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半導体パッケージの熱抵抗測定技術

■目次

 

イントロダクション

半導体の熱抵抗を正しく測定できていますか?

ダイオード
ダイオード
ダイオード

測定用素子として良く利用されるダイオード(PN接合)の特性を理解しないと、正しく測定できない場合があります。

 

ダイオードのI-Vカーブはどんな意味を持っているか?

●ダイオードのI-Vカーブは指数特性で表現される

ダイオード(PN接合)のI-V特性

ダイオード(PN接合)のI-V特性

■ショックレーのダイオード方程式

I=Isexp(qV/nK T-1
I=IsexpqV /nK T)〕

Is:飽和電流

T:温度[K]

Q:電荷素量(1.602E-19
Nideality Factor

K
:ボルツマン定数(1.38E-23

                        具体的にはどういうこと?

電流側(Y軸)を対数で見ると・・・

電流側(Y軸)を対数で見ると・・・ 電流側(Y軸)を対数で見ると・・・
   ⇒この関係が正しいのであれば、
     熱抵抗取得時の電流・電圧条件は選び易い。

しかし実際は・・・

しかし実際は・・・

 

<実際に測定条件を決める場合>

« 
直列抵抗成分の影響を極力受けない電流条件を選択する。«C)の拡散電流についても考慮必要だが、現実的な電流設定範囲より十分低い電流範囲となるため、検討上は除外しても影響はない

 

直列抵抗成分をもう少し詳しく解説すると

 

本来の温度ドリフトイメージ 直列抵抗成分が含まれる場合 直列抵抗成分も含めた
kファクタ(温度特性)
だから問題ないのでは?
:本来の温度ドリフトイメージ :直列抵抗成分が含まれる場合  
・・・実際には、問題となるケースが多い

熱抵抗測定時に、直列抵抗成分の要因部分と純粋なダイオード部分が


均一の温度上昇すれば問題ないが、実際にはそうでないケースが多い。

この条件を考慮しなかったら・・・

熱抵抗測定用TEGを用いた測定結果差

  熱抵抗 θja
A社 測定結果 169.1/W
弊社 測定結果 117.4/W
 
 
  52/W

参考)シミュレーション結果: 116.7℃/W

測定電流の妥当性考慮が大きく結果に影響を及ぼす。

測定差異の要因を分析すると・・・

Kファクター取得時 熱抵抗取得時
Kファクター取得時 熱抵抗取得時
Kファクター取得時 熱抵抗取得時

 

直列抵抗成分がクセモノ!

Kファクター取得時は、測定対象全てが均一温度
⇒熱抵抗取得時は、直列抵抗のドリフト成分が軽減される

 

単純TEGモデルにおいても考えるべき事は多い・・・

 

単純TEGモデル TEG測定の課題1>
Diは本当に純粋なダイオードの特性を示すか?

  ⇒半導体の電位固定用構造が用意されていないTEG測定の課題2

  R HeatDiの温度は同じか?
⇒熱的距離は結果に意外に影響する

 

熱特性を把握するには、今まで解説してきた測定電流値のみではなく考慮すべき事項が多々存在する。

 『寄生回路』
  ⇒半導体内の回路構造(島分離構造)を把握する必要がある。

 『発熱源と温度検出用素子の位置関係』

⇒シミュレーションとの整合で精度を上げていくことを推奨する。

 

TEG測定での落とし穴

 

Point1 : 温度検知用素子への電流値条件
       ⇒ 直列抵抗成分の影響を極力排除した条件設定が必要
Point2 : 寄生回路の影響
       TEGの接続条件によっては、デバイス構造に起因した
          寄生回路が構成され、測定結果に大きく影響する。
Point3 : 熱源・温度検知素子
       ⇒ 熱源と温度検知用素子の位置関係によっては、正しい
          熱源温度をモニターできていない可能性がある。

⇒上記Pointが考慮されないと
  熱抵抗を測定するためのTEGを使っても正しい熱抵抗が測定できない!

 

製品環境でのパッケージ熱抵抗測定技術

製品環境でのパッケージ熱抵抗を正しく求めるためには、実デバイスを使った熱抵抗解析を
高精度に評価する技術が必要となります。

<実デバイスの熱特性評価>

l  従来一般的に行なわれてきている手法
l  その問題点

l 
弊社が考案した手法の実例紹介
実デバイスの熱特性評価

 

従来一般的に行なわれてきている手法

『電源・GND逆接により構成される寄生Diを用いた発熱と温度検知』

インバータ回路の電源・グラウンドを逆接した場合のイメージ図
インバータ回路の電源・グラウンドを逆接した場合のイメージ図

 

半導体内には、このようにPN特性を抽出できる部位が無数に存在している

 

従来手法の問題点

『実際には純粋なPNのダイオード特性のみではなく、寄生回路も同時に動作する

インバータ回路内での寄生回路動作の一例
インバータ回路内での寄生回路動作の一例

 

ダイオードと寄生回路が混在した状態した場合、どのような動作になるか?

 

マイコンのVCC-GND間を逆接続状態にし、
PN接合順方向動作(させたつもり)時の
マイコンチップ表面温度分布
チップ面全体を均一に発熱させたいが、
 温度ムラが見られる。 『なぜか?』 <原因1>
  ダイオードと寄生回路素子の並列回路が
  動作するため、チップ面内で動作が不均一
  になり、電流集中が発生する場所が出来る。

 <原因2>
  ダイオードは温度上昇と共にVF電圧
  がNegative方向にドリフトするため
  Vf低下⇒電流集中⇒Vf低下⇒電流集中
  ホットスポット化が進む。

 <原因3>
  Chip全体を発熱させる電流が必要となる。
  高い電流を流せば、W/BパッドやWire
  ジュール熱の影響が出る。

マイコンチップ表面温度分布

 

弊社が考案した手法の実例紹介

VCC系端子のクランプ特性を用いた局所発熱

VCC系端子のクランプ特性を用いた局所発熱

 

VCC系端子に高電圧を印加すると、PN接合部が逆バイアス状態となり、
一定電圧を超えると、ブレイクダウンする(アバランシェブレークダウン)。   ⇒ この現象を活用した実例を紹介

 

弊社考案方法の方向性

★従来手法の問題点を解決したい

<既存手法の問題点>
  ⇒ チップ全体でなくても、動作エリアを確実に把握できる発熱源を使いたい
  ⇒ 印加電流を押さえ、ジュール熱の影響を受けないよう電力供給を行いたい
<解決策>
  高耐圧のエリアをクランプさせ低電流・高電圧で発熱させる
  AVCCは高耐圧クランプが期待できる(10V以上の耐圧が望ましい)

★クランプ耐圧を使う場合の測定上の効果

クランプ発熱時、耐圧が温度と共にPositive側にシフトする。
この特性により、該当領域の温度を均一に保つことができる。⇒耐圧の低い部分に電流が流れ、温度を上昇させる。
 温度上昇により耐圧がPositive側にドリフトするので
 結果的に該当領域全体が均一耐圧及び均一温度に
 自動的にコントロールされる。

★製品発熱ブロックでの熱抵抗が求まるか?

  仮にAVCCのような端子を選択した場合、動作エリアはアナログブロック
に限定できるが、肝心のパッケージ熱抵抗算出にあたっては問題に
ならないか!

   ・・・・・熱抵抗測定で用いたブロックと製品発熱ブロックの違い

 

熱シミュレーション技術とコラボレートすることで、解決できる!

 

具体例紹介 ・・・ SH2マイコンを使った確認事例

 

SH2マイコンを使った確認事例

赤枠領域はアナログブロック領域に相当する。
AVCCに電流を供給し電圧クランプさせると、アナログ領域が均一に発熱する。
また、 GNDVCCの順バイアス時に比べ、パッド及びワイヤ部ジュール発熱の

影響が殆ど見られない。アナログ領域に存在するI/Oを使えば、I/OESD保護Diを何れか1素子任意に
選択し、該当領域の温度を正確に知ることができる。

熱シミュレーションを行なってみたところ・・

熱シミュレーションを行なってみたところ・・
実測 :θja = 55.1/W
Sim :θja = 53.2/W 

-3%程度の誤差に収まる。

熱シミュレーションを行なってみたところ・・
従来手法の一例では、+188%程度の差
(実測が低すぎる)
が確認された。
従来手法による熱特性の取得結果は、
技術的に解析できない手法である。

そのため、熱設計の指標値として扱う
には難がある。

 

製品動作時発熱エリアを考慮した熱抵抗はどうなるのか?

 

局所発熱モデルにおいて実測と熱シミュレーションの
整合モデルが作成出来ていれば、任意発熱時の
熱抵抗がシミュレーションで解ける。

更に、本技術を使えば

製品環境で熱抵抗を高精度に検証することが可能。

 

熱抵抗検査装置ご紹介

弊社では、実測~シミュレーションまでの一貫した受託サービスと合わせ、
熱抵抗検査装置を独自設計できる技術を保有しております。

システム紹介
システム紹介 <システムの詳細仕様>
 ・最大10chでの並列測定が可能
 ・定電流、定電圧、定電力の3モードに対応
2端子制御の制約内で定電力コントロールが可能

 ・定電流、定電圧、定電力の3モードにおいて
PWMによる発熱動作が可能

 ・定常/過渡の両方に自動測定対応可能(過渡は条件付き)
 ・全波形情報を自動保存し、Viewer機能で集録可能
 ・新しいJEDEC規格である“JESD51-14”に対しても、
検査装置自体は標準対応(冷却過程での測定)

 ★今回提案の新方式にも全ch対応可能
 市場のあらゆるニーズにご対応します。
 事例は弊社開発専用装置であり、ご要望に応じ最適仕様
 のシステム提案が可能です。

 

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製品動作時発熱エリアを考慮した熱抵抗はどうなるのか?
熱抵抗検査装置ご紹介
熱流体解析を用いた放熱対策
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●「半導体パッケージの熱抵抗測定技術」
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熱流体解析を用いた放熱対策

箱物筐体製品の放熱対策を行う際、筐体壁から外気へ熱輸送させる対策が大半です。
このような、筐体を使った放熱対策を熱輸送の3要素から簡単に説明します。

<熱輸送の3要素>

  • 対流熱伝達
    • 熱を帯びた分子の移動による熱移動
  • 放射(輻射)
    • 電磁波による熱移動
  • 熱伝導
    • 物質内の格子振動・自由電子による熱移動

■目次

 

説明に使用するモデル仕様

説明に使用するモデル仕様

部材 材料 熱伝導率(W/mK 放射率 発熱量(W
筐体 アルミダイキャスト 121 0.03 -
FIN アルミダイキャスト 121 0.03 -
IC配置台 アルミダイキャスト 121 0.03 -
IC Resin 1 0.9 20

 

対流熱伝達による放熱効果

プレートFINを設計する場合、FIN枚数を何枚に設定すべきか迷うと思います。

プレートFINを設計する場合、FIN枚数を何枚に設定すべきか迷うと思います。

FINは放熱対策を行なう上で重要な鍵です。

FIN枚数は、適正な枚数(最適解)があります。

★対流熱伝達の効果を最大限生かす放熱設計
  を行いましょう。

FINの羽枚数は、
 ※ 少なすぎるとFIN表面から外気へ熱輸送する面積が低下するため、効果が下がります。
 ※ また、多すぎるとFIN間に十分な風が流れず効果が下がります。
つまり、FINは放熱効果のピークを持つ放熱部材です。

<下記は、今回のモデルの検証結果です>
FIN8枚~30枚まで2枚間隔で解析した結果です。

今回のモデルの検証結果

今回のモデルの検証結果

 

対流熱伝達による放熱効果のまとめ

 

  FIN枚数8 FIN枚数18 FIN枚数30
FINの表面積が少ない 最適領域 FIN間に風が流れにくい領域




FIN枚数8枚 FIN枚数18枚 FIN枚数30枚

風速は十分であるが、外気に

触れるFINの表面積が少なく
放熱効果が下がる。

風速、FINの表面積ともに適切
なサイズであるため、放熱効果
が最大となる。
FINの表面積は十分であるが、
必要な風速が得られていない
ため、放熱効果が下がる。

