高周波のコンサルは高周波回路/機器設計にとどまりません。 屋外利用の周波数選択やアンテナ位置まで助言させていただいています 2019年4月16日2019年5月7日 WTIが提供する高周波の技術コンサルティングでは、アンテナまで含めた高周波回路/機器の最適設計に関するアドバイスや特性不良などのトラブルシュートの助言を行っていますが、実はこれらの内容に留まってはいません。 実際に電波を発射したときに、ご要望の距離を飛ぶことを担保するために、当社エンジニアが現地に向かって実地試験を繰り返し、その結果を踏まえてアンテナの設置位置や電波の周波数について、的確な助言をさせていただくことも行っています。 続きを読む → テクノシェルパ, 技術コンサル
高周波とは ~整合のイメージ~ 2019年4月16日2021年5月10日 みなさま、本当にお久しぶりです。 前回の登場から、1年3ヶ月が経過してしまいました。4度目の登場となります(株) Wave Technology 高周波デバイス設計課(旧称:高周波設計第一課) の橘高です。 さて、これまでのブログでは理解しにくい高周波というものを、なるべく分かり易く説明するというコンセプトで書いてきましたが、次は何を書きましょうか。 続きを読む → WTIブログ, 高周波・無線
SSPA(Solid State Power Amplifier)の設計は機能ごとに分けて考えよう ~高周波回路設計はブロック分けですっきり理解~ 2019年4月10日2021年3月10日 集中定数回路の設計経験のある技術者が、SSPAなどの高周波回路の設計を初めて行うときは、過去の経験とは大きく異なりますので、ちょっとドキドキします。 (当社の高周波(RF)コンサルサービスはこちら) それまでと違って、分布定数回路で考えることが必要ですし、回路シミュレータも高周波用のものを使いますし、電磁界シミュレーションを駆使して寄生パラメータまで見込んで回路が正しく動作するかまでも確認する必要が出てきます。 続きを読む → テクノシェルパ, 技術コンサル, 技術者教育
#049 高周波 ~バイパスコンデンサ~ 2019年3月19日2019年4月15日 今回はバイパスコンデンサについて話してみよう。 よろしくお願いします♪ 博士、バイパスコンデンサは、どのような目的でつかわれるのですか? 続きを読む → 電子回路設計 ヒントPLUS☆, 高周波
高周波アンプ開発では発振対策も大事 2019年1月23日2021年5月10日 みなさんこんにちは。高周波設計第一課の藤井です。 高周波設計第一課では、高周波アンプに使われる増幅デバイスを扱っています。 (当社の高周波電力増幅器開発サービスはこちら) 高周波アンプの性能を表す指標としては、出力電力、利得、効率などがあり、それぞれの要求性能を満足できるよう開発が進められます。ただこれらの性能とは別に、高周波アンプ開発で注意すべき重要な問題があります。それは「発振しないこと」です。 続きを読む → WTIブログ, 高周波・無線
#045 高周波 ~チョークコイル~ 2019年1月21日2019年2月1日 今回は、チョークコイルについて話します。 チョークコイルは、所望周波数より低い周波数の電流を通し、高い周波数の電流は通さないようにするために使われるインダクタです。 高い周波数を通さないようにするため、整合回路で使うインダクタよりも大きいものが使われます。 続きを読む → 電子回路設計 ヒントPLUS☆, 高周波
#044 高周波 ~GND(接地)~ 2019年1月21日2019年2月1日 今回は、GND(接地)について話します。 GNDは、時にはアースとも呼ばれますが、電子機器や高周波回路ではGND(グラウンド)とアースを区別する必要があります。GNDを接地してもGNDとアースの基準電位(ポテンシャル)に微妙な差異ができてノイズの原因となる場合があります。 続きを読む → 電子回路設計 ヒントPLUS☆, 高周波
#043 高周波 ~シールド(静電シールド)~ 2019年1月21日2019年2月1日 今回は、高周波のシールドについてお話しします。 シールドは、図1に示すように、外部ノイズからの保護,回路から外部へ不要輻射の発射,回路内部での結合防止などの目的で使われます。 図1 続きを読む → 電子回路設計 ヒントPLUS☆, 高周波
#042 高周波 ~ストレーキャパシティ(寄生容量)~ 2019年1月21日2019年2月1日 今回は、プリント基板等の設計時のストレーキャパシティについてお話しします。 ご存知のように、金属が向いあっていればそこに容量が発生します。 プリント基板でストリップラインが並行して配置されていればそこに容量が発生します。 これを回路図に表れないストレーキャパシティと呼びます。 続きを読む → 電子回路設計 ヒントPLUS☆, 高周波
事例5.業務用無線機の高周波(RF)部 生産中止(EOL)コンデンサの変更 2018年11月29日2018年11月29日 事例5.業務用無線機の高周波(RF)部 生産中止(EOL)コンデンサの変更 <概要> 業務用無線機の送信部で使用している国内大手メーカのコンデンサが生産中止(EOL)となるため、ディスコン対象のコンデンサ部品を再選定しました。 この無線機はマイクロ波の400MHz帯で使用されるものです。 ディスコンとなるコンデンサは1608サイズおよび2012サイズであり、代替コンデンサは国内メーカ、海外メーカなど複数社を提案し、現行コンデンサからの変更に対するメリット、デメリットを示した上で、お客様に選択していただきました。 また、無線機などの高周波(RF)回路機器では、高周波(RF)特有の整合調整が必要となるため、主要部品(RFICやRFディスクリートなど)間のインピーダンス整合を代替コンデンサで調整した後、無線機の各種無線特性を検証しました。 この事例は、基板改版をしないでコンデンサを変更するご要望に対して、代替コンデンサの定数変更だけで実現したものです。 もちろん、コンデンサを2012や1608サイズから1005や0603サイズへの変更など、部品の小型化を含めたディスコン対策をご要望であれば、基板レイアウトの改版と併せて対応することも可能です。 <工程> <検証項目> 無線機の各種評価項目 周波数偏差 占有帯域幅 スプリアス強度 空中線電力 隣接チャネル漏洩電力 サイト内リンク ■「EOL」サイト内検索 ■EOL(生産中止・ディスコン)対応事例 事例1.絶縁型(フライバック型)電源に使用されている部品のEOL対応 事例2.電源回路部品のEOL対応に伴う実装基板の小型化 事例3.デジタル制御電源アイソレーション回路変更 ~「ハード」な課題を「ソフト」な発想で解決~【EOLお悩み解決ストーリー】 ■高周波(RF)・無線関連その他サービスご紹介 高周波(RF)・無線 設計受託 高周波(RF)電力増幅器開発 各種高周波(RF)部品開発 無線通信モジュール用アンテナ設計 評価 高周波マッチング工房 ■参考資料 電波の高周波による分類・定義 ■高周波(RF)・無線関連ブログ 続きを読む →