微小電流測定器の検討をしてみました♪ 2021年3月8日 こんにちは。第二技術部 カスタム技術課の傳田(でんだ)です。 以前、お仕事で微小電流測定器を作成しました。微小電流測定にも様々な方法がありますが、今回使用したのは“フィードバック方式”とよばれる測定方法です。今回はこの方式の基本的な回路についてご紹介します。 (当社のカスタム計測システム・受託評価はコチラ) 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング, 評価・試験
シャント抵抗について ~高精度に抵抗値を測定したい方へ~ 2021年2月24日2021年2月26日 こんにちは、パワーデバイス設計課の中本です。 よろしくお願いします。 2021年の3月11日で東日本大震災からちょうど10年の節目を迎えますが、2月13日に大きな地震が同様の場所で発生しました。専門家のインタビューで東日本大震災の余震であるとのコメントを聞きました。防災セットやポータブル電源を備えていた方、お風呂の水を貯めた方、その他10年前の教訓を生かして行動された方も多くいたようで、被災地の方の危機管理意識の高さに感心しました。 さて本題です。前回のブログではパワー半導体の評価に使用するオシロスコープの基礎知識について書かせていただきました。今回はパワエレ分野で使うシャント抵抗について書こうと思います。 続きを読む → WTIブログ, 電源・パワエレ
スイッチを使うと自動計測の幅が広がります♪ 2021年1月28日2021年1月28日 こんにちは。第二技術部 カスタム技術課の傳田(でんだ)です。 私からは、自動計測に関連することについてお話しさせていただきます。 今回のテーマは“自動計測の多チャンネル化”です。 “多チャンネル化”とは、もともと1チャンネルしかないような計測器にスイッチ回路(マルチプレクサとよばれます)を接続することで、一度のトリガで複数のポイントを測定できるようにすることです。 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング
chemSHERPAのバージョン2.02で対応追加となるSCIPって何? 2021年1月20日2021年1月20日 みなさん、こんにちは。 技術教育センターの原田です。 製品に含まれている環境負荷物質情報を伝達するchemSHERPAのバージョンアップが2020年10月に行われました。今回の2.02へのバージョンアップで、SCIPデータベース対応が追加されました。 え?SCIPデータベースって何?どんなことをするの?と疑問がいっぱいという方も多いと思いますので、少しお話ししようと思います。 続きを読む → WTIブログ, 代行サービス
「リバースエンジニアリングPlus」でレポート売りを始めます! 2020年12月29日2021年1月6日 みなさんこんにちは。第二技術部 カスタム技術課の山本です。 2018年度にカスタム技術課に異動して、今年で3年目に突入しています。今回は、私が担当している「リバースエンジニアリングPlus」の新しい試みについての情報を、事前にお知らせします。 弊社では「お客様からのご依頼品を解析するスタイル」でリバースエンジニアリングPlus事業を展開しています。この仕事は、いろんな分野の技術に触れることができるので、技術者としての知見を広げられる面白い仕事だと感じています。 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング
電源の制御方式とLED駆動 2020年12月28日2020年12月25日 みなさんこんにちは、電源設計課の藤田です。 私は、電源の回路設計に従事しており、日々多種多様な電源を目にしています。 電源の制御方式にはいろいろなものがありますが、一般的によく目にするのは、下記2種類の電源が多いと思います。 ① 常に電圧値が一定になるように制御している定電圧電源 ② 常に電流値が一定になるように制御している定電流電源 今回は、上記②の定電流電源についてお話ししたいと思います。 続きを読む → WTIブログ, 回路設計, 電源・パワエレ
「パワー半導体」のスイッチング評価は難しい? ~その2~ 2020年12月23日2020年12月23日 みなさんこんにちは。 第二技術部の張です。 前回のブログでは、パワー半導体のスイッチング評価において、測定環境が重要であることをお話ししました。今回も前回に引き続き測定環境に関する話をさせていただきます。 パワー半導体のスイッチング評価を行う測定環境を改善するために配線を見直すことがありますが、実は測定系の回路インダクタンスの大きさが定量的にわからないと改善は難しいのです。 ということで、今回は回路インダクタンスの大きさを定量的に確認する方法についてお話しします。 続きを読む → WTIブログ, 評価・試験, 電源・パワエレ
リニアレギュレーターやDCDCコンバータなどの電源ICの中に入っている基準電圧源について 2020年12月18日2020年12月18日 みなさんこんにちは。電源設計課の合田です。 今回はリニアレギュレーターやDCDCコンバータなどの電源ICの中に入っている基準電圧源についてお話しします。 皆さんが何気なく使っているリニアレギュレーターやDCDCコンバータですが、電源を入れると当たり前のように所望の出力電圧が出てきますよね。なぜその電圧が安定して出力されるのだろう? と疑問に思ったことはないでしょうか? 続きを読む → WTIブログ, 回路設計, 電源・パワエレ
マイコンに搭載されているA/Dコンバータと入力ノイズについて 2020年12月14日2020年12月11日 みなさんこんにちは。電源設計課の合田です。 現在私は、パワーコンディショナの開発に携わっています。パワーコンディショナとは、太陽光発電などの再生可能エネルギー(自然エネルギー)を、みなさんが家庭で使っている商用の交流に変換するためインバータ装置のことです。パワーコンデショナを略してパワコンとも呼ばれています。 今回は、パワコン制御の中心となる制御基板のマイコンに搭載されているA/Dコンバータ(ADC:Analog to Digital Converter アナログ-デジタル変換器)関連の話をしたいと思います。 続きを読む → WTIブログ, 回路設計, 電源・パワエレ
データ解析は自動化で効率アップ! 2020年12月10日2020年12月10日 こんにちは。WTI 第二技術部 カスタム技術課の白濱です。 皆さんは、評価解析などで各種計測器から収集したデータをレポート化する際、どのようにしていますか?手動で根気よくデータを並べ替えたり、グラフを作成したり・・・という方も多いのではないでしょうか。 着実にコツコツと整理していく方法の場合、少量のデータなら手間は掛かりませんが、量が膨大になると、非常に時間が掛かり効率も悪いと思います。間違いがあった場合は一からやり直し・・・なんてことにもなりかねません。 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング