みなさんこんにちは。WTI設計第三課長の矢野です。
今日は、最近問合せが増えている“リバースエンジニアリング”についてお話します。
みなさんは、リバースエンジニアリングって聞いたことありますか?私も何年か前までは知らなかった一人だったんですよね。あの時知っていれば、もっといい設計が、もっと早くできたんだろうな~。なんて思ったりします。そんなこと言われても、リバースエンジニアリングって何?どんなことができるの?って思いますよね!今日は、是非みなさんに知ってほしい!と思い、お話しすることにしました。
リバースエンジニアリングっていうのは、世の中にある製品や開発品、試作品を解析して、最終的に回路図まで起こす一連の技術アプローチなんです。なんでそんなことが必要なのかな?って思いますよね。たとえば、次のような場面で役立たせることができます。
- 市場で既に流通してる製品から、新製品開発のためのアイデアを得たい。
- 市販品の技術トレンドを調べ、性能改善やコストダウンした製品を開発したい。
- 競合他社が、自分たちの技術を真似していないか知りたい。
- 自社の製品に改良を加えないといけなくなったけど、設計情報が残ってない。
- 搭載部品が廃番(ディスコン)になり、改良設計をしなければならない。
他にも様々な理由で、リバースエンジニアリングの依頼が増えてきています。
どうですか?案外、活用範囲って多いんですよね!
リバースエンジニアリングを行うには、解析技術と回路技術の両方を保有していないといけません。
当社は設計会社でありながら、解析もできる!というちょっと変わった特技?を持っており、この期待に応えることができるんじゃない?とお客様から相談を受けたのが、実は始まりでした。お客様から気づかされることも結構多く、日々勉強ですね!
研磨写真例
回路図例
当社はこれまで、自動車機器・医療機器・産業機器・民生機器メーカー様をはじめ、多くのお客様にリバースエンジニアリングサービスをご利用いただいております。基板の種類や大きさも、多層基板からA4程度の大型基板まで、幅広い範囲でサービスをご利用いただくことが可能です。
でどうですか?みなさんの設計開発に少しでも役立てていただけたら、私もうれしいです。遠慮なく是非お問い合わせください。
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