Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

IoT機器に使うOSの選び方は?

みなさんこんにちは。
営業課の伊庭と申します。

IoTという言葉を頻繁に耳にするようになってから、随分時間が経ったように思いますが、改めて周りを見渡すと、当たり前のようにその関連技術が様々な分野で取り入れられています。

※(今更ですが)IoTとは…様々なモノをネットワークを通じてクラウドサービスへ接続し相互でデータのやり取りを行う事です。

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紛争鉱物調査代行サービス

紛争鉱物調査代行サービス

紛争鉱物調査代行サービス

紛争鉱物調査は、環境負荷物質調査と同様に日本企業の間で浸透しつつあります。日本ではまだ紛争鉱物に関する規制は存在しませんが、企業のデュー・ディリジェンス(企業などに要求される当然に実施すべき注意義務および努力のこと)が高まる中、紛争鉱物調査を製品の要求事項として求める企業が増えております。

そのような中で、お客様の声として次のようなお困りごとをよくお聞きします。

  • 紛争鉱物調査の調査依頼を受けたがどうしてよいかわからない。
  • 紛争鉱物調査の業務負荷が本務の妨げになっている。
  • 紛争鉱物調査の頻度が増えたため、処理しきれず回答が遅延している。
  • 仕入先に調査依頼をしたが、なかなかデータが出てこない。
  • 部品のCMRTやEMRTから、製品のCMRT、EMRTを作成したいが、方法が分からない。

紛争鉱物調査でお困りの際は、是非WTI にご相談ください。
お困りごとを専門のスタッフが直接お聞きして解決策をご提案いたします。

 

紛争鉱物調査とは

紛争鉱物とは、次の4種の鉱物になります。それぞれ鉱物の頭文字から3TGとも呼ばれています。

Tantalum(タンタル)、Tin(錫)、 Tungsten(タングステン)、 Gold(金)

この3TGの原産地であるアフリカのコンゴ民主共和国では長きにわたり紛争が続いています。3TGにおいては、この紛争の当事者である武装勢力の資金源となるリスクが懸念されています。鉱物を購入することで、武装勢力に資金を供給することになります。

この流れを断ち切ることを目的に、2010年 米国金融規制改革法(ドッド=フランク法)で、紛争鉱物の規制が法制化されました。これを機に紛争鉱物調査は世界中に広がりました。

紛争鉱物調査とは、自社の製品に3TGが含有しているか否か、また含有している場合はその原産地まで遡り、リスクの有無を把握することをいいます。

調査は、CMRT(Conflict Minerals Reporting Template)という統一フォームを使用して行います。
CMRTはExcel形式のファイルで複数のシートから構成されていますが「Declaration」というシートには調査対象鉱物(タンタル、スズ、タングステン、⾦)の使用状況に対する質問が記載されています。

CMRT(Declaration)のイメージ
CMRT(Declaration)のイメージ

また、更にCMRTでは、「Declaration」の質問で一部「Yes」と回答した場合(即ち、製品に対象鉱物のいずれかが含有している場合)、「Smelter List」に原材料を製錬した製錬所(Smelter)名を入力するルールになっています。

CMRT(Smelter List)のイメージ
CMRT(Smelter 続きを読む

環境負荷物質の成分分析サービス

環境負荷物質の成分分析サービス

環境負荷物質の成分分析サービス

Wave Technology(WTI)は、ご依頼内容に基づき製品に含有する環境負荷物質の成分分析サービスを提供いたします。

製品の環境負荷物質調査は、一般的には製品を構成する部品や材料の仕入れ先様に対して環境負荷物質の含有情報を問い合わせて行います。

しかし、仕入れ先様が不明で問合せができない、仕入れ先様から情報が得られないなど、お困りのお客様から相談をうけることがございます。

このような場合に対応するため、この度、成分分析を専門とする外部の企業様との連携により、成分分析による管理負荷物質の含有確認を行う体制を整えております。

 

製品含有化学物質の成分分析サービス

1.法規や規則に対応した成分分析調査

RoHS、REACH(SVHC)、TSCA(PBT 5物質)の他、化審法やPOPs条約で使用が制限されている有機フッ素化合物分析PFAS類(PFOS、PFOA)等の分析調査に対応いたします。

その他にも包装材料への「鉱物油飽和炭化水素(MOSH)」および「鉱物油系芳香族炭化水素(MOAH)」利用禁止としたフランスの法律に対する分析など、様々な業界の法規や規則にも対応しておりますので、お困りの際は、是非ご相談下さい。製品含有化学物質の成分分析サービス

