「パワー半導体」の検索結果

こんにちは、パワーデバイス設計課パワー設計第二ユニットの中本です。 今回が初登場になります。よろしくお願いします。 当社では様々な技術サービスを提供させていただいております。私が携わる分野においては、パワー半導体の評価サービスが好評をいただいており、中でも特にお問い合わせが多い内容はスイッチング特性の評価サービスです。スイッチング特性評価の概要については当社ホームページの「パワーモジュール評価」サービスのページに詳細を載せていますので、ご参照ください。

製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査の代行サービス

製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査の代⾏サービス

Wave Technology(WTI)は、お客様の製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査の代行サービスを提供しています。※WTIが選ばれる理由

【製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査とは】
製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査とは、地球環境や人体に悪影響を及ぼす可能性がある物質の禁止,抑制,管理を目的に、製品に含有する化学物質を調査し報告するものです。製品を構成する各部品に含まれる物質と使用量を明確にして、悪影響を及ぼす物質を管理することで、そのために供給する部品メーカ様に含有物質の調査を依頼し、その結果が規則に準じているかを確認するものです。

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※よくあるご質問はこちら

 

近年、化学物質による環境や人体への影響を懸念し、化学物質の規制や管理の強化が高まっています。対象となる規制にはEU-REACH規制、EU-RoHS指令、ELV指令などがあります。
最近では環境対策に積極的に取り組む企業がクリーンで良い企業と捉えられ、中小企業を含めた多くの企業が製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査に取り組み始めています。

しかし、製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査を行う上で、以下のようなことでお困りのお客様が多いのが実情です。

  • お客様からchemSHERPA(ケムシェルパ)やIMDSの調査依頼があったが内容がわからない
  • chemSHERPA調査やIMDS調査の方法がわからない
  • chemSHERPA調査やIMDS調査に手間がかかる
  • chemSHERPA調査やIMDS調査の人手がたりない
  • chemSHERPA調査やIMDS調査が設計開発技術者の負担になっている
  • 部品メーカ様やサプライヤー様に調査を依頼しても規制の内容を理解しておらず、説明に時間を費やす
  • 部品メーカ様やサプライヤー様に調査を依頼しても、なかなかデータが出てこない
  • お客様独自の環境情報調査様式で製品含有化学物質調査を依頼したいが代行する企業がない

WTIでは、このようなお客様の声にお応えし、様々なタイプの製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査の代行サービスを行っております。

製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査でお困りの際は、是非WTI にご相談ください。

WTIでは長年培った製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査の経験があり、各規制内容にも精通しています。またIMDS調査も実績があり、車載部品の製品含有化学物質調査にも対応できます。

製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査が必要な規制の動向とサービス概要

1. EU REACH規則の動向とサービス概要

※REACH(Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals)

REACH規則は、EU域内で販売される化学物質について、登録、管理するものです。対象のSVHC(高懸念物質)は2021年1月(第24次)時点で211物質となり、今後も増えます。

WTIでは、部品メーカ様やサプライヤー様に対してお客様独自の環境情報様式やchemSHERPA等で調査を依頼し、ご提出いただいたデータを確認し、chemSHERPAで複合化する代行サービスを提供しております。

※ chemSHERPA(ケムシェルパ):サプライチェーン全体で製品含有化学物質情報を適正に伝達するため、経済産業省主導で運用されている標準スキームである。従来は複数の標準スキーム(JAMPなど)が存在し、更に各企業独自の様式も多様されていたため、経済産業省はchemSHERPAへの統合を推奨している。

<chemSHERPA様式例>

chemSHERPA様式例

2. EU RoHS指令の動向とサービス概要

※RoHS(Restriction of Hazardous Substances)

EU RoHS指令は、電子・電気機器を対象に危険物質を制限するために欧州連合(EU)から交付されたものです。

制限物質は、従来の6物質に加えケーブルの被覆等の軟質ポリ塩化ビニルの可逆剤に使われるフタル酸エステル類4物質が追加され、合計10物質になりました。(2019年7月22日から)

2. EU RoHS指令(Restriction of Hazardous Substances)

 

また、調査様式の標準スキームは、従来のJAMP-AISからchemSHERPAに変わっています。

WTIではRoHS指令に準拠して部品メーカ様やサプライヤー様に対して、RoHS適合証明書の提出依頼や製品含有化学物質の調査を依頼し、提出いただいた内容を確認してchemSHERPAやIMDS等の環境情報報告書を作成しお客様にご提出する代行サービスを提供しております。