凡例

更に、製品の外形・材料・発熱部材の位置など、マイナーチェンジの製品開発には
再度FINの最適解を求めなくても対応可能と考えます。

 

グラフの見方を変えれば

グラフの見方を変えれば

最適なFINピッチが求まります

最適なFINピッチが求まります

 

放射による放熱効果

放射による放熱は、見落としがちな熱輸送です。
金属筐体・密閉製品には放射による放熱は有効な手段です。

<アルミダイキャスト>

同じアルミダイキャストでも、表面状態によって下記通り、放射率が異なります。

アルミダイキャスト

また、放射量は下記式の通り物体表面温度の4乗で増加するため、物体表面温度(空間温度も含む)が上昇すれば
指数的に放熱量が上昇します

熱放射量 = 定数 × 放射率 × 物体表面温度4

 

<参考>

熱放射とは、真夏の砂浜は70℃を超えます。しかし、気温は30℃程度です。これが地球(地面)


と太陽の間での熱放射による影響です。熱放射は、電磁波で熱輸送されます。

アルミダイキャストに対し、上に記載した表面処理別で熱解析を行った結果は以下のとおりです。

アルミダイキャストに対し、上に記載した表面処理別で熱解析を行った結果 <放射率ε= 0.03 凡例
<放射率ε= 0.03>
<放射率ε= 0.95(塗料)>
<放射率ε= 0.95(塗料)>

 

熱伝導による放熱効果

 

熱伝導による放熱効果は右のとおりであるため、
材料の熱伝導率・厚みの選定が放熱の鍵となる。
式

 

ICを筐体壁面等に設置する場合、必ず必要になる
  TIM*1)の材料選定一つでIC_Tj温度に差がつく。
 (*1TIM Thermal Interface Material
ICを筐体壁面等に設置する場合、必ず必要になる

 

<考察> 0.6W/mKより低い熱伝導率で、急峻な温度変化が見られる。0.6W/mK以上を選定すべき。 <考察> リニアな変化であるため、なるべく薄い素材を選定すべき。

<考察>
0.6W/mKより低い熱伝導率で、急峻な温度変化が見られる。0.6W/mK以上を選定すべき。

<考察>
リニアな変化であるため、なるべく薄い素材を選定すべき。

 

熱伝導の盲点

熱伝導による熱輸送を上げるため、厚みを薄くすれば放熱効果が確実にあがるわけではありません。

熱伝導による熱輸送を上げるため、厚みを薄くすれば放熱効果が確実にあがるわけではありません。 熱伝導による熱輸送を上げるため、FIN BASE厚みを少なくすると
Tj-Tfin間の熱抵抗は下がるはずが、結果は逆の傾向を示す。
Tj-Tfin間の熱抵抗は下がるはずが、結果は逆の傾向を示す。
これは、熱拡散(45°拡散)による熱の広がりがFINの縦方向のサイズと合っていないために発生する現象です。
           この現象を回避するには!

<対策例>

FINに熱を伝える前に、熱を拡散する。

FINに熱を伝える前に、熱を拡散する。

 

ICの配置台の熱伝導率を向上させ、熱源付近の熱を拡散する。
 ・Cu化[熱伝導率385W/mK
 ・etc・・・

熱伝導率の高い部材で熱を拡散する。
 ・グラファイトシート [熱伝導率1500W/mK(面内)]
 ・Cuシート[熱伝導率385W/mK
 ・etc・・・

 

放熱対策に多大な費用をかけていませんか?

 

<なぜ、放熱部品のコストが注目される?>

放熱部品は、製品の機能Upを行う部品ではない。
(放熱部品が無くても、製品機能は成り立つ)

              ↓

放熱対策部品を安くする = 製品単価が下がる
つまり上記関係が成り立つからである。
(グラフの通り放熱力の高い部材はコストUpとなる)

放熱部品の費用対効果イメージ

      ↓

<正しい温度把握を行う事で、熱マージンは極限まで抑えられる>

製品の熱設計を行う現場では、熱の把握を行うのに熱流体解析ツール(Sim)を活用するケースが多いと考える。(熱流体解析の精度も、年々向上している。)
しかし、製品の熱設計は、Simで解いた温度に対し、大幅な温度マージンを持たせ製品の品質を保証する状況が変わらない。

<原因> 発熱部品(半導体PKG)のSimモデルを厳密に作成できないためである。
                             
<結果> 必要以上の放熱力が必要となり、高価な放熱部品を採用し製品コストを上昇させる

発熱部品の高精度な熱把握がコスト削減の鍵となる。

 

発熱部品の厳密モデルを作るには

下記フローの通り、3つの知る技術2つのノウハウ技術が必要

3つの知る技術と2つのノウハウ技術が必要 次項で、既存技術と弊社独自技術の違いを説明します。
Mold開封によるChip分析 断面研磨による構造サイズ調査
Mold開封によるChip分析 断面研磨による構造サイズ調査
PKGのシミュレーションモデル 局所発熱時のChip表面温度分布
PKGのシミュレーションモデル 局所発熱時のChip表面温度分布

 

発熱部品を高精度に分析する熱測定技術

<熱抵抗解析メーカーとの違い>

<大半の熱抵抗解析メーカー手法> <弊社の特許技術手法>
<大半の熱抵抗解析メーカー手法> <弊社の特許技術手法>

<問題点>

電源(Vcc)とGNDを逆接続し、半導体にある
寄生Diを使い測定するため、下記問題が発生する。
  Chip表面が均一温度にならない
  測定箇所が特定できない               →   正しく測定できているかの評価さえできない(-_-;)
  Wireのジュール熱の影響が出る

           

問題点を解消した技術

<特徴>
半導体内の高耐圧ブロックに対し、順方向の

 電流で特定ブロックをクランプさせ、特定部位
 のみを均一に発熱させる技術で測定する。

問題点を解消した技術
発熱後
問題点を解消した技術

《技術コンサルティングのご案内》

WTIは、熱・応⼒解析のコンサルサービスを「テクノシェルパ」のブランド名で行っております。以下のようなお悩み・ご要望にお応えします。

  • 「放熱の⼿段をいろいろ試したが、スペックに⼊らない」
  • 「⾃社の熱シミュレータがうまく使えていない。どのようにすれば正しく熱設計ができるか教えて欲しい」
  • 「新たな機種を開発するがこれまでの製品とは⼤幅に異なるので、熱設計の⽅向性を指南いただきたい」

