Wave Technology(WTI)-ウェーブ・テクノロジ

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

電磁気は苦手? ガウスの定理は、こんな風に理解してみよう

株式会社Wave Technologyの社長 石川高英です。

「電磁気学は苦手」と感じている人はおられませんか?

理系であれば高校の物理でも初歩レベルを学習しますし、大学で電磁気の授業を受けた人も少なからずおられるはずですが、電磁気を苦手と感じている人は少なくないようです。

続きを読む

絶縁と電源設計

電源設計課の道津です。

今回は電源設計における「絶縁」の基本的な話をしたいと思います。

電源設計において、絶縁は主に機器の安全性の確保やノイズによる誤動作の防止のために用いられ、電源を使用する機器の安全性・信頼性にかかわる重要な要素となります。

絶縁にはいくつかの種類があり、それらは機能絶縁、基礎絶縁、付加絶縁、二重絶縁、強化絶縁と呼ばれています(下表参照)。

続きを読む

カスタム計測サービスのご紹介【微小電流検出編】

こんにちは。WTI 第二技術部 カスタム技術課の白濱です。

カスタム計測サービスとは、お客様の研究開発環境で求められる機能を、オーダー・メイドの『カスタム計測システム』という形でご提供するサービスです。

「でもオーダー・メイドなんて敷居が高そう・・・」なんて思っている方はいませんか?
WTIでは、パートナー企業と協力し、既存設備と組み合わせることで比較的容易にシステムを構築することが可能です!

続きを読む

やっぱりあった! EMCノイズ対策のコツ ~知ってるのと知らないのでは大違い~ その7

やっぱりあった! EMCノイズ対策のコツ ~知ってるのと知らないのでは大違い~ その6に続いて、EMCノイズ対策のコツのお話です。

EMC雑音の出どころを調べるためには、#004 EMI対策 ~ノイズ源を突き止めるには、周波数の把握、そして解析ツール~ に解説がありますように、電波暗室中で電磁波可視化システム(⇒ http://www.wti.jp/contents/emi-02.htm)を使ってノイズ放射を捉え、その後スペアナで周波数を把握します。

続きを読む

市販/外注アンテナの性能が出にくいのはなぜ?

みなさん、こんにちは。
株式会社 Wave Technology 第一技術部システム設計課の竹内です。

今回のテーマは・・・、
市販/外注アンテナの性能が出にくいのはなぜ?
です。

自社設計した基板に市販品もしくは外注設計したアンテナを実装したが、アンテナのデータシートどおりに共振周波数やアンテナ利得を得られなかったという経験はありませんか?
何故、そういった事が起こるかをお話ししたいと思います。

続きを読む

半導体の部品調達難が続く中、「別アプローチ」の相談も承っております

最近の報道によれば、半導体製品の需給がひっ迫し手に入りにくい状況となっていることで、クルマの製造に大きな支障をきたしています。

昨年、新型コロナウイルスの影響で、世界中のクルマの製造・販売が低下した後、夏以降に急速に需要が回復し、これに対応すべく世界の自動車メーカーは一気に生産数を引き上げてきました。
しかし、半導体生産量の方が急激なクルマの生産上昇ペースに追いつけないことが需給バランスの崩れの大きな原因となっているようです。

続きを読む

電源の制御回路設計に必要な伝達関数

こんにちは。電源設計課の久保です。第2回目の投稿となります。

立派なエンジニアを目指して、引き続き電源設計の技術習得に奮闘しています。前回のブログでは、勉強中だった位相補償に関するお話をさせていただきました。難しい内容でしたので、わかりづらい箇所もあったかと思いますが、その後更新された「位相補償が解れば電源の発振なんて怖くない」も併せて見ていただくと、位相とゲインが電源回路の安定動作に必要であることがより詳しく理解いただけるのではないかと思います。

続きを読む

スイッチを使うと自動計測の幅が広がります♪

こんにちは。第二技術部 カスタム技術課の傳田(でんだ)です。
私からは、自動計測に関連することについてお話しさせていただきます。

今回のテーマは“自動計測の多チャンネル化”です。

“多チャンネル化”とは、もともと1チャンネルしかないような計測器にスイッチ回路(マルチプレクサとよばれます)を接続することで、一度のトリガで複数のポイントを測定できるようにすることです。

続きを読む

地球温暖化対策とインバータの関係

地球温暖化対策として、CO2の排出量を削減していくことが重要であることは言を待ちませんが、国内では約4割を占めるCO2の最大の排出源である電力部門の低炭素化が最も重要な対策の一つと言われています。

この電力部門の低炭素化については、いかにしてCO2排出量を下げながら電力を供給するのかということと、いかに消費電力量を低減していくかということが重要な課題です。

続きを読む

 © 2005 Wave Technology Inc.