みなさんこんにちは。WTI設計第三課 課長の矢野です。
今回で5回目の登場になります。
前回、最新事例として、パワーモジュールのON/OFF通電試験をナショナルインスツルメンツ(NI)社の制御ボード(FPGA+リアルタイムOSを搭載)を用いた事例について、少し触れさせていただきました。
この事例では、パワーモジュールが直列で複数接続されている状態で、印加電力をリアルタイムで高速に同時制御しつつ、各信号波形を記録し続ける必要がありました。
制御環境を構築するにあたって、具体的には次のような課題がありました。
- 並列実行
- 高速処理
- デジタルフィードバック(アナログではなく、高速で演算しながらフィードバック)
- 長期間連続稼働
- 大量のデータ取得
- PCレス動作(ボード単体で制御、データ集録、表示等を行う)
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| 制御基板(上段が今回採用したsbRIO) | ドライバ基板 |
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| 通電試験環境例 | |
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