詳しくは「テクノシェルパ」の熱・応⼒解析コンサルサービスのページをご覧ください。

 

説明に使用するモデル仕様
対流熱伝達による放熱効果
対流熱伝達による放熱効果のまとめ
放射による放熱効果
熱伝導による放熱効果
熱伝導の盲点
放熱対策に多大な費用をかけていませんか?
発熱部品の厳密モデルを作るには
発熱部品を高精度に分析する熱測定技術
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CAE受託解析サービス

CAE解析と熱評価の経験豊富な専門技術者が課題解決をサポートします。

CAE解析と熱評価の経験豊富な専門技術者が課題解決をサポートします。

 

Wave Technology(WTI)のCAE受託解析サービス

熱流体解析応力・構造解析

 

  • CAE(Computer-Aided Engineering)解析とは、設計者が机上でシミュレートおよび分析する手法です。
  • 設計者は実際の条件をシミュレートし、さまざまなシナリオで設計条件をテストできて結果を可視化することが可能です。
  • また、評価では切り分けが難しい要素の影響(物性値、構造、発熱量、など)を個別に分析することが可能で、試作品を作成する前に製品のパフォーマンスと信頼性を向上させることができます。
     
     

CAE解析を行うタイミング

CAE解析は通常、製品の設計および開発プロセスのさまざまな段階で実施されますが、開発初期ほど設計の自由度が高く、量産に近づくほど、設計自由度は低下していきます(開発が進行するにつれて問題を修正するためのコストが増加)。
そのため、CAE解析を開発初期に実施(フロントローディング)して、開発後半の遅延や変更のリスクを減らすことが重要です。

【製品開発の各フェーズにおけるCAE解析の自由度】

CAE受託解析サービスは、開発初期段階にご利用いただくことがお勧めです。

CAE解析を行うタイミング
製品開発の各フェーズにおけるCAE解析の自由度

 

CAE受託解析サービスの報告書例

ご相談いただいた際に、CAE解析の進め方や報告書のイメージをお客様と共有してからご依頼を受けさせていただきますのでご安心ください。

【CAE受託解析サービスの報告書イメージ】

CAE解析受託サービスの報告書イメージ
 

CAE受託解析サービスの費用

CAE受託解析の費⽤は、規模や内容で変化しますので、一度ご相談ください。
ご相談いただいた内容から課題解決に向けてCAE解析の条件・費用を提案させていただき、ご納得いただけた内容で進めさせていただきます。

 

CAE受託解析以外のサービス

CAE 受託サービス以外にも以下のようなサービスがございます。

サブスク 月々の定額料金の範囲内で対応可能な設計業務や評価業務などを、お客様とのお打合わせで決定し、月単位で成果物をお納めするサービス
(依頼毎の見積りや発注作業を省けるため、お気軽にCAE解析をご活用いただけます)
CAEコンサルティング CAE解析の技術アドバイスをご提供するコンサルティングサービス

 

【関連リンク】

 

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固有技術開発

固有技術開発

 

無線電力伝送技術

近年注目が高まっている無線電力伝送技術の開発を進めています。龍谷大学 石崎研究室のご指導をいただき、特に伝送距離を伸ばすことが可能となる共振器結合方式に関する設計技術を構築いたしました。

【知財権】
特許第6024013 号 「無線電⼒伝送システム」
特許第6024015 号 「無線電⼒伝送装置」
特許第6644234 号 「無線電⼒伝送装置」

 

※共振結合コイルの設計技術

無線電力伝送技術
無線電力伝送システムの概略

* お客様のご要望に応じて対応可能

基板コイル 銅線コイル
基板コイル 銅線コイル
 

 

 

 

 

 

※共振結合コイルの設計事例

送電用コイル (直径5cm,スパイラル巻き) 送電用コイル (直径5cm,エッジワイズ巻き)
 
  受電用コイル (直径1cm、2層)

 

送電用コイル
(直径5cm,スパイラル巻き)
送電用コイル
(直径5cm,エッジワイズ巻き)
受電用コイル
(直径1cm2層)
 
  伝送効率の測定結果
図.伝送効率の測定結果

3Dフリーアクセス無線電力伝送を実現するための要素技術

3Dフリーアクセス無線電力伝送を実現するための要素技術

 

【参考】無線電力伝送の方式と特長

 

  動作原理 等価回路(ブロック図) 特徴
電磁誘導
方式
電磁誘導 方式 電磁誘導 方式
~数cm

高い

磁界
共振器結合
方式
共振器結合 方式 共振器結合 方式
~数m

高い

電磁界
(主に磁界)
電界結合
方式
電界結合 方式 電界結合 方式
~数mm

高い

電界
マイクロ波
方式
マイクロ波 方式 マイクロ波 方式
~数百km

低い

電波
(マイクロ波)

 

高効率マイクロ波電力増幅技術

モバイル通信分野では送受信されるデータの増大に伴い、通信の高速化、大容量化が進められており、低消費電力化がますます重要となっています。

これに貢献する技術として、東北大学 電気通信研究所 21世紀情報通信研究開発センターのご指導の下、送信電力増幅器の高調波注入による高効率化技術の開発しました。

本開発の一部は科学技術振興機構 開発成果最適展開支援プログラム(A-STEP)の支援を受けて⾏われました。
以下にA-STEP 開発成果の概要をご紹介いたします。

■A-STEP開発成果概要

(1)適用プログラム:

A-STEP産学共同促進ステージ(ハイリスク挑戦タイプ)

(2)期間:2014/12/1-2017/11/30

(3)研究機関:

東北大学電気通信研究所 21世紀情報通信研究開発センターおよび株式会社Wave Technology

(4)研究テーマ:

低炭素社会に貢献する情報通信用高効率送信電力増幅モジュールの開発

(5)開発成果概要:

本開発では2倍波フィードバックを用いて増幅器に高調波(2倍波)を注入する技術を開発しCMOS電力増幅器、及びGaNドハティ電力増幅器に適用しました。CMOS電力増幅器ではACLR=-38dBc時の電力付加効率改善量2.2%、GaNドハティ電力増幅器では8dBバックオフ時電力付加効率改善量2.6%をそれぞれ達成し、本技術が高効率化に有効であることを確認しました。

高調波注入CMOS電力増幅器 (f=2.2GHz)
高調波注入CMOS電力増幅器 (f=2.2GHz)

高調波注入CMOS電力増幅器の特性評価結果
高調波注入CMOS電力増幅器の特性評価結果

高調波注入ドハティ電力増幅器 (f=2.6GHz)
高調波注入ドハティ電力増幅器 (f=2.6GHz)

高調波注入ドハティ電力増幅器の特性評価結果
高調波注入ドハティ電力増幅器の特性評価結果

【取得特許】

  • 特許第5713197号 「バラン」
  • 特許第5829885号 「バラン」
  • 特許第6497564 号 「バラントランスおよびそれを⽤いた電⼦機器」
  • 特許第6589208 号 「バラントランスおよびそれを⽤いた電⼒増幅器」
  • 特許第6736024 号 「ドハティ増幅器」

【出願中】

  • 特開2016-076752 「プシュプル電力増幅器」

【関連ページ】 WTIの高周波・無線技術全般についてはこちらをクリックしてください

■高周波(RF)・無線関連その他サービスご紹介
高周波(RF)・無線 設計受託
高周波(RF)電力増幅器開発
各種高周波(RF)部品開発
無線通信モジュール用アンテナ設計・評価受託
高周波マッチング工房
高周波開発インサイドストーリー ~「貴重な存在」と云われるからこそ、「責任」と「やりがい」がある~

■参考資料

電波の周波数による分類・定義

高周波(RF)・無線関連ブログ

   ブログ目次はこちら

電子回路設計 ヒントPLUS☆(高周波(RF)・無線関連)

■関連YouTube動画へのリンク

概略コンセプトだけで設計/開発/コンサル受託|WTI(シールドルームのご紹介)
高周波の電力増幅器| 評価系紹介 |WTI(高周波電力増幅器評価系のご紹介)

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【当ページ関連の資料タイトル】
●「高周波(RF)回路設計サービスのご提案」
●「無線通信モジュール用アンテナ設計・評価受託」

 

学会発表実績

 

2016年
  • 寺嶋一真, 藤井憲一, 高木直, 坪内和夫, 亀田卓,末松憲治, “2倍波分波機能を備えた2GHz帯超小型CMOSオンチップバラン” 2016信学総大 C-2-55, Mar. 2016
  • 寺嶋一真, 藤井憲一, 高木直, 亀田卓,末松憲治,坪内和夫,"N本結合線路でなる2GHz帯超小型CMOSオンチップバラン".2016 信学ソ大 C-2-64,Sep. 2016
2014年
  • 藤井憲一, 寺嶋一真, 園田琢二, 高木直, 中山英太, 亀田卓, 末松憲治, 坪内和夫, "2GHz Si-CMOS トリプルカスコードプシュプル電力増幅器".2014 信学総大 C-2-3,Mar. 2014
  • 寺嶋一真, 藤井憲一, 園田琢二, 高木直, 中山英太, 亀田卓, 末松憲治, 坪内和夫, "樹脂多層基板による分波機能を備えた2GHz帯バラン回路".2014 信学総大 C-2-47,Mar. 2014
  • Kazuma Terajima, Kenichi Fujii,
    Takuji.Sonoda, Tadashi Takagi, Eita Nakayama, Suguru Kameda, Noriharu
    Suematsu, Kazuo Tsubouchi, "A 2.0GHz CMOS Triple Cascode Push-Pull
    Power Amplifier with Second Harmonic  Injection for Linearity
    Enhancement" in Microwave Conference (EuMC), 2014 44th European, Rome,
    2014, pp. 1265-1268.
  • Kazuma Terajima, Kenichi Fujii,
    Takuji.Sonoda, Tadashi Takagi, Eita Nakayama, Suguru Kameda, Noriharu
    Suematsu, Kazuo Tsubouchi, " Linearization
    of CMOS triple cascode push-pull power amplifiers by second harmonic
    feedback " in 2014 Asia-Pacific Microwave Conference, Sendai,
    Japan, 2014, pp. 107-109.
  • Kenichi Fujii, Kazuma Terajima, Takuji
    Sonoda,Tadashi Takagi, Suguru Kameda, Noriharu Suematsu, Kazuo Tsubouchi
    "The improvement of efficiency in L-band 10W GaN HEMT power amplifier
    by harmonic injection, in 2014 Asia-Pacific Microwave Conference, Sendai,
    Japan, 2014, pp. 786-788.]
2013年
  • 寺嶋一真, 藤井憲一園田琢二,高木直,中山英太,亀田卓,末松憲治,坪内和夫,"2.0GHz
    Si-CMOS トリプルカスコード電力増幅器".2013 信学ソ大 C-2-28,Sep. 2013
2012年
  • 石田哲也, 石崎俊雄, 淡井郁雄, “受電体の設置角度に依存しないシームレスな非接触給電” , 信学技報告, WPT2012-04(2012-05)
2010年
  • 藤井憲一,辻岡孝作, 高木直, "L帯10W
    GaN HEMT増幅器の高調波注入による効率改善効果の実験的検討",信学技報,MW2010-121(2010-11)

 

過去の開発事例

※ニッケル水素二次電池の急速充放電・劣化抑制技術
充電中の電池の劣化反応に着目して充電制御することにより急速充電、劣化抑制を実現する技術を開発
 (特許第5372208)

充電制御模式図
分極電圧挙動の異常を検知して
可変充電電流制御を行うことで過充電を防止
充電制御模式図

 

 

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デジタル制御電源開発事例

ものづくり中小企業製品開発等支援補助金を活用し省電力汎用デジタル制御電源を開発しました。

システム側との通信によってシステムの要求する動作にリアルタイムで連動させ、動的に電圧、電流を変化させることが可能。MPUにはdsPICを採用。

システム側との通信によってシステムの要求する動作にリアルタイムで連動させ、動的に電圧、電流を変化させることが可能。MPUにはdsPICを採用。

 

主な特徴

  • システム制御部からの通信により出力を制御可能なDC/DCコンバーターモジュール
  • 制御PCとのインターフェースはUSBを採用。
  • 制御するのは、出力電圧、電流リミット、ソフトスタートの係数、④ON/OFF設定等 これらをシステム制御部から任意に設定し、柔軟な制御が可能。
  • 多チャンネル出力が可能で各チャンネル別に個別設定が可能。

 

仕様例

  • 1入力で3出力電圧をコントロール。
  • 入力電圧 5±1 V
  • 出力電圧範囲  6 16
    V
     (1 Vステップでシステム制御部から設定可能)
  • 出力電圧精度  出力電圧10 Vまで ±100 V、 出力電圧10 V以上 ±1
  • 出力電流    Max 1
    A
    ×3 ch

 

制御コマンド例

コマンド 内容 備考
SETON:X スイッチオン(DCDCコンバータ動作開始) X:チャンネル (1 or 2 or 3)
SETON:X スイッチオフ(DCDCコンバータ動作停止) X:チャンネル (1 or 2 or 3)
SETVOL○:XXXX 出力電圧設定 ○:チャンネル (1 or 2 or 3)
XXXX:レジスタ値(10進数、4)
SETFREQ:XXXX 周波数設定 XXXXPTPERレジスタ値(10進数、4)
SYNCON:X 同期整流オン X:チャンネル (1 or 2 or 3)
SYNCOFF:X 同期整流オフ X:チャンネル (1 or 2 or 3)
SETDTR○:XXXX デッドタイム設定() ○:チャンネル (1 or 2 or 3)
XXXX:レジスタ値(10進数、4)
SETALT○:XXXX デッドタイム設定() ○:チャンネル (1 or 2 or 3)
XXXX:レジスタ値(10進数、4)
GETSTAT:0 設定値の呼出し  
GETAD:0 電圧、電流、温度の表示  
TEMPDEF○:XXXX 温度補正値設定(20で補正値±0

○:温度範囲(07)

温度範囲 温度範囲
0 0℃ 4 30 40℃
1 0 10℃ 5 40 50℃
2 10 20℃ 6 50 60℃
3 20 30℃ 7 60℃

XXXX:レジスタ値(10進数、4)

VOLDEF○:XXXX 電圧補正値設定(20で補正値±0

○:温度範囲(06)

温度範囲 温度範囲
0 6V 4 12 15V
1 6 8V 5 15 17V
2 8 12V 6 17V

XXXX:レジスタ値(10進数、4)

CHDEF○:XXXX チャンネル補正値設定(20で補正値±0 ○:チャンネル (1 or 2 or 3)
XXXX:レジスタ値(10進数、4)

 

GUI画面例

コントロールメニュー画面

コントロールメニュー画面

 

検証結果の例

検証結果の例

 

その他、基板配線上の留意点

スイッチングノイズが出力及びフィードバック値に影響を与えないレイアウトを実施
基板サイズ : 100mm × 130mm × 25mm

スイッチングノイズ対策として各CHをブロック化したことにより、目標:50mm × 30mm × 10mmに対し配線効率の悪化を招いたことによりサイズUPとなった。

  • CHにおける電流経路の最短配線(各CHSW部をブロック化)
  • デジタル制御部とパワー部の分離配線
  • スイッチングの影響及び導通ロス及びグランド浮き対策としてベタGNDの採用
  • 4層基板を適用することにより、フィードバックラインをGNDで挟むことによるシールド効果
基板パターンレイアウト
基板パターンレイアウト

 

電気設計受託サービスの主な開発実績はこちら

【関連ページ】
電気・ソフト設計受託サービス
フォークリフト用自律航法ユニットの開発
ゴルフカートナビ開発
ソフトウエア設計受託サービス
デジタル制御電源回路、ソフトウェア設計

WTIブログもご覧ください
IoT関連ブログ
テクノシェルパ関連ブログ
電波暗室・EMI関連ブログ

電子回路設計 ヒントPLUS☆(EMI対策関連)

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【当ページ関連の資料タイトル】
●「デジタル制御電源開発事例」

 

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IoT関連機器開発事例

ゴルフカートナビ開発

タブレット内蔵のGPSから得られる各ゴルフカートの位置情報を、920 MHzの特定小電力無線モジュールにより本部に集約する。本部側からは、各ゴルフカートの位置情報を基に他の組との位置関係やショット禁止などの情報を各ゴルフカート側に伝達するシステムを開発。

ゴルフカートナビ システム構成図

ゴルフカートナビ システム構成図

 

開発構想段階からサポートさせていただき、ゴルフ場での実証実験を通じて最適な無線回線(420MHz or 920 MHz)の選定や無線中継方式の検討など製品仕様の面でも様々なご提案をさせていただきながら開発を進めました。

 ゴルフ場での無線通達エリア確認結果

「地図データ:Google earth, ZENRIN, DigitalGlobe
ゴルフ場での無線通達エリア確認結果

 

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IoT関連ブログ

 

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電気設計受託サービス

【製品開発のトータルコーディネートが可能】

Wave Technology(WTI)には、製品開発で必要となる全ての設計部隊(電気、機構、基板、ソフト)が揃っており、これらを一括で受託し社内で綿密に連携して設計を進めるため、デザイン、コスト、性能などを最適化した製品に仕上げることが可能です。

 

また、位置検出、ワイヤレス給電、信号処理、画像認識、AI など近年の製品開発でニーズの多い要素技術についても社内外のネットワークを活用し製品に組み込むことが可能です。

製品開発のトータルコーディネートが可能

【試作もスピーディーに対応】

  • 技術領域の広さと幅広い対応力から生まれるワンストップサービスで製品開発を全般的にサポートします
  • ワンストップサービスでお客様の製品開発をスピードアップします
  • 開発請負、技術派遣などお客様のご要望に応じフレキシブルに対応します

 