お客様で独自に取り決めた環境情報様式がある場合は、その様式で対応することも可能です。

 

3. IMDS調査の動向とサービス概要

※IMDS(International Material Data System)

自動車関連のELV指令(End of Life Vehicles)対応として、自動車部品はすべての構成物質成分調査と報告が求められ、対応する自動車メーカ様が増えています。

WTIではIMDSの専門家がお客様に代わって部品メーカ様やサプライヤー様に調査を依頼し、ご要求に応じてJAMAシートやIMDSへ登録、作成してご提出する代行サービスをご提供しております。また、JAMAシートのデータをIMDSに変換する代行作業も対応いたします。

 

<IMDS様式例>  
IMDS様式例 IMDS様式例

 

製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査 代行サービスの内容

WTIの代行サービスには、以下の3つがございます。

  • 部品メーカ様へ調査を依頼し環境情報報告書を作成いたします。
  • お客様からご提供された、部品の環境情報データと部品構成情報に基づき、部品の環境情報をchemSHERPAやIMDSに入力し、製品として複合化した環境情報報告書を作成いたします。
  • JAMP-AISやJAMAシートのデータをchemSHERPAやIMDSへスキームデータ変換いたします。
規則・指令 調査用
基本スキーム
代行サービスの種類
部品メーカ様に調査を
依頼し環境情報報告書を作成
お客様のご提供情報に基づく環境情報報告書作成 スキームデータ
変換
REACH
RoHS
chemSHERPA JAMP-AIS
JAMP-MSDS
plus,JAMAシート
⇒ chemSHERPA
ELV IMDS JAMAシート
⇒ IMDS
お客様
ルール
お客様の
調査フォーム
ご相談ください

 

製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査 代行サービスの流れ

1. 部品メーカ様へ環境負荷物質調査を依頼し環境情報報告書を作成

お客様から製品の構成部品情報をご提示いただくだけで、部品メーカ様への環境負荷物質調査依頼、回答内容の確認、製品の環境情報報告書作成まで一連の調査をお客様に代わり対応いたします。

<ご準備いただくもの>

  • 仕入れ先情報
  • 部品構成リスト

<調査の流れ>

調査の流れ

2. お客様のご提供情報に基づく環境情報報告書の作成

お客様からご提供された、部品の環境情報データと部品構成情報に基づき、部品の環境情報をchemSHERPAやIMDSに入力し、製品として複合化した環境情報報告書を作成いたします。

<ご準備いただくもの>

  • 部品構成リスト
  • 環境情報(メーカ様の環境情報のシステム入力する場合のみ)

<調査の流れ>

調査の流れ


3. 各種スキームの環境情報データを変換
旧スキームで作成された部品メーカ様の環境情報報告書や別フォーマットの報告書を新しいスキームに変換いたします。

<ご準備いただくもの>

  • 環境情報データ

<調査の流れ>
各種スキームデータの変換

WTIが選ばれる理由 ~技術会社の知見に基づく正確な調査~

― 環境負荷物質調査・chemSHERPA・IMDS対応の確かな実績 ―

近年、製品に含有される環境負荷物質への対応は、企業の品質保証・コンプライアンス体制に直結する重要な業務となっています。特に、chemSHERPAによる情報伝達IMDS登録対応など、業界ごとに求められる報告スキームは高度化・複雑化しており、専門的な知識と継続的な管理体制が不可欠です。また、一度作成すれば終わりではなく定期的に更新される規制情報にも対応する必要があります。

WTIは、製品開発支援を行う設計技術会社として、環境負荷物質調査でも技術的知見を活かした正確な調査ができます。

1.環境負荷物質調査における高い専門性

環境負荷物質調査では、REACH規則やRoHS指令などの各種規制内容を正確に理解し、含有判定や閾値確認を適切に行う必要があります。

WTIでは、調査対象部品の内容確認から情報精査、整合性チェックまでを一貫して実施し、提出するエンドユーザー様にも満足いただけるデータを提供します。

「回収したデータが正しいか不安」「規制改訂に追いつけない」といったお悩みに対して、確かな経験と実績でサポートいたします。

2.chemSHERPA作成・データ管理の効率化支援

chemSHERPAはサプライチェーン全体での情報伝達を目的とした重要なスキームですが、入力内容の確認や問い合わせ管理、データ更新作業には多くの工数がかかります。

