Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

周波数逓倍器の設計手法とは

皆さん、こんにちは。システム設計課の岡田です。

これまでのブログでは、高周波アンプの設計に関して色々と紹介してきました。
高周波アンプについて紹介したいことはまだまだあるのですが、今回は周波数逓倍器の設計についてお話しさせていただきます。

(当社の高周波・無線 設計受託サービスはこちら)

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「パワー半導体」の信頼性試験について

みなさんこんにちは。
第二技術部の中松です。

パワー半導体(パワーデバイスやパワーモジュール)の信頼性試験について少しお話をしたいと思います。

パワー半導体の信頼性試験には、
 環境試験としては、温度サイクル試験などが、
 耐久試験としては、パワーサイクル試験、高温ゲートバイアス試験、高温逆バイアス試験など
があります。

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ちょっとニッチだけど、とても便利! 導通抵抗モニタリングシステム~設計評価や信頼性評価の効率化・省力化にご活用いただいています!~

みなさんこんにちは。WTIの森です。

本日は、当社オリジナルの測定器『導通抵抗モニタリングシステム』のご紹介をさせていただきます。

 

(1)導通抵抗モニタリングシステムとは

『導通抵抗モニタリングシステム』は、半導体パッケージやコネクタなどの電子部品や電子部品の材料の導通信頼性を、リアルタイムかつ自動でモニタリングすることができます。

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新入社員の4月集合研修とはどんなの?

みなさんこんにちは。技術教育センターの前川繁登です。

当センターは新入社員の技術研修も担当していまして、本年度も6名の新入社員が入社し、4月は元気に集合研修を受けました。今回はその研修の様子をご紹介したいと思います。

(WTIの新卒採用ページはこちら)

このブログでは、当社メインキャラクターの「なみりん」(当社へ入社志望の女の子)と、イッくんとのインタビュー形式でお送りします。(イッくんは筆者のニックネームです(イクセイ))

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日経クロステック(5月8日号)に当社が担当したUSB充電器の調査記事が掲載されました!

5月8日の日経クロステック『気になるアレの「中身」に迫る!クロステック調査部』に、当社が調査を担当したGaNパワー半導体を搭載したUSB充電器の記事が、掲載されました。

今回の記事掲載にあたり、当社は、窒化ガリウム(GaN)パワー半導体を搭載した4台のUSB充電器(いずれも海外メーカー製)の内部構造の調査と充電器の性能評価を担当させていただきました。

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サーミスタと温度検出回路について

みなさんこんにちは、電源設計課の藤田です。
今回は、サーミスタと温度検出回路についてお話します。

【関連リンク】

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基板製造装置の進化がすごい!工場見学に行ってわかったこと

みなさん こんにちは!第一技術部 システム設計課の稲岡です。

お客様から「今後の製品開発に役立てるため、基板の製造技術を学びたい!」とのご要望があり、当社とお付き合いのある基板製造メーカーの工場見学に同行しましたので、今回、紹介したいと思います。(当社の基板レイアウト設計受託サービスや半導体ベアチップを用いた基板設計/試作サービスの紹介はコチラ

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IoT機器に使うOSの選び方は?

みなさんこんにちは。
営業課の伊庭と申します。

IoTという言葉を頻繁に耳にするようになってから、随分時間が経ったように思いますが、改めて周りを見渡すと、当たり前のようにその関連技術が様々な分野で取り入れられています。

※(今更ですが)IoTとは…様々なモノをネットワークを通じてクラウドサービスへ接続し相互でデータのやり取りを行う事です。

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紛争鉱物調査代行サービス

紛争鉱物調査代行サービス

紛争鉱物調査代行サービス

紛争鉱物調査は、環境負荷物質調査と同様に日本企業の間で浸透しつつあります。日本ではまだ紛争鉱物に関する規制は存在しませんが、企業のデュー・ディリジェンス(企業などに要求される当然に実施すべき注意義務および努力のこと)が高まる中、紛争鉱物調査を製品の要求事項として求める企業が増えております。

そのような中で、お客様の声として次のようなお困りごとをよくお聞きします。

  • 紛争鉱物調査の調査依頼を受けたがどうしてよいかわからない。
  • 紛争鉱物調査の業務負荷が本務の妨げになっている。
  • 紛争鉱物調査の頻度が増えたため、処理しきれず回答が遅延している。
  • 仕入先に調査依頼をしたが、なかなかデータが出てこない。
  • 部品のCMRTやEMRTから、製品のCMRT、EMRTを作成したいが、方法が分からない。