Wave Technology(WTI)は試作専門の製造メーカと複数のネットワークを有しております。
また、部品調達は基本的にネット通販で行うため、部品の納期に伴う試作遅れなどは発生しません。

Wave Technology(WTI)は試作専門の製造メーカと複数のネットワークを有しております。

設計段階から試作時の入手性を見据えて部品を選定するため部品の納期トラブルは発生しません。
4層基板であればプリント基板の製造から実装までおよそ2週間で対応いたします。

充実した評価設備で機能・性能を確認
電気的な検証に必要なオシロスコープ、マルチメータ、スペクトラムアナライザー、ネットワークアナライザ、恒温槽はもとより、200名規模の設計会社としては異例の電波暗室や防水試験機まで保有しており製品として求められる機能・性能を確認いたします。

電波暗室 防水試験機
電波暗室 防水試験機

電気設計受託範囲

 

●技術領域の広さと幅広い対応力から生まれるワンストップサービスで製品開発を全般的にサポートします。
●ワンストップサービスでお客様の製品開発をスピードアップします。
●開発請負、技術派遣などお客様のご要望に応じフレキシブルに対応します。

 

仕様検討 詳細設計 試作機製作 検証

システム検討
ハードウェア検討
ソフトウェア検討
仕様書作成

アナログ回路設計
デジタル回路設計
高周波回路設計
FPGA設計
ソフトウェア設計
基板レイアウト設計
筐体設計

部材調達
基板製作
部品実装
筐体製作
動作確認

検証計画作成
ハードウェア検証
ソフトウェア検証
EMI検証
検証報告書作成

Wave TechnologyWTI)のワンストップサービス

 

IoTICT機器以外にもマイコン、FPGAを有するカスタムボード全般について受託開発可能です。
●アナログ・デジタル・高周波・基板アートワークの各設計者が集結しており最適なハードウェアをご提案できます。

対応可能デバイス一覧

デバイス メーカ 対象シリーズ
マイクロコントローラ NXP i.MXアプリケーション・プロセッサ(ARM,
8-bit S08シリーズ
Microchip PIC161824dsPIC
Texas Instruments MSP430, C6000DSP,
TIVA C シリーズ
ルネサス 8, 16-bit 超低消費電力マイコン
RL78, 78K, R8C
32-bit RISCマイコン
V850, SuperH
FPGA
CPLD
AMD Spartan, Artix, Kintex, Virtex,
CoolRunner-Ⅱ CPLD
Altera Cyclone, Arria, Stratix,
MAX10
Lattice ispMACH4000

※本表に無いデバイスについてもご相談に応じます。

 

主な開発実績

IoT向け電子基板評価事例(←クリック!)

各種センサデータ、GNSS位置情報などの取り込みや、有線・無線通信を制御するボードの設計とGNSS受信感度評価、有線通信規格のコンプライアンス試験、無線通信規格の品質試験への対応

IoT向け電子基板評価

 

ゴルフカートナビ開発事例(←クリック!)

ゴルフカートの位置情報を920 MHzの特定小電力無線モジュールによって本部に集約するユニット

ゴルフカートナビ開発事例

920MHz

ゴルフカートナビ開発事例

 

デジタル制御電源開発事例(←クリック!)

システム要求に対してMPUdsPIC)がリアルタイムに電源を制御し、動的に電圧、電流を可変させることができる電源

デジタル制御電源開発事例 デジタル制御電源開発事例

 

その他の主な開発実績

開発件名 概要 開発要素
高精度位置測位
ユニット
車に搭載するユニットでGNSS位置情報に加え、加速度センサ、ジャイロセンサの他、無線通信で得られる情報も利用して高精度で位置を測定する装置。
通信キャリアが提供する位置補正情報をLTE通信により取得し、高精度な位置情報を演算する。
回路、基板、筐体、ファームウェア、PC用アプリケーションソフト
高速通信制御
ユニット
高速シリアル通信をCPUで制御し、逐次更新される大容量環境データを高速で処理するシステム。 回路、基板、筐体、ファームウェア
自動車運転状態
解析ユニット
車に搭載するユニットで加速度センサ、ジャイロセンサから得られるデータをSDカードに保存する。このデータをPC用アプリケーションで解析することによって、ドライバーの運転状態(急発進などの有無)を解析する装置 回路、基板、筐体、ファームウェア、PC用アプリケーションソフト
バイク用位置
情報通信ユニット
バイクの位置情報を3G回線で本部に送信するユニット 回路、基板、筐体、ファームウェア
ファームウェア:
GPSモジュールからの位置情報を取得し、プロトコル変換して3Gで送信する処理を1チップマイコンに搭載
Wakeup
Receiver
一定周期で起動し電波が届いた時だけ完全に起動する無線LANモジュール 回路、基板、筐体
無線機用パワー
アンプ評価ソフト
無線機用パワーアンプ(PA)を制御する基板とその評価プログラム
PLL、AGCをパソコンから制御し、レベル測定してグラフ化するGUIソフト
PC用アプリケーションソフト
店内連絡
システム
店舗内で使用する業務用無線機 回路、基板
RF IC(LTE用IC)制御ボード LTE用RF ICの制御ボードおよびRF ICを搭載するサブシステムボード 回路、FPGA、GUIソフトウェア
物質分析装置 測定対象物にLED光を照射し、反射光を測定。測定結果をホスト(パソコン)にBluetoothまたはUSB通信で送信し、ホスト側でパターンマッチングにより対象物を特定する装置 回路、基板、筐体、ファームウェア、PC用アプリケーションソフト
ファームウェア:
測定端末側の制御ソフトウエア(Bluetoothデバイス側)
処理結果をBluetoothモジュールを使って通信
業務用カメラ
制御基板
カメラからの映像、音声データを光ケーブルから受信しO/E変換後FPGA内で映像データに加工を施しホストCPUに受け渡す機能を有するボードの開発 回路、FPGA設計、基板
ジョイスティック
制御基板
ジョイスティックからのアナログ出力をマイコンのADCでデジタル変換しそのデータをホストCPUに受け渡すための制御ボード 回路、基板、ファームウェア
ファームウェア:
EOLになった接点式ジョイスティックの置き換えを実現するために、1チップマイコンがキャリブレーション情報を制御しアナログジョイスティックで旧システムを実現
LCDバックライト
制御ボード
LCDバックライト用制御ボード 回路、基板、ファームウェア
ファームウェア:
電源制御とPWMを使った調光機能を1チップマイコンに搭載
EV用
モータ制御基板
EV車用のモータ制御基板、IPM(インテリジェントパワーモジュール)駆動電源ブロック図