WTIでは、

・chemSHERPA-AI/CIの作成支援

・旧データからの移行対応

・入力内容の妥当性確認

・回収データの整理・統合

などを行い、chemSHERPA対応業務の効率化を実現します。
社内リソース不足や専門人材不在といった課題解決にも貢献します。

3.IMDS登録代行による業務負担軽減

自動車業界を中心に必須となるIMDSへの登録作業は、材料構成情報の正確な理解と入力が求められます。

WTIはIMDSデータ作成および登録対応の実績を有し、差戻しリスクを抑えた正確なデータを作成します。

IMDS対応の内製化が難しいお客様や、登録件数増加にお困りのお客様に対して、安定した支援体制を提供します。

製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査のパートナーとして

製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査への対応は、今後さらに重要性が高まる分野です。
WTIは、chemSHERPAおよびIMDS対応を含めた総合的な環境調査支援を通じて、企業のコンプライアンス強化と業務効率化に貢献します。

環境負荷物質調査やchemSHERPA作成、IMDS登録でお困りの際は、ぜひWTIへご相談ください。

 

 

【関連リンク】

 

 

 

 

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WTIの技術、設備、設計/開発会社の使い方、採用関連など、幅広い内容を動画で解説しております。

 

chemSHERPAはみずほ情報総研株式会社の登録商標です。

テクノシェルパブランドで、技術者教育と技術コンサルティングを提供する株式会社Wave Technology(WTI)の社長 石川高英です。

これまでテクノシェルパの技術者教育は、個々のお客様のご要望に基づいて、フルカスタムでカリキュラムを作り提供するタイプの教育プログラムとしてご提供してまいりました。

この度、カリキュラムと開催日程を予め設定する定型教育プログラムも併せてご提供する運びとなりましたのでお知らせいたします。

パワーエレクトロニクス講座

 

講座概要

WTIのパワーエレクトロニクス講座では、以下の2つの講座をご用意いたしました。現役のエンジニアが講師を行いますので、実践的なノウハウを身につけることができます。セットで受講すると、セット割が適用されますのでお得です。

WTI のパワーエレクトロニクス講座のメリットについてはこちら

(1)パワーデバイスの基礎講座 (1日)

パワーエレクトロニクス技術分野の実務を従事する上で必要なパワーデバイスの基本機能と動作原理が学べます。パワーMOSFET、IGBT、SiCデバイスの高耐圧の仕組みと動作原理、データシートの読み方のポイントをわかりやすくご説明いたします。

(2)インバータの基礎講座(座学+実験) (2日)

パワーエレクトロニクス分野の中核技術であるインバータの基礎が学べます。本講座では全てハードウェアで構成した単相インバータ回路を題材に、主要回路ブロックごとに座学と実験をショートスパンで学習しながら理解を深めていただけます。インバータの制御は最終的にはハードウェアで制御されますので、主要回路ブロックごとに理解しておくことはより良いソフトウェア制御を行う上でも重要です。

各章の講座後に確認テストをご用意しており、確認テスト後に解答を解説いたします。そのため講座で学んだ内容を復習しながら理解できるプログラム構成となっております。

“インバータの基礎講座”では、インバータ実験回路を使ってブロックごとのインバータ動作が確認でき、より理解しやすい内容となっております。たった2日間の講座でインバータの原理と回路構成を習得することができま
す。

講座+確認テスト 単相インバータ 実験確認

 

受講対象

  • パワーエレクトロニクス技術の基礎を学びたい方
  • パワーデバイス(ダイオード、MOSFET、IGBT、SiCデバイス)の基礎を学びたい方
  • インバータの基礎を学びたい方

 

講座内容

パワーデバイスの基礎講座

受講料(税抜)
 ¥50,000

 定員
 24名

プログラム
1. パワーデバイスの概要
2. ダイオード
 2.1 ダイオードの種類
 2.2 ダイオードの構造と特性
  (1)PN/PINダイオード
  (2)ショットキーバリアダイオード
3. MOSFETとIGBTの基本機能・動作原理
 3.1 低耐圧型MOSFETの動作原理
 3.2 高耐圧型パワーデバイスの動作原理
  (1)プレーナゲート型MOSFET
  (2)トレンチゲート型MOSFET
  (3)IGBT
   <確認テスト>
4. パワーMOSFETとIGBTの諸特性
 4.1 パワーMOSFETの諸特性
  (1)データシート主要項目
  (2)駆動回路
 4.2 IGBTの諸特性
  (1)データシート主要項目
  (2)パワーMOSFETとIGBTの比較
   <確認テスト>
5. SiCデバイスの物性とパワーデバイスとしての優位点
  (1)SiCの物性
  (2)SiCショットキーバリアダイオード
  (3)SiC MOSFET
   <確認テスト>

