皆さんこんにちは。ご無沙汰しております。WTI設計第一課長の赤谷です。
ブログでは今年2月以来の登場ですがどうぞよろしくお願いします。
今回のブログでは「IoT」に関する当社の状況についてお話します。
当社の「IoT」関連ビジネスについては2月のブログでも紹介させていただきました。
前回のブログはこちら
これらのブログでは、来るIoT時代に向けて当社が得意とするIoT関連技術をご紹介したものでしたが、今年度に入り、まさに私たちも圧倒されるほどIoT関連の商談が増えてきております。
私自身もこの時代に向けて3年ほど前に読んだ書籍(インプレス標準教科書シリーズ M2M/IoT教科書)には次のような記述がありました。
- 2013年時点では現実世界に存在する1.5兆個のモノのうち、99.4%はインターネットに接続されていない。
- 2020年には500億個が接続されると推定される。それは世界1.8兆個のモノのうち2.7%の接続率にあたる。
つまり、「IoT」はとてつもなく巨大で大きな可能性を秘めたマーケットであるということです。ドイツ科学アカデミーが「インダストリー4.0」という提言の中で、モノとサービスのインターネット構築により、実世界(Physical System)とサイバー空間(Cyber System)を綿密に連携させる新たな産業革命(第4次産業革命)の実現を目指すと記されています。
今まさに革命的な変化が起きようとしていることを私たちは認識しておく必要がありますね。
「IoT」ではネットワークをモノに組み入れる必要がありますが、そのネットワークは以下の図のようになります。
当社はこのネットワークの中で主にセンシングを担う「M2M/IoTデバイス」やこれに組み込むZigbee、Bluetoothなどの特定小電力無線を中心とした「M2Mエリアネットワーク」の開発を得意中の得意としております。また、「M2Mエリアネットワーク」とFTTH、LTEなどの「基幹ネットワーク」を接続するのに必要な「ゲートウェイ」については、当社の親会社であるミヨシ電子が製品ラインナップを保有しており、その開発も得意とするところです。
これらのエリアは当社やミヨシ電子が長年ビジネスとして携わってきた技術であるため、昨今の革命的な時代の変化は、私たちにピッタリな世界がやってきた!って思う次第です。
事実、当社にお問い合わせいただくお客様の中にも、これまで無線ネットワークとは関わりのなかった分野のお客様が増えてきております。これらのお客様は革命的変化に遅れぬように、無線ネットワーク開発を委託できる設計会社を探され、当社にお声掛けしていただいている状況です。
私たちはこれらお客様の「お困り事」について、最適な解決策をご提案し、またそれを具現化するお手伝いをさせていただきます。
ですので、『うちの製品を無線化しないといけないけどどうしたら良いの?』ってお困りの場合は、まず当社(Wave Technology)までお気軽にお問い合わせください。
WTIの電気設計受託サービスはこちら⇒ http://www.wti.jp/contents/system.htm
赤谷のインタビュー記事はこちら⇒ http://www.wti.jp/contents/engineer_interview_2.htm
もご覧ください。
IoTビジネスについて社長石川が解説した動画もご覧ください
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