Wave Technology(WTI)-ウェーブ・テクノロジ

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

▶ WTI新着情報 ▶ WTI会社概要 ▶ WTI人材採用(新卒中途)▶ WTI保有特許 ▶ お問い合わせ ▶ キャラクター紹介

分布定数回路とは?

分布定数回路とは、配線の距離が有限の電気・電子回路のことを指します。

分布定数回路の反対の概念は集中定数回路です。

分布定数回路とは何かを理解するためには、まず集中定数回路の特徴を理解し、次に「集中定数回路ではない回路」として分布定数回路を理解してみましょう。

それでは、まず集中定数回路とは何でしょうか。

それは、配線の距離がゼロである電気・電子回路のことです。

勿論、現実にはそのような回路は存在しませんが、回路計算の近似的解法なのです。

距離ゼロの集中定数回路が持つ性質は次のようなものです。

  • 配線や部品の距離・寸法がゼロなので、信号伝達時間もゼロ
  • 線路は寄生成分を持たない
  • 線路上の電圧はどこでも同じ

とてもシンプルで気持ちがいいです。

集中定数回路に馴染んだ技術者にとっては、どれも当然のことですが、実は集中定数回路特有の性質なのです。

分布定数回路の性質は、集中定数回路の反対です。

  • 配線や部品の距離・寸法が有限なので、信号伝達時間が有限
  • 線路が寄生成分を持っているため、線路自体が回路の性質も持つ
  • 線路上の電圧は場所によって異なる

従って、分布定数回路で回路計算する場合は、信号伝達遅延、線路自体が回路動作に与える影響、定在波などを考慮する必要があります。

これらは、いかにも面倒そうです。
信号の伝達遅延があったり、線路の長さなどによって回路動作が異なったり、場所によって電圧が異なる線路は理解しづらいですよね。

集中定数回路が普通で、分布定数回路が特殊だと思うと、そんな気持ちにもなってしまうのですが、本来は分布定数回路の方がより普遍的な解法で、集中定数回路の方が特殊性を持った近似解法なのです。 ある条件を満たしたときにのみ、この近似解法の集中定数回路が使えます。

そのある条件とは、回路の寸法と信号の波長を比較して、回路寸法が波長に対して充分小さいということです。

この「充分」という表現は曖昧なのですが、それは回路設計の要求する厳密さや回路が使用される用途などにより許容度が変化するために厳密な規定がないのです。

しかし、だいたいの目安としては、回路寸法が波長の数%~数十%を下回ると集中定数回路が適用可能であると判断をすることが多いようです。

最後に、なぜ「分布定数」と呼ぶのでしょうか。
何が分布していると言うのでしょうか。

分布しているのは、インピーダンスです。 配線にインピーダンスが分布していることを指しています。

例えば、同軸線路は外部導体と中心導体の間にポリエチレンなどの誘電体を挟んでいますのでキャパシタンスを持っていますし、信号の進行方向にはインダクタンスを持ちます。 これらは回路部品のように個々に配置されているのではなく、連続的に分布していることから「分布定数」と呼んでいます。

分布定数回路の学習は、少々とっつきにくいと感じることが多いかもしれません。
そのため、独学するのはちょっと難しいかもしれませんね。
専門家の下で指導を受けて習得していくのが近道です。
仕事で分布定数回路を取り入れなくてはならなくなった場合は、習得に使える時間が限られていますので、なおさらそうでしょう。

テクノシェルパでは、高周波回路設計のコンサルティング依頼をいただいたり、高周波設計の教育のお問い合わせをよくいただいています。これからもお客様をしっかりとサポートさせていただこうと考えています。

 

テクノシェルパ

『技術者不足の時代、技術者は「雇う」から「創る」へ』

 

 

 

 

 

 


以下、求人に関して、新卒就職、転職(中途採用、キャリア採用)希望の方々へ求人のお知らです。

株式会社Wave Technologyは、 IoTを始めとした電子回路・電子機器を始め、電子デバイス(半導体デバイス、LSI)、高周波回路・機器(マイクロ波、RF)、カスタム電源、カスタム自動測定、筐体(機構)、電気・熱・応力解析・シミュレーションなどの、広範に亘る技術の開発・設計・評価・コンサルティング・教育の専門会社として30年余りの実績を保有しております、三菱電機系列企業の子会社でございます。
⇒ 株式会社Wave Technology(WTI)ホームページ

上記いずれの分野につきましても、新卒入社、中途入社、いずれのエンジニアの方も大変活躍されています。

お客様からは、技術レベルの高さをご評価いただいておりまして、大変ありがたく存じております。
⇒ お客様の声
⇒ WTIが選ばれる理由No.1は「技術力」

新卒入社、キャリア入社(中途入社)のいずれのエンジニアの方にとっても、好きな技術の仕事でお客様に褒められ喜んでいただけるという、大きなやりがいのある会社であろうと自負しています。

お客様は、東証一部上場企業様が売上の8割を占めるなど、
⇒ 中途採用ページ
電子機器や半導体メーカ等を始めとしてエレクトロニクス分野の国内トップレベルの企業、大学、研究所が大半となっており、一流のお客様から難易度の高い開発業務のご用命をいただいてきております。

このような業界トップレベルのお客様の中には、「WTIさん以外には、この仕事はお願いできないんです」と仰る方までおられ、本当に嬉しいかぎりです。

自社内に開発部門を保有しておりますので、
⇒ 固有技術開発
新たな技術開発を大学と共同で実施するなどして得られた開発成果を自社の設計サービスとしてリリースしています。
最近では、ワイヤレス給電 (無線電力伝送、WPT)の技術サービスを付加いたしました。
⇒ ワイヤレス給電の受託設計・評価サービス(WPT:無線電力伝送)

設備投資につきましては、電波暗室を購入しておりまして、近年注目されてきております、EMI対策やコンサルで、お客様への支援を行っております。
⇒ EMI(伝導・放射ノイズ)対策検証受託サービス

昨年度は防水試験装置の投資を実施しました。

最近世の中で開発が活発化してきていますIoT機器は屋外に設置するものも多く、防水設計・試験の需要が高まってきておりまして、このご要望にお応えすべく導入しました。
⇒ 機構設計(防水設計・小型化)
設備導入前から既に防水設計のご注文をいただいてきています。

当社は、新卒採用と中途採用(キャリア採用)を行っておりまして、年齢、性別、国籍を問いません。

技術者としてだけではなく、リーダーとして活躍したい、という方も歓迎しております。

当社の求人情報:新卒入社、転職(中途採用、キャリア採用)にご興味ございましたら、下記ページをご覧下さい。
⇒ 中途採用のページ
⇒ 新卒採用のページ

 

 Copyright © 2018 Wave Technology Inc. all rights reserved.