Wave Technology(WTI)-ウェーブ・テクノロジ

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

回路設計するうえで必須の電気・電子系技術

みなさんはじめまして。今年度入社しました第一技術部 システム設計課の高尾です。
よろしくお願いいたします。

今回は回路設計者に必要な電気・電子の回路技術についてお話しいたします。
(当社の電気設計受託サービスはこちら技術講座はこちら

回路技術と聞くと工学系を専攻されている方なら講義で習った知識を思い出すのではないでしょうか。
しかし、その知識を実際の業務に用いるには、+αの知識が必要になります。

講義では回路電流や電力を計算するとき、抵抗やコンデンサの定数を一定値で計算したと思います。

しかし、実際の部品には許容差というものが存在します。例えば、許容差±5 %の100 kΩ抵抗の場合、抵抗値は95 k~105 kΩの範囲で考える必要があるのです。
また許容差の大小は、要求仕様などを考慮しながらどの程度にするか決める必要があります。

このように回路の実務技術を学びながら日々過ごしていますが、WTIには実務技術を支える研修メニューが準備されており、社内教育の専門部署である技術教育センターによって運営されています。

私を含む新人は、入社後の一年間で専門研修を行います。

初めの一ヶ月はアナログ・デジタル回路や技術文書の書き方について学びました。

その後、5月から翌年3月までで専門的な技術講座(電気電子回路、半導体概論、電磁気学、高周波の基礎)を受講し、現在も学習中です。

特に、電気電子回路では実務に直結する内容が多く、とても勉強になっています。

また、別の取り組みとして、社外試験のE検定(電気・電子系技術検定試験)というものを受験しました。聞き覚えのない方もおられると思いますが、E検定は技術者として実力を確認するために役立つ試験です。

出題レベルは基礎的な内容から実務レベルの問題まであり、若手や中堅技術者にとって利用価値の高いものとなっています。

私は電子回路、デジタル回路、電気回路の3分野で構成された基礎分野試験を受験しました。WTIで学んだ技術講座のおかげもあり、E検定では中級の称号を獲得することができました。次年度では上級以上の称号を目指しています。

回路設計者に必要な電気・電子の回路技術の習得について、私の一年目の取り組みをご紹介させていただきました。

WTIの技術講座は、プロ設計者養成プロジェクト「テクノシェルパ(Techno Sherpa)」のサービスメニュー「技術者教育サービス」として、社外のお客様にもご提供しております。

新人技術者の方、非電気・電子系分野の技術者の方で電気・電子系回路技術の知識が必要な方は是非、お問い合わせください。受講される方のレベルやご要望に応じた講座メニューを準備させていただくことが可能です。

 

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