Wave Technology(WTI)-ウェーブ・テクノロジ

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

無線の国家資格に挑戦!

みなさん、はじめまして。WTI第一技術部通信設計第二課 野澤です。
どうぞよろしくお願いします。
ここでは、私が無線技術士の資格を取得したときの話を紹介したいと思います。

(当社の高周波(RF)の対応実績はこちら)

この資格を取得しようと思った動機は、無線システムの知見を拡げたいという思いと、当時私は無線局の評価業務に従事しており、将来的に無線局の設置・保守等に携わりたいという思いからです。

作戦として、2ステップで受験に取り組みました。

目標は、陸上無線技術士 第一級(略称:一陸技)でしたが、その前に、特殊無線技士の陸上特殊無線技士 第一級(略称:一陸特)の資格取得をめざし、勉強を開始しました。(一陸特は、一陸技よりも難易度が低く、受験科目も無線工学と法規の2科目だけです。)

このときは、主にインターネットで紹介されているサイトを利用しました。過去問題集(過去問)が数年分掲載されており、これを繰り返し解いていました。

このようにして、一陸特の試験は無事合格することができました。

一陸特を受験することで、試験問題の傾向、受験の手続き、試験場の雰囲気、試験場までの道順など、試験問題以外の部分も含めて一度経験することで、本番の一陸技を受験するときの心の準備ができたと思います。

さて、いよいよ目標とする一陸技へのチャレンジです!

一陸技の勉強方法は、一陸特のときとほぼ同じですが、過去問の本を購入して、それを繰り返し解いていました。同じ問題を3回ほど解いたと思います。
参考書は、各科目(無線工学の基礎、無線工学A、B、法規と4科目あります)1冊ずつ揃えました。
そして、私なりに頑張って試験勉強に取り組みました。

試験の結果はと言うと・・・何と一陸技に一発合格してしまいました!

試験の難易度は高いので、勉強内容自体は私にとって簡単ではありませんでした。しかし、会社のお昼休みや帰宅後、そして休日も勉強に取り組ました。(でも、集中力は長く続きませんので、時々休憩は必要です。)

このようにしてなんとか目指す資格を手にすることができましたが、この場をお借りして同じように資格試験にチャレンジされようとされるみなさんへのアドバイスをさせていただきたいと思います。

資格試験の勉強は、広く浅くやるのが基本です。狭く深くやっていると、勉強する範囲が広いので時間が足りません。一陸技の場合は、各科目60%以上の正答率で合格です(一陸特も同じです)。

この合格ラインをクリアしないと、時間的にも、費用的にも負担が大きくなります(ちなみに一陸技の受験料は13,963円です)。

深く知りたいところは、資格を取得してからでも遅くはありませんので、まずは資格取得を第一目標として試験勉強に取り組むことが重要です。

受験の流れは次のとおりです。

  1. 受験申込:2か月前
  2. 受験票受取り:2~3週間前
  3. 受験:一陸特は1日、一陸技は2日あります。
  4. 合格発表:試験の3週間後
  5. 免許証受取り:申請後3週間程度

本資格は、受験制限はありませんので、どなたでも受験できます。無線のエンジニアを目指す方にはおすすめです。

私自身は、資格取得という目標達成の成果と共に、幸いに業務が無線関係であるため、資格試験をとおして勉強したことが幅広く役に立っています。あらためてチャレンジして良かったと思っています。

 

【関連リンク】

 

WTIメールマガジンの配信(無料)

WTIエンジニアが携わる技術内容や日々の業務に関わる情報などを毎週お届けしているブログ記事は、メールマガジンでも購読できます。ブログのサンプル記事はこちら

WTIメールマガジンの登録・メールアドレス変更・配信停止はこちら

 

WTI動画リンクはこちら
WTIの技術、設備、設計/開発会社の使い方、採用関連など、幅広い内容を動画で解説しています。

 © 2005 Wave Technology Inc.