Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

代替コンデンサが特性不良のもとになる!? ~高周波アンプ整合回路のEOL対応はコンデンサの周波数特性も考慮した設計が必要です~

みなさんこんにちは、高周波機器設計課の井上です。私は主に業務用無線機に用いられる高周波電力増幅器の整合回路設計を行っております。

今回はコンデンサの生産中止(EOL:End Of Life)で経験したことを紹介いたします。

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高周波回路の基礎講座をオンデマンドで始めます! ~Mr.Smithで学ぶインピーダンスマッチングの基礎~

皆さん こんにちは。テクノシェルパ技術コンサルタントの河野です。

テクノシェルパが提供するサービスとして技術者教育サービスがあり、実験などをセットにした実践的な教育メニューを提供しています。このメニューに高周波の基礎講座を追加します。ウィズコロナの生活様式に合わせ、講座の動画をお好きな時間に見て学べるオンデマンド講座でリリースします。

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ワイヤレス給電評価用高周波電源ボード

ワイヤレス給電評価用高周波電源ボード

本ボードは、ワイヤレス給電用アンテナを手軽に駆動したい場合や、簡易的にワイヤレス給電を製品に組み込んで試験をされる場合など、ワイヤレス給電の初期検討に最適です。

✓ 高周波電源ボード側で特別な制御を行わず、フィルタ回路などもあえてなくした状態で、スイッチング波形をそのまま出力。アンテナの初期検討に最適。

✓ 高周波電源ボード単体だけでなく、アンテナもセットにしたご提供も可能なため、製品に組み込んで直ぐに試験を行いたい場合や、手軽にワイヤレス給電用アンテナを駆動したい場合などに最適。

✓ 出力周波数は10kHz~6.78MHzまで調整可能となっており、様々なワイヤレス給電の評価検討用途に対応可能。

✓ 出力は±50Vの矩形波出力となっており、電流を抑えた電圧駆動により50Wまでの高出力用途に対応。

⇒ 参考記事: ワイヤレス給電の応用をこう考える
        ワイヤレス給電の受託設計・評価サービス(WPT:無線電力伝送)

 

高周波電源ボードの特徴

  • 設定ピンと可変抵抗で出力周波数の変更が可能[出力周波数調整範囲10kHz~6.78MHz]
  • 出力電圧:±50V矩形波出力 / 出力電力:50W
  • ご要望に合わせた仕様変更にも対応
  • アンテナや周辺回路の設計、試作、評価についても対応

 

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ワイヤレス給電用高周波電源ボードをイノベーションストリームKANSAI2020へ出展します!

皆さん こんにちは。テクノシェルパ技術コンサルタントの河野です。

皆さんはワイヤレス給電をご存知でしょうか?ワイヤレス給電は、無線電力伝送、無線給電、非接触電力伝送、Wireless Power Transfer(WPT)とも呼ばれており、昨今、急速に実用化に向けて開発に取り組まれる企業が増えてきています。

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ワイヤレス給電/無線電力伝送(WPT) ~ついに、駆動用高周波電源もまとめてワンストップ設計が可能に!~

WTIエンジニアが龍谷大学様との共同研究で長年かけてノウハウを構築した、ワイヤレス給電/無線電力伝送(WPT)は、今年進化しました。
どんな進化なのかについて、お話しますね。

当社でのワイヤレス給電開発の立役者の石田が語る
⇒ ワイヤレス給電 設計サービス リリース間近!

ワイヤレス給電は大きく3つに分類しますと、

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高周波とは ~番外編 シミュレータの進化~

みなさま、株式会社Wave Technology 高周波デバイス設計課の橘高です。

これまで何度かブログに登場してきましたが、今回は趣向を変えて、高周波の世界に身を置くものとして、私自身が感じたことをつぶやいてみたいと思います。

以前のブログでも書いたとおり、入社して初めて高周波という分野に携わりました。最初は、全てがわからない事だらけで、『この先やっていけるのだろうか?』と不安に感じたのを覚えています。あれから二十数年たって改めて振り返ると、『何とかなった』というのが率直な感想です。

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