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ダンボールの基礎知識

皆さんこんにちは、東京事業所 副所長 兼 パッケージ設計課長の今村です。

今回は包装設計ユニットでの業務紹介をさせていただきます。包装設計ユニットは読んでそのまま半導体の輸送用包装材設計がメインの業務です。

今回は、ダンボールの基礎知識についてご紹介します。

 

■ダンボールの基本構造

一般的なダンボールは、3重構造になっています。ライナと呼ばれるボール紙(表ライナ・裏ライナ)と、波形に成型された「中しん」を糊で貼り合わせて段ボールと呼びます。

■フルート(ダンボールの厚み)

フルートとは、段ボール板の種類を表しており、JISではナミナミした波型の30cmあたりの数や、板の厚みが規定によって種類分けされています。
下記の3種類以外の厚みで、Bフルートよりも薄いEフルートと呼ばれる厚みなど、とても薄い材質が最近作られてきています。
表中の段操率は表裏のライナーに対しての中芯の長さが何倍になるかの比率です。

フルート

段山数 段高

段操率

Aフルート(約5mmの厚さ)

通常、外装箱用途のダンボールに最もよく使われます。

34±2/30cm 4.6〜4.79 1.53〜1.613
Bフルート(約3mmの厚さ)

小さい箱や内容物が軽い箱、そして印刷をきれいにのせたいダンボール箱によく使われます。

50±2/30cm 2.49〜2.8 1.35〜1.468
Wフルート(約8mmの厚さ)

文字通りAとBを重ねた材質で、重量物などの箱に多く使われます。

 

■ライナー(表面の紙の強さ)

ダンボールを横から見たときにナミナミした模様を表と裏から挟んでいる紙の部分をライナーと呼びます。
ダンボールの表面に色をつけた色ライナーという材質や木目、金色、機能性を持たせ撥水加工を施した材質などもあります。

ライナーの表記方法ですがCは古紙が多く含まれ、Kはバージンパルプが多く含まれた材質です。5や6は昔のモンメの名残で実は重さを示しています。本来C5はC180g/㎡と表現するのが正しい表記ですが、業界内では昔からの慣習でC5や6で通ります。

 

 

■中芯(間のなみなみ部分)

ダンボールを横から見たときにナミナミした模様に見える部分の材質を中芯と呼んでいます。

通常は中芯を120g/㎡にした材質を用います。
箱のコシを強めたい場合、160g/㎡, 180g/㎡と強度のある紙を材質の中芯に使います。


包装設計の中でもダンボールは比較的簡単な部類に入りますが、箱の設計には奥が深いものがあります。
どの程度強度が必要なのか検討しながら設計することがポイントです。

次の機会にダンボール以外の包装設計についてもご紹介したいと思います。

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