2.お客様ご指定物質の成分分析調査

お客様ご指定の物質の含有調査や大手企業様のグリーン調達基準に対する成分調査などについても、対応をご提案させていただきます。

3.WTIで成分分析を行うメリット

WTIでは仕入れ先様への調査依頼から製品のchemSHERPAやIMDS作成までの業務代行を行っております。仕入れ先様へ調査で回答を得られない部品対応に成分調査を活用いただくことで、全ての部品を対象とした成分情報を網羅したchemSHERPAやIMDSまで一貫したご対応が可能となります。

環境負荷物質の成分分析を行います。RoHSやREACH(SVHC)、TSCA、POPs、PFAS(PFOS・PFOA)他、法規対応の成分分析も行います。

4.成分分析の流れ

お客様のご依頼内容を確認し分析費用のお見積りを作成いたします。分析用サンプルをご提供いただきましたら、分析のためにサンプルの分解と成分分析を行い、分析結果報告書をご提出いたします。

成分分析の流れ

 

【関連リンク】

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WTIの技術、設備、設計/開発会社の使い方、採用関連など、幅広い内容を動画で解説しています。

オンデマンド講座の年度末割引キャンペーン実施中!

みなさん こんにちは。テクノシェルパ技術コンサルタントの河野です。

多くのお客様が年度末を迎え、いろいろ慌ただしい日々をお過ごしのことと推察いたします。この度、年度末の残予算を有効にご活用いただきたいとの思いで、当社が保有するオンデマンド講座の割引キャンペーンを開催しています。

(当社のオンデマンド講座の案内はこちら)

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放射温度計測定の落とし穴

みなさん、こんにちは。第一技術部 構造設計課の中村です。

私はCAE解析の中の熱流体解析を担当しており、電子機器における熱課題の抽出や、解決策の検討・提案などを主な業務としています。今回は放射温度計を用いた温度測定の落とし穴について説明します。

各技術へのリンク

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AEC準拠試験に「計測評価プラットフォーム」を活用♪

こんにちは。WTI 第二技術部 カスタム技術課の白濱です。

今回はAEC(※)準拠試験のひとつである、SSOP試験についてご紹介します。

SSOPとは、Steady State Operatingの略で定常動作という意味です。つまり一定の状態で動作させる試験ということになります。これは電気及び温度ストレスによる耐性を評価するための試験になります。

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IoT向け電子基板評価

IoT向け電子基板評価

各種センサデータやGNSS位置情報などを取り込み、有線、無線通信でネットワークに送信するIoT向け電子基板の開発・設計の実績があります。
また、設計だけでなく、GNSS受信感度の評価、有線通信規格のコンプライアンス試験(USB2.0, USB3.0, 100BASE-TX)や、無線通信規格の品質試験(Wi-Fi, Bluetooth, LTE)にも対応いたします。

IoT向け電子基板評価

 

主な評価対応例

項目 規格 対応項目 備考
GNSS - 受信感度 L1
無線通信 WiFi 送信電力、受信感度 2.4 GHz帯、5 GHz帯
Bluetooth 送信電力、受信感度 BR、LE
LTE 送信電力、受信感度 Cat4
有線通信 USB USB2.0コンプライアンス試験 USB3.0にも対応
Ethernet 100BASE-TXコンプライアンス試験 1000BASE-Tにも対応

 

USB3.0 コンプライアンス試験  続きを読む

オペアンプをコンパレータとして使えないか?

みなさんこんにちは。電源設計課の合田です。

今回はオペアンプのちょっとイレギュラーな使い方についてお話しします。使い方に注意は要りますが、使い方次第では部品点数を節約できることがあります。

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イーサネット(Ethernet)について

みなさんこんにちは。システム設計課の米谷です。

イーサネットとは、主に建物内でパソコンや電子機器をケーブルで繋いで通信する有線LANの標準規格の一つで、最も普及している規格です。今回はこのイーサネットについてお話させていただきます。

(当社の電気設計受託サービスサブスクエンジニアリングサービスはこちら)

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紛争鉱物調査の代行サービスについて

みなさんこんにちは。営業課の塩谷です。

今回で第三弾となりますが、紛争鉱物調査に関するブログを執筆させていただきます。

これまで、2021年5月に「紛争鉱物調査とは」、2022年8月に「紛争鉱物調査とは ~その2~」をアップしております。
紛争鉱物調査とは」では、調査対象鉱物、調査が始まった経緯や目的、実際の調査方法などについて解説しました。
また、第二弾としてアップした、「紛争鉱物調査とは ~その2~」では、昨今の状況として、調査対象鉱物、対象となる国・地域が拡大していることにフォーカスをあててお話ししました。

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