IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)の選定については、以下を考慮する必要があります。 パワートランジスタと違って、電圧駆動型の素子です。
整流に使用するダイオードの選定については、耐圧、電流容量、オン電圧、スィッチング時間を考慮する必要があります。 特にオン電圧は、導通損失に関係するため、効率を考えた選定が必要となります。
使用用途によりスイッチング素子は様々であり、ダイオード、サイリスタ、パワートランジスタをはじめ、IGBT、MOSFET等があります。 パワエレの分野においては、スイッチングによる低損失な電力変換が最も重要となります。
今回は、電流検出に関してのお話です。 電流検出と言えば、以前ご紹介したように、径路中にシャント抵抗を挿入して、各種オペアンプや計装アンプを使い、回路を構成する方が多いのではないでしょうか。
差動信号を取り扱うのに、計装アンプが便利であることをこれまで紹介させていただきましたが、1点注意点があります。 ”CMRR (同相信号除去比)”って知ってますか?差動信号を増幅する上で、重要な性能の一つになってきます。
計装アンプは、差動信号を増幅して出力しますが、出力の基準を決めるためのリファレンス端子を持ったタイプがあります。 アプリケーションの用途によっては、出力をGND基準ではなく、例えば電源電圧の1/2(1/2VCC)を基準に増幅したいような場面があります。
各種センサで得られる微小な信号を精度よく検出する場合、ノイズやGNDとの電位差等に注意を払う必要があります。 このような用途でも計装アンプは威力を発揮します。
電流検出の方法として、径路中にシャント抵抗を挿入して、I/V変換された信号をオペアンプを使って増幅する方法があります。 電流値が大きく、シャント抵抗の抵抗値が小さくなってくると(たとえば0.1Ω以下)、電流が流れる径路中の配線も抵抗として無視できなくなってきます。
ノイズ対策の中で、コモンモード、ノーマルモードと呼ばれる用語を必ず見聞きすると思います。ノイズ対策では、これらを正しく理解し対策を施していくことが大切です。
ここまでは、ノイズをグラウンドに流し込むためにパスコンを挿入すること、また、その際の留意事項を解説してきました。 ノイズは、グラウンドに流し込むという方法だけはなく、抵抗にノイズエネルギーを吸収させるという方法もあります。それには、バイパスコンデンサに直列に抵抗を接続します。

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