 

インバータの基礎講座

受講料(税抜)
 ¥100,000

定員
 12名

プログラム
1. インバータの原理
 1.1 電力変換技術の概要
 1.2 インバータの原理と特徴
  (1)インバータの変換方式
  (2)インバータ回路の呼称
  (3)単相インバータの動作解析
  (4)インダクタについて
  (5)インダクタの特性を考慮した単相インバータの動作
   <確認テスト>
2. インバータの制御回路
 2.1 PWM回路
  (1)Op-Amp回路
  (2)コンパレータ回路
  (3)PWM回路
   <確認テスト>
  (4)PWM回路部動作確認実験
 2.2 デッドタイム回路
  (1)デッドタイムの必要性
  (2)ロジック回路
  (3)CR時定数回路
  (4)デッドタイム生成回路
  (5)インターロック回路
   <確認テスト>
  (6)デッドタイム回路部動作確認実験
 2.3 ゲートドライブ回路
  (1)ドライブ回路の基本構成
  (2)ドライブ回路の絶縁
  (3)高耐圧ドライバーIC(HVIC)
  (4)高速・大電流ドライブ回路
  (5)レベルシフト回路
  (6)ブートストラップ回路
  (7)保護回路
  (8)スナバ回路
   <確認テスト>
  (9)ゲートドライブ回路部動作確認実験
3. インバータ主回路部動作確認実験
4. 三相インバータの原理
  (1)三相インバータの動作解析
  (2)3レベルインバータの動作解析
   <確認テスト>

<お得情報>

パワーデバイスの基礎講座とインバータの基礎講座をセットでお申し込みいただくと、セット割が適用されます。
 セット割受講料(税抜) ¥120,000

※講座の進捗状況等によって、スケジュールやプログラムの変更を⾏う場合があります。

 

講座お申込み

受講ご希望の方は、「お申込み」ボタンを押し、「お問い合わせ項目」の「技術講座・オンライン講座」を選択後、「お問い合わせ内容」に「ご希望の講座名、日程」と、必要事項(お名前、会社名、連絡先等)をご記入の上、お申込みください。
法人のお客様限定といたします。

お申込み

※場所と日程のご確認は、こちら

 

 

 会場

※当社へは下記案内をご参照ください。

株式会社Wave Technology 地図

 

 

 

 

 

 

WTIのパワーエレクトロニクス講座のメリット

<メリット1> 
講座内で復習でき、理解が深まります
WTIのパワーエレクトロニクス講座では、ポイントでの演習問題と単元ごとの確認テストをご用意しており、その場で解答を解説いたします。
そのため講座で学んだ内容をその場で復習でき、理解が深まります。
(対象講座:パワーデバイスの基礎講座、インバータの基礎講座)

<メリット1>  講座内で復習でき、理解が深まります

<メリット2> 
インバータの原理・動作が理解できる
WTIのインバータ講座の最大の特徴は、計測器と実験回路を使って実験を行うことです。
初心者の方でもわかりやすいように、主要回路のブロックごとに、座学による解説と、実験回路を使って動作確認を行うことで理解を深めていただけます。
(対象講座:インバータの基礎講座)

<メリット2>  インバータの原理・動作が理解できる

<メリット3> 
データシートのポイントが理解できる
パワーエレクトロニクスを設計する上でデバイスを選定するにはデータシートから性能や特性を読み解く必要があります。
本講座ではパワーデバイスのデータシートの内容を解説し、主要特性項目の意味をわかりやすく説明いたします。
(対象講座:パワーデバイスの基礎講座)

<メリット3>  データシートのポイントが理解できる

<メリット4> 
パワーデバイスの構造・動作が理解できる
パワーデバイスの高耐圧のしくみ、縦構造、動作原理をわかりやすく解説いたします。
文献を読んで理解しにくい方にとっても、パワーデバイスの構造と動作が理解できる内容となっております。
(対象講座:パワーデバイスの基礎講座)