紛争鉱物調査でお困りの際は、是非WTI にご相談ください。
お困りごとを専門のスタッフが直接お聞きして解決策をご提案いたします。

 

紛争鉱物調査とは

紛争鉱物とは、次の4種の鉱物になります。それぞれ鉱物の頭文字から3TGとも呼ばれています。

Tantalum(タンタル)、Tin(錫)、 Tungsten(タングステン)、 Gold(金)

この3TGの原産地であるアフリカのコンゴ民主共和国では長きにわたり紛争が続いています。3TGにおいては、この紛争の当事者である武装勢力の資金源となるリスクが懸念されています。鉱物を購入することで、武装勢力に資金を供給することになります。

この流れを断ち切ることを目的に、2010年 米国金融規制改革法(ドッド=フランク法)で、紛争鉱物の規制が法制化されました。これを機に紛争鉱物調査は世界中に広がりました。

紛争鉱物調査とは、自社の製品に3TGが含有しているか否か、また含有している場合はその原産地まで遡り、リスクの有無を把握することをいいます。

調査は、CMRT(Conflict Minerals Reporting Template)という統一フォームを使用して行います。
CMRTはExcel形式のファイルで複数のシートから構成されていますが「Declaration」というシートには調査対象鉱物(タンタル、スズ、タングステン、⾦)の使用状況に対する質問が記載されています。

CMRT(Declaration)のイメージ
CMRT(Declaration)のイメージ

また、更にCMRTでは、「Declaration」の質問で一部「Yes」と回答した場合(即ち、製品に対象鉱物のいずれかが含有している場合)、「Smelter List」に原材料を製錬した製錬所(Smelter)名を入力するルールになっています。

CMRT(Smelter List)のイメージ
CMRT(Smelter 続きを読む

環境負荷物質の成分分析サービス

環境負荷物質の成分分析サービス

環境負荷物質の成分分析サービス

Wave Technology(WTI)は、ご依頼内容に基づき製品に含有する環境負荷物質の成分分析サービスを提供いたします。

製品の環境負荷物質調査は、一般的には製品を構成する部品や材料の仕入れ先様に対して環境負荷物質の含有情報を問い合わせて行います。

しかし、仕入れ先様が不明で問合せができない、仕入れ先様から情報が得られないなど、お困りのお客様から相談をうけることがございます。

このような場合に対応するため、この度、成分分析を専門とする外部の企業様との連携により、成分分析による管理負荷物質の含有確認を行う体制を整えております。

 

製品含有化学物質の成分分析サービス

1.法規や規則に対応した成分分析調査

RoHS、REACH(SVHC)、TSCA(PBT 5物質)の他、化審法やPOPs条約で使用が制限されている有機フッ素化合物分析PFAS類(PFOS、PFOA)等の分析調査に対応いたします。

その他にも包装材料への「鉱物油飽和炭化水素(MOSH)」および「鉱物油系芳香族炭化水素(MOAH)」利用禁止としたフランスの法律に対する分析など、様々な業界の法規や規則にも対応しておりますので、お困りの際は、是非ご相談下さい。製品含有化学物質の成分分析サービス

2.お客様ご指定物質の成分分析調査

お客様ご指定の物質の含有調査や大手企業様のグリーン調達基準に対する成分調査などについても、対応をご提案させていただきます。

3.WTIで成分分析を行うメリット

WTIでは仕入れ先様への調査依頼から製品のchemSHERPAやIMDS作成までの業務代行を行っております。仕入れ先様へ調査で回答を得られない部品対応に成分調査を活用いただくことで、全ての部品を対象とした成分情報を網羅したchemSHERPAやIMDSまで一貫したご対応が可能となります。

環境負荷物質の成分分析を行います。RoHSやREACH(SVHC)、TSCA、POPs、PFAS(PFOS・PFOA)他、法規対応の成分分析も行います。

4.成分分析の流れ

お客様のご依頼内容を確認し分析費用のお見積りを作成いたします。分析用サンプルをご提供いただきましたら、分析のためにサンプルの分解と成分分析を行い、分析結果報告書をご提出いたします。

成分分析の流れ

 

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