Wave Technology(WTI)-ウェーブ・テクノロジ

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

技術継承ってどうすればいいの?

みなさんこんにちは。テクノシェルパ 営業担当の奥田です。

突然ですが、みなさんの会社では、取得した技術やノウハウをどうやって次の世代に継承していますか?

職人さんの世界では、弟子入りをして下積みを経験しながら、長い期間をかけて少しずつ技術を継承していくのが一般的です。

それに対して、エンジニアリングや製造を主体とする会社組織においては、取得した技術やノウハウをどのようにして伝えていくべきなのでしょうか。

 

よく耳にするのは、技術やノウハウに熟達したベテラン社員が、継承者である若手に対して、自分の仕事の手伝いをさせながら実務を通して習得させるOJT(On-the-Job Training)という手法です。

実務に沿って覚えることができるので、比較的短時間で即戦力まで鍛え上げるのに適した方法といえます。疑問があってもその場で聞きながら進めることができるので、効率もそれほど落ちることはありません。

 

 

その反面、体系的な知識を習得しづらかったり、教育する側の指導力や、受ける側のモチベーションに依存してしまったりするなど、思ったような効果が上がらないことも多々あります。

OJTがうまくいかない場合の多くは「人から人」へ技術継承をさせようとしているからではないでしょうか。

 

技術継承はまず「人から組織」へ

技術継承が「人から人」となってしまう理由の多くは、その技術やノウハウが個人に身についている、あるいは個人を通じて伝えられるものとなっているからです。

そのため、まずは特定の人しか知らない知識や技術、ローカルルールとして存在しているノウハウなど、ブラックボックス化しているものを明らかにし「人から組織」への技術継承を進める必要があります。

組織として、継承するべき技術やノウハウが明らかになれば、OJTも個人に依存する範囲が少なくなり、より効果的に進めることができます。

 

 

とは言え、個人の持つ技術を整理したり、ローカルルールを明文化したりする作業はとてもパワーを必要とします。

日頃実務を行いながらこれらの業務にも取り組むのは、社員に大きな負担を強いることになりますので、そんな業務こそアウトソーシングをするべきです。

 

 

私たちテクノシェルパでは、新しい取り組みとして、コンサルティングを通じた、お客様内部の知識の共有や、実践的なノウハウをベースとしたルール作りのお手伝いをさせていただいております。

弊社のコンサルタントが、お客様で実際に行われている業務の内容や手法などを整理させていただき、実践的なルールとして明文化させていくなサービスです。

対応できる技術ジャンルはまだ限られますが、コンサルティングを通じて今後もどんどん増やしていきたいと思います。ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

トップエンジニアの高齢化が進み、技術やノウハウが正しく継承されないまま自社から失われてしまうというようなお話を最近よく耳にします。

そんな事態にならないためにも、正しい方法で技術継承を行うことはとても重要です。

私たちテクノシェルパがそのお役に立てれば幸いです。

 

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