能が出ていないことを疑われると思いますが、アンテナ性能が悪いとは限らず自家中毒ノイズによる受信感度劣化が原因かもしれません。今回は自家中毒ノイズによる受信感度劣化についてお話しします。 続きを読む → WTIブログ
電源回路の電気的特性や性能確認、評価方法について 2025年10月20日2025年11月5日 電源回路の評価について はじめまして。こんにちは、電源設計課の安田です。 電源課に配属されてから3年目になりますが、今回はこれまでの私の仕事についてお話しします。2年目の私の主な業務は、お客様から依頼いただいた電源回路の評価業務でした。(将来は設計業務もこなしていきたいので現在は電源回路について勉強中です!) 電源回路の評価の項目は多岐にわたりますが、WTIでは依頼内容に臨機応変に対応しています。私にはまだ難しいですが、先輩方は単純に評価するだけでなく、評価結果に懸念点があれば改善案をお客様に提案することもあります。経験を積んで私もできるようになりたいです! 今回は私が今まで行ってきた電源回路の評価内容の一部を紹介します。 続きを読む → WTIブログ
新入社員向け高周波回路講座の内容の一部紹介 2025年10月20日2025年11月5日 みなさん こんにちは。技術教育センターの河野です。 今回のブログは新入社員向けに実施している講座の中で高周波回路講座の中身を少しだけ紹介したいと思います。 当社では、4月に入社した新入社員は1年間、Off-JT(Off the Job Training)として技術教育センターが主催する講座を受講していただきます。その講座の中に電磁気高周波回路講座というものがあります。前半は電磁気学、後半が高周波回路に関する内容となっており、小生はその後半部分の講師を担当しています。以前、ずいぶん前ですがスミスチャートに関連したブログを連続もので紹介させていただいていました。 (ブログ・スミスチャートとは? ~きちんと知ると便利です~) 高周波とはなんだ?と思われる方も大勢いらっしゃると思います。当社に入社される社員においても例外ではなく、高周波とは何?と頭の中で“?”がグルグル回っている新入社員もいることでしょう。そういった疑問を少しずつ紐解きながら基本的な内容から学習します。 続きを読む → WTIブログ
大型防水試験用水槽(IPX7)設備の導入 2024年7月11日2024年7月12日 みなさん、こんにちはWTI構造設計課の木谷です。 防水試験・設計について、多くのお問い合わせをいただいている中で最近は大型筐体の防水試験(IPX7)に関するものが増えてきました。 そこでご要望に応えるために大型水槽を導入しました。 防水試験IPX7(大型筐体対応)の水槽 水槽サイズは外径: W2000 x D1800 x H1600(mm)となっており、大型筐体の防水試験(IPX7)が可能です。 続きを読む → WTIブログ, 機構・筐体, 評価・試験
RFパワーアンプの温度特性に注意! 2024年6月18日 こんにちは。通信機器設計課の日下部です。 最近、お客様から量産品で使用している部品のEOL※1が多数発生し、簡単に代替品が見つからない部品もあり、お困りとのお話をよくお伺いします。 私が担当している無線機のRFパワーアンプEOL対応業務では、現行のRFパワーアンプから型番もメーカーも異なるデバイスを代替品として使用することがあります。そのため、同じ周波数帯域で類似した利得を持つデバイスを選定したとしても、その他の特性が大きく異なるということがよくあります。 続きを読む → EOL・ディスコン, WTIブログ, 高周波・無線
微小電流評価サービスを開始しました!規格に準拠したHTRBにも対応 2024年6月4日2024年6月4日 こんにちは。第二技術部 カスタム技術課の井上です。 このたび、WTIでは微小電流評価サービスを開始しました。本サービスは半導体、電子部品、絶縁材料のリーク電流測定など、µA以下の電流測定に対応した受託評価サービスとなります。また、微小なリーク電流測定が要求される、車載向け電子部品の信頼性試験規格(AEC-Q101、AQG-324)に準拠した試験サービスにも対応します。 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング, 評価・試験