#038 EMI対策 ~信号伝送路設計とEMI~
クロック信号をレシーバに送るとき、信号線が長いので正確に送ることができるかどうか心配です。
伝送線路が長くなると信号劣化だけでなくノイズの影響も受けやすくなるからです。
信号伝送路で気にしなければならないのは、コモンモードノイズの影響です。
放射レベルもコモンモードノイズはノーマルモードノイズよりも桁違いに大きいのです。
それではどうすればいいのでしょうか。(→#033参照)
信号伝送路はシングルエンドで設計する人が多いのですが、シングルエンドは回路のリターン側をGNDとして使うのでセンドとリターンのインピーダンスが対称ではありません。
なので不平衡回路(アンバランス)と呼んでいるのですが、これとは別にセンドとリターンのインピーダンスが対称関係でGNDからセンドとリターンを見てもインピーダンスが対称になるように構成したのが平衡回路です(下図参照)。