<メリット4>  パワーデバイスの構造・動作が理解できる

 

パワーエレクトロニクスオンデマンド講座はこちら パワーエレクトロニクスライブ配信講座はこちら
オンデマンド講座 ライブ配信講座

 

みなさん、はじめまして。
パワーデバイス設計課の高橋です。

私は半導体デバイスの開発設計や量産品の改善業務に携わっています。

開発、設計、改善って言うと、みなさんは図面の作成や、試作品を実験室で評価することを想像されるかもしれません。もちろん、そういう仕事もありますが、製品開発や量産品を継続するための業務の中に、部品の製品含有化学物質調査というものがあります。

「パワーモジュール」評価サービス

「パワーモジュール」評価サービス

近年、自動車の電動化が進み、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)のシェアも増えています。こうした自動車の進化に大きな役割を担っているのが車載用パワーデバイスやパワーモジュールです。

車載用パワーデバイスやパワーモジュールは、耐圧が高く、スイッチング速度が速く、電力損失が小さい特長を持ちます。

電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)の省エネ性を高めるために、半導体は従来のSi(シリコン)より高耐圧、低損失、高速スイッチング性に優れる、SiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)などのワイドバンドギャップ半導体が搭載されてきています。

また、次世代のパワーデバイス用ワイドバンドギャップ半導体と呼ばれる、Ga2O3(酸化ガリウム)は、SiCよりもコストメリットや理論的な損失が小さいことから注目されています。

WTIでは、ダイオード、MOSFET、IGBTの各種パワーデバイス(Si, SiC, GaN, Ga2O3(酸化ガリウム))及びパワーモジュールの静特性、スイッチング特性をはじめ、さまざまな評価サービスをご提供しております。

特に、ワイドバンドギャップ半導体(SiC, GaN, Ga2O3(酸化ガリウム))は、Si半導体よりも高電圧、高速スイッチング動作が可能なためノイズの問題が顕在化しやすくなっています。このため、デバイスの材料物性や構造に基づく動作特性などを把握した上で正しい測定や波形の取得をすることが必要となります。

また、製品の開発設計手法として、現在、モデルベース開発のようなフロントローディング設計がトレンドとなりつつあり、パワーエレクトロニクスの世界も例外ではありません。

WTIでは、パートナー会社の株式会社モーデック社と連携したシミュレーションモデルの提供についてもご提案させていただいております。

シミュレーションモデルに必要なパワーモジュールの内部インダクタンス等、正しいスイッチング波形、及びパラメータの取得にはノウハウが必要です。

このように、パワーモジュールの特性を取得するにはノウハウが必要であり、国内でも対応できる企業は少ないのが現状です。

  • お客様の開発評価に伴うパワーデバイス、パワーモジュール評価
  • 特性評価から信頼性評価まで一貫したパワーデバイス、パワーモジュール評価
  • シミュレーションモデル作成に伴うスイッチング波形及びパラメータ取得

等、パワーデバイス、パワーモジュール評価に関するニーズは増えつつあります。

WTIでは、パートナー会社との連携含め、各種パワーデバイス、パワーモジュールをキーワードに、お客様の課題に対して解決策をご提案いたします。

 

静特性評価

  • 2000 V 1500 Aクラスまでの製品に対応
  • カーブトレーサを用い、パワーデバイス(MOSFET, IGBT, SiC など)、パワーモジュール等の静特性評価を実施
    (400A以上は、パートナー会社保有のカーブトレーサで測定)
静特性評価設備(カーブトレーサ) パワーモジュール静特性評価結果例

 

VCE-IC 特性 VGE-IC 特性 VF-IF 特性
  • 従来、2台のカーブトレーサを使い分けて測定していた製品を一括で自動計測

カーブトレーサ自動測定システム

カーブトレーサ自動測定システム

詳細はこちら ⇒ カーブトレーサ自動測定システム

 

端子間容量測定

  • パワーデバイス(MOSFET, IGBT, SiC, など)、パワーモジュールなどの端子間容量を測定
  • 最大電圧200Vまで対応可能


パワーモジュール 端子間容量測定結果

 

スイッチング特性評価

  • 1200 Vクラスまでの製品に対応可能(MOSFET, IGBT, SiC など)
  • パワーモジュール(650V、450A)、パワーデバイス(400V、30A)等の評価実績あり
    その他の条件も対応可否についてはご相談ください
  • スイッチング特性の主要項目評価
    ◇ターンオン特性(tr td(on)等)
    ◇ターンオフ特性(tr td(off)等)
    ◇リカバリ特性(trr Qrr等)
  • シミュレーションモデル作成に伴うスイッチング波形及びパラメータ取得、配線や製品内部のインダクタンス評価

【スイッチング評価環境】

  内容
コンデンサ C 電流、電圧条件によって、コンデンサの容量と耐圧を決めます。
(例、900 V、1800 μF)
インダクタンスL負荷 1 μH~1 mHまでのインダクタンス数種類を保有しています。
電流条件によって選択します。
コンデンサと製品間の配線 配線インダクタンスは、特性に影響するためできる限り小さくする必要があります。パワーモジュール評価では、銅板のバスバー(平行平板)を使用します。
※パワーデバイス(TO-220、TO-247パッケージ等)の評価では基板を使用する場合があります。
電流モニター カレントトランス、ロゴスキーコイルを使用します。
ホットプレート 高温測定は、ホットプレートを使用します。
温度条件は最大200℃まで対応可能です。
ゲートドライバ お客様支給を前提としております。
弊社保有のドライバの使用も可能です。

 

パワーモジュール スイッチング評価 回路例 パワーモジュール スイッチング評価 評価環境例

 

【スイッチング評価方法】

  • スイッチング評価は、ダブルパルス試験と連続パルスで実施する方法があります。
  • スイッチング評価は、オシロスコープで波形を観察しながら、データシートなどで規定されているスイッチング時間や電力損失などを測定
  • パワーモジュールのターンオン、ターンオフ特性の測定は、電圧・電流条件からパルス幅とパルスの印加回数、L負荷値を設定
  • 連続パルスによる測定例を下記に⽰します。
    VCE = 300 [V] IC = 100 [A] VGE = ±15 [V]の場合
    電圧 = L負荷値 ☓ 電流値 ÷ パルス幅 ☓ パルス回数の式より
    L負荷 = 200 [μH]、パルス幅 = 13.4 [μs]、パルス回数 = 6 回 となる

  • 波形から、データシート等に規定されているスイッチング時間などを測定

ターンオン、ターンオフ特性 スイッチング時間の規定

 

【WTI独自の電流測定方法】

パワーデバイスの電流測定は、回路インダクタンス低減のため、主にロゴスキーコイルを使用します。
ロゴスキーコイルの特徴として、外部磁界の影響を受けやすいことは一般的に知られていますが、そのため、測定環境や電流の大きさなどによっては、波形が歪むことなどがあります。
特に、電流が低い場合に顕在化しやすい傾向にあります。

WTIでは、精度を向上させた独自の測定方法で行っています。

ターンオフ(400 V 5 A)
ターンオフ(400 V 5 A)
ターンオフ(400 V 30 A)
ターンオフ(400 V 30 A)

ターンオン、オフの電流波形例

 

【高精度のスイッチング測定によるシミュレーションモデル】

高精度のシミュレーションモデルを作成するためには

  • 精度よく測定したスイッチング実測波形
  • 測定回路の配線インダクタンスの実測
  • 製品内部のインダクタンスの実測

などをもとに必要なパラメータを抽出する必要があります。

実測においては、精度よく測定するためのノウハウが必要で、WTIはそのノウハウを有しています。

モデリングの作成は、株式会社モーデック社で行っており、WTIの実測に基づいた高精度のモデリング作成の実績があります。
この両社の組み合わせにより、高精度のスイッチング測定によるシミュレーションモデリングをご提供しています。

パワーMOSFET ターンオフのシミュレーション代表波形
パワーMOSFETターンオフのシミュレーション代表波形

 

短絡耐量試験

短絡耐量試験は、サンプルが破壊するまで実施し破壊限界を確認する試験となります。破壊する際は、大音響とともに火花が発生し、サンプルが飛び散ることもあります。そのため安全に試験できる環境が必要となります。

弊社では、安全に短絡耐量試験を行うための環境、及び測定する技術を有しております。
また、より安全性を高めるために、破壊した瞬間に電源を遮断してできる限り、破壊のダメージ(大音響、火花の発生、サンプル飛び散り)を抑えることも検討しています。

