カスタム計測は技術とアイデア!リアルタイム制御にトライしてみました 2017年10月24日2018年6月13日 みなさんこんにちは。WTI設計第三課 課長の矢野です。 今回で5回目の登場になります。 前回、最新事例として、パワーモジュールのON/OFF通電試験をナショナルインスツルメンツ(NI)社の制御ボード(FPGA+リアルタイムOSを搭載)を用いた事例について、少し触れさせていただきました。 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング, ソフトウェア
カスタム計測はIoTを救う!?(Part 2) 2016年12月27日2018年6月13日 みなさん WTI 応用機器設計部 設計第三課の矢野です。 2回目の登場です。 前回に引き続いて、カスタム計測のお話をしますね。 WTIの「カスタム計測」は、電気的な評価だけではないんです。 続きを読む → IoT, WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング
カスタム計測はIoTを救う!? 2016年12月21日2018年6月13日 みなさん、はじめまして。 WTI 応用機器設計部 設計第三課長の矢野です。 WTIブログ初登場です。どうぞよろしくお願いします。 今日は私の担当している、カスタム計測技術のお話をします。 実はこれ、世の中で提供されている技術サービスの中でも珍しい部類ではないかと密かに思っているんです。 続きを読む → IoT, WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング
IFSM(ダイオードのせん頭サージ電流)試験及び大電流パルス通電試験のご紹介 2025年12月8日 こんにちは。第二技術部 カスタム技術課の井上です。 今回はパワーデバイスの評価試験の一つである、ダイオードのIFSM試験及び大電流パルス通電試験についてお話しようと思います。車載分野などを含むパワーエレクトロニクス分野においては、使用する半導体の耐久度・信頼性は部品選定における重要なポイントであり、それらを評価する受託試験のニーズも高まってきています。 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング
電源回路におけるコンデンサについて 2025年11月28日2025年12月1日 みなさん、初めまして。電源設計課の山口です。今回ブログを担当させていただくことになりました。 2025年の4月に中途入社して、約半年がたちました。 電源設計課の名前の通り、電源設計関連の業務を担当しており、現在は電源回路の動作・仕様検討を主におこなっております。 前職では電源設計にはほとんど関わっていなかったため、日々勉強しながら業務に取り組んでおります。 電源回路では、抵抗やコンデンサ、FETなどの半導体やコイル・トランスなどの磁性部品、リレーやヒートシンクなどの放熱部品など、使用する部品は多岐にわたります。今回は電源以外でもよく登場するコンデンサについて、基本動作や代表的な種類や特徴、電源回路における役割についてお話できればと思います。 続きを読む → WTIブログ, 電源・パワエレ
電源回路の電気的特性や性能確認、評価方法について 2025年10月20日2025年12月1日 電源回路の評価について はじめまして。こんにちは、電源設計課の安田です。 電源課に配属されてから3年目になりますが、今回はこれまでの私の仕事についてお話しします。2年目の私の主な業務は、お客様から依頼いただいた電源回路の評価業務でした。(将来は設計業務もこなしていきたいので現在は電源回路について勉強中です!) 電源回路の評価の項目は多岐にわたりますが、WTIでは依頼内容に臨機応変に対応しています。私にはまだ難しいですが、先輩方は単純に評価するだけでなく、評価結果に懸念点があれば改善案をお客様に提案することもあります。経験を積んで私もできるようになりたいです! 今回は私が今まで行ってきた電源回路の評価内容の一部を紹介します。 続きを読む → WTIブログ, 電源・パワエレ
AQG 324が4年ぶりの更新!DGS試験はどうなった 2025年7月4日2025年7月4日 こんにちは。 カスタム技術課の井手です。 2025年4月に車載向けパワーデバイス規格AQG-324の最新版が公開されました。今回は特にDGS試験を例に、最新版での変更点に関してお話しいたします。DGS試験は、パワー半導体のSiC MOSFETを対象とした信頼性試験です。SiC MOSFETは、その電力変換効率の高さからエネルギー損失の低減が期待され、近年急速に市場を拡大しています。そのようなホットな製品の規格が4年ぶりに更新されたということで、パワーデバイスの知見を広めるべく、どのように変わったかを調査してみました。 なお、AQG-324は、欧州の組織により策定された車載向けパワーデバイスの規格です。WTIでは車載向け信頼性試験規格に準拠した試験について実施できる環境の構築を進めており、その中でDGS試験の環境構築など、AQG-324規格への対応に向けても取り組んでおります。 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング, 評価・試験, 電源・パワエレ
フライバックコンバータについて 2025年6月18日 みなさん、こんにちは。第一技術部電源設計課の福本です。 今回はフライバックコンバータについて説明したいと思います。 フライバックコンバータは、DC-DCコンバータの一種で、電力を効率的に変換するための回路で、主に電源供給装置や電力変換回路に使用されます。 電力範囲としては、高電力(数百W以上)には適しておらす、主に低電力から中電力(100W以下)で使用されます。 フライバックコンバータの基本的な機能と動作について説明します。 続きを読む → WTIブログ, 電源・パワエレ
インターン(仕事体験)参加のすすめ【設計開発職@兵庫】 2025年5月30日2025年5月30日 こんにちは、採用担当 佐藤です。 大学3年生、修士1年生のみなさんは、夏休み期間を利用したインターン(仕事体験)の参加をそろそろ検討されている頃でしょうか。 どうしようか迷っている方は、志望業界や職種の絞り込みをするための貴重な経験ができますのでインターン(仕事体験)の参加を是非おすすめします。 実施方法も来社型のみではなく、Webで開催される企画もありますのでご都合に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。気になる企業や業界を深く知ることができるチャンスです! 続きを読む → WTIブログ, 採用
AC-BTI (GSS/DGS) 試験とは? 2025年2月28日2025年2月28日 こんにちは。カスタム技術課の川原です。 自動計測システムや受託評価サービス向けの環境構築、社内向けのツール開発など様々な領域の技術を担当しています。 近年、自動車の電動化をはじめ、産業機器、太陽光発電システム、電源機器など、様々な分野でSiCパワーデバイスの採用が急速に広がっています。SiCパワーデバイスは高速スイッチングや高温動作が可能で、低損失・高効率な電力変換を実現できるという大きな利点を持っています。一方で、従来のSiデバイスと比較して、ゲート酸化膜界面の品質に課題があり、熱的/電気的なストレスによって特性(主にゲートの閾値電圧VGSth)が変動することが知られています。弊社ではこのような課題に対する試験の一つとしてAC-BTI試験の受託サービス提供に向けた試験環境の構築をしております。 弊社環境では JEITA/JEDEC/ECPE の規格に準拠した試験の他に、高温環境での試験にも対応します。 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング