回路図の理想と現実 ~ 配線や部品の中も回路図なんですよね! 2020年9月30日2020年9月30日 みなさんはじめまして。カスタム技術課の三谷です。 よろしくお願いいたします。 回路図上にはコンデンサ、インダクタ、トランジスタ、ダイオード、抵抗などの電子部品が記載され、それぞれ、理想的な素子として扱われています。 しかし、現実の回路にはそれらの素子だけではなく、容量成分、誘導成分、抵抗成分などの寄生成分が存在し、様々な悪影響をもたらし、設計者の意図する動作の妨げとなります。 続きを読む → WTIブログ, 回路設計
絶縁とノイズ対策 2020年9月28日2020年9月28日 みなさんこんにちは。第一技術部の赤谷です。 電気回路では、感電などの安全上の理由や予期せぬ電流破壊を避けるため、回路を絶縁する場合があります。 私たちがよく取り扱うものとしては、LANなどの通信インターフェースや絶縁電源などがあります。絶縁部の信号や電力の伝搬にはフォトカプラやトランスを用いることが一般的です。 続きを読む → WTIブログ, 回路設計, 電波暗室・EMI
絶縁とノイズ対策 2020年9月28日2022年8月31日 みなさんこんにちは。第一技術部の赤谷です。 電気回路では、感電などの安全上の理由や予期せぬ電流破壊を避けるため、回路を絶縁する場合があります。 私たちがよく取り扱うものとしては、LANなどの通信インターフェースや絶縁電源などがあります。絶縁部の信号や電力の伝搬にはフォトカプラやトランスを用いることが一般的です。 続きを読む → テクノシェルパ, 技術コンサル
やっぱりあった! EMCノイズ対策のコツ ~知ってるのと知らないのでは大違い~ その3 2020年9月24日 前回(やっぱりあった! EMCノイズ対策のコツ ~知ってるのと知らないのでは大違い~ その2)に続いて、EMCノイズ対策のコツのお話です。 EMIノイズ対策はやみくもにあれこれ試しても、時間が掛かって効率がよくないものであることを多くの技術者が体験しています。 そこで一計を案じて、回路シミュレーションでEMIノイズの原因を見つけ出して対策の指針にしようと考えることがあります。 現状の回路を正確にシミュレータに入力して計算させようということですね。 続きを読む → 社長ブログ, 電波暗室・EMI
EOL(生産中止品)対応の代替品調査・再設計・検証が、「外注」できるって本当ですか?! 2020年9月18日 株式会社Wave Technology(WTI)の社長 石川高英です。 「EOL(生産中止品)対応って自社で行うしかない」なんて、もしかして思っておられませんか? 当社は相当以前からEOL(生産中止品)対応サービスを提供していますし (~「ハード」な課題を「ソフト」な発想で解決~ EOL対応)、日頃たくさんのお問い合わせをいただきますので、EOL対応を設計会社に外注することは当たり前のことだとつい思ってしまっているようです。 続きを読む → 生産中止・EOL, 社長ブログ
BOMリストだけのリバースエンジニアリングでも回路設計の会社に依頼がオススメです! 2020年9月18日2020年9月18日 Wave Technology技術統括の森です。こんにちは。 製品のティアダウンをしてBOM(Bill Of Materials:部品表)にする業務を外部に依頼される場合に、 「搭載部品調査だけだから回路の知識は不要だ。回路設計の会社に依頼する必要はない」 ・・・なんて思っておられませんか? 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング, シミュレーション, 回路設計
位相補償が解れば電源の発振なんて怖くない 2020年9月17日2021年3月5日 みなさんこんにちは。第一技術部の赤谷です。 昨日に続きWTIブログ連投です。どうぞよろしくお願いします。 電源の評価をしていると、低温で出力が発振してしまった!という経験があると思います。 その時、原因として 続きを読む → WTIブログ, 回路設計, 電源・パワエレ
電源回路の安定動作のための位相補償 2020年9月8日2021年5月25日 初めまして、入社4年目になりました電源設計課の久保です。 主に電源の性能評価業務を担当しながら、設計業務に必要となる様々な知識の習得に努めています。 WTIでは社内講座に力を入れており、既存の講座だけでなく、自分が興味や関心を持っていることについて、参加者を募って勉強会を開くこともできます。今回は私が主催している勉強会で、直近に題材として挙げられた位相補償に関係する話をお話しさせていただきます。 「位相補償が解れば電源の発振なんて怖くない」も併せて見ていただくと、位相とゲインが電源回路の安定動作に必要であることがより詳しく理解いただけるのではないかと思います。 続きを読む → WTIブログ, 教育, 電源・パワエレ
当社「リバースエンジニアリングPlus」でご依頼件数の多い分野は? ~自動車、パワエレ、民生、無線、半導体、などなど~ 2020年9月4日2020年9月4日 リバースエンジニアリング(テアダウン)とは、既存の製品を解体・分解して、製品の仕組みや構成部品、技術要素などを分析する手法のことを言います。 この手法により、その製品に使用されている技術を分析、調査、確認することができ、新製品の開発などに役立てることができます。 当社には、日頃たくさんのリバースエンジニアリング(テアダウン)のご依頼をいただいております。今日はご参考のため、特にどういう分野のご依頼をいただいているかをご紹介させていただきます。 続きを読む → リバースエンジニアリング, 社長ブログ
半導体部品の評価治具も設計できます! 2020年9月1日2020年9月1日 皆さま初めまして、第一技術部 光デバイス設計課の日野です。今回は当社が設計した機能性治具の取り組み事例を紹介します。 図1に示す治具基板は検討段階の模擬回路レベルのものです。治具の用途は、お客様が使用される部品の特定の特性項目について先行的に評価確認するためのものです。昨今は回路シミュレータで事前確認し、基板化すれば十分だと思います。 続きを読む → WTIブログ, 光通信・デバイス, 回路設計