【短絡耐量試験方法】

  • 測定条件
     最大電圧 850 V
  • ハイサイド側
     ゲート・エミッタ間電圧VGEを印加
  • ローサイド側
    • コレクタ・エミッタ間電圧VCEに所定の電圧を印加
    • 入力パルスは、1パルス毎にパルス幅を大きくしていき、素子が破壊するまで実施
    • 破壊前の波形から、破壊限界のパルス幅などを確認
短絡耐量試験 回路例 短絡耐量試験 波形例
短絡耐量試験 回路例 短絡耐量試験 波形例

 

信頼性試験、構造解析

  • 弊社及びパートナー会社にて高温保存や温度サイクル試験、及びパワーサイクル試験などの各種信頼性試験を実施
  • IGBT・MOSFETなどのゲートACバイアス試験を実施
    ゲートACバイアス試験用のゲートドライバの設計、製作の実績あり
ゲートドライバ(2ch)製作例

<主な仕様>

  • 高電圧ゲートドライバ(2ch)
  • 出力電圧±50Vまで調整可能
  • ゲート抵抗変更可
  • パルスジェネレータ内蔵
  • 時間計測タイマー内蔵
  • 異常検出機能
ゲートドライバ(2ch)製作例  

 

※上記以外の試験対応:連続通電試験、dV/dt試験なども対応できるように現在準備中

 

  • X線観察など製品の構造解析、評価環境構築や治工具準備などの対応も可能
 
パワーサイクル試験環境   製品構造のX線観察例

詳細はこちら ⇒ パワーサイクル試験

 

お客様からのご要望が急増している評価サービス

   
ダイオード、MOSFET、IGBTの各種パワーデバイス及びパワーモジュールの静特性、スイッチング特性をはじめ、さまざまな評価サービスをご提供。   パワーサイクル試験には、ショートパワーサイクル、ロングパワーサイクルといった2種類の試験があり、JEITA-ED-4701/601 602 603や、AEC-Q101等にて規格化。   AEC-Q101およびAQG-324に準拠した信頼性に関する受託評価サービス。半導体に関する知見に加え、長年培ってきた計測評価技術を活用。
   
半導体・電子部品・絶縁材料のリーク電流測定など、微小電流測定に関する受託評価サービス。µA以下の電流測定を必要とするようなご要望に対応。   測定環境構築も含めて、超低抵抗(微小抵抗)測定や温度特性などを行う受託評価サービス。mΩ以下(μΩやnΩ)クラスの評価に対応。   任意の大電流を単パルスや連続波形として試料に印加し、破壊耐量などを評価する受託評価サービス。1 kA以上やms以下の評価にも対応。

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【関連リンク】

WTIブログもご覧ください

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WTIの技術、設備、設計/開発会社の使い方、採用関連など、幅広い内容を動画で解説しています。

はじめまして。電源設計課の富永です。

私は、パワーコンディショナ(PCS)の開発に携わっており、SiCパワー半導体を使用する機会がありましたので、少し紹介します。
WTIの電源設計サービスはこちらをご参照ください

電子回路設計 ヒントPLUS☆ パワエレ設計(ダイオードの選定)で記載しているように、半導体材料をSiからSiC(炭化ケイ素)にすることで、ショットキーバリアダイオード(SBD)の耐電圧が向上し、PCSのDC/DCコンバータで使用できるようになりました。SiCにすると性能は良くなるのですが、これまではコスト面の課題でなかなか使用するまでには至りませんでした。

こんにちは、パワー設計第二ユニットの山下(30代の中堅社員)です。 今回が初登場になりますが、自己紹介はさておき、早速内容に入っていきます。 さて、3月も半ばになりました。春ももうすぐそこ。といった感覚でしょうか。
こんにちは、パワー設計課パワー設計第二ユニットの長岡(30代の中堅社員)です。 今回が初めての登場になります。どうぞよろしくお願いします。 まだまだ残暑厳しい季節ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
みなさん、はじめまして。 パワー設計課パワー設計第一ユニットの石川です。どうぞよろしくお願いします。 WTIでは今年も新入社員が入社しました。4月の集合研修では、『WTIの新人教育、ただいま真っ最中![18年度バージョン]』でご紹介しましたアナログ・デジタル講座など技術者として必要なスキルを身につけ、この5月からいよいよ各部署に配属されています。

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