EV車用のモータ制御基板、IPM(インテリジェントパワーモジュール)駆動電源の開発

回路、基板
エアコン異常検知
監視ストレージ
エアコン稼働状態(消費電力、エラー発生の有無など)をロギングするシステム 回路、基板
信号発生器 10 MHz入力から2系統の122 MHz (0 dBm) を生成し出力するボード 回路、基板
光LANユニット 通信レート1.25 Gbpsの光通信制御ボード
FPGAで通信データのパケット化などの高速処理を行う
回路、FPGA、ファームウェア、基板、筐体
PCモニタ用
光LANユニット
通信レート1.25 Gbpsの光LANネットワーク内に設置し通信内容をPCでモニタする装置 PCとの通信にはUSB3.0を使用する 回路、FPGA、ファームウェア、基板、筐体
病院内ネットワーク
システム

医療機器のデータを病院内で使用可能な315 MHzの微弱無線を使用し集約するシステム

315MHz帯を使用したシリアル通信の無線化315MHz帯を使用したシリアル通信の無線化
回路、ファームウェア、基板、筐体
ファームウェア:
有線通信をプロトコル変換し無線通信を実現。音声アラームなどの情報も通信相手に通知。送受信機の1チップマイコンにファームウェアを搭載
音声合成ユニット 日本語のテキストデータを音声にして読み上げる装置
市販品のPCボード(Intel製Edisonボード)を内蔵する
OSはYocto Linux v1.6
回路、ファームウェア、基板、筐体、PCアプリケーションソフト
LED照明用
スイッチング電源
最大22 W 16 VのLEDを駆動するためのLEDコントローラ基板
PWMパルスによって調光制御が可能
回路、基板
ニッケル水素用
急速充電器
6chニッケル水素電池用急速充電器
Wave Technology(WTI)で開発した劣化抑制充電アルゴリズムを採用
回路、ファームウェア、基板、筐体
ファームウェア:
充電器の2次電池充電制御ソフトウエア
当社独自アルゴリズムで劣化を抑制しつつ急速充電に対応
充電器の1チップマイコンに搭載
モバイルPV充電器 リチウムイオン電池を内蔵し太陽電池やUSBからの充電が可能
リチウムイオン電池に蓄電した電力を基にスマートホンなどのモバイル端末を充電する
回路、ファームウェア、基板
ファームウェア:
太陽電池内蔵のUSBモバイルバッテリの充放電制御プログラム
ZigBee
RFモジュール
NXP製ARM内蔵RF ICを使用した2.4 GHz ZigBeeモジュール 回路、基板
車載用
Hブリッジコントローラ
車の駐車ブレーキ制御コントローラ
車載用モータドライバICをMPUから制御する
回路、基板
ワイヤレス
マイクシステム
300 MHz帯のワイヤレスマイクシステム
主にチューナ受信部の開発を担当
回路、基板、ファームウェア
ファームウェア:
通信システムの制御ファームウェア
通信情報に付加された制御信号をデコードする処理を1チップマイコンに搭載
920MHz
無線モジュール
Silicon Labs RF ICを使用した920 MHz無線モジュール 回路、基板
ナットライナー用
モータコントロール
ユニット
自動車の生産工場などで使用されるナット類を締める装置に内蔵されるモータコントロール用の基板 回路、基板
太陽追尾架台用
制御基板
太陽光発電用ソーラパネルが太陽に対して常に最適な向きになるようにモータで制御する装置に内蔵されるDCブラシレスモータ制御基板 回路、基板
血液透析用
排液モニタ装置
血液透析装置の排液ラインに光学的センサ(受発光1セット)を2セット装着し、2セットの間にフィルターを設置することで、排液のフィルター前後(濾過前後)の吸光度を測定する。測定結果を演算することによってフィルターでトラップされた大分子量物質の漏出量などを推算する装置 回路、基板、ファームウェア、筐体
ファームウェア:
検出器のLED制御と光センサーの情報を処理し状況を監視できるファームウェア
検出器の1チップマイコンに搭載

 

検証業務受託

 

●製品開発で大きなウェイトを占めるEMI対策も保有する電波暗室で対応します。
●検証報告書の作成に関して、社内教育を徹底しており、簡潔明瞭でわかりやすい報告書を作成します。

 

簡易電波暗室内部イメージ

簡易電波暗室内部イメージ

※   Wave Technology(WTI)のEMI対策検証サービスが支持される理由

  1. アンテナ放射エミッション・雑音端子電圧について測定できる簡易電波暗室をご利用いただけるだけでなく、専門の技術スタッフがEMI対策検討まで対応いたします。
  2. 対策検討の結果、ハードウェアの改版が必要な場合は、基板設計~試作、再評価~認証試験代行サービスまでワンストップで対応いたします。
  3. 電磁波可視化システムをご利用いただけることで対策ポイントを容易に特定することができます。

電磁波可視化システム

電磁波可視化システム

 

EMI対策でお困りの場合は、是非Wave TechnologyWTI)にご相談ください。

 

Wave Technology(WTI)のEMI測定システム全体図

Wave TechnologyWTI)のEMI測定システム全体図

 

《技術コンサルティングのご案内》

WTIは、EMC 対策コンサルサービスを「テクノシェルパ」のブランド名で行っております。以下のようなお悩み・ご要望にお応えします。

  • 「いろいろ対策してみたがノイズが落ちない」
  • 「自社電波暗室が混んでいるので、社外の電波暗室で現物を前にして相談したい」
  • 「他業務に追われて、じっくりノイズ対策を検討する時間がない」
  • 「試作前の設計段階でEMC 設計としての妥当性について第三者検証を受けたい」

詳しくは「テクノシェルパ」のEMC 対策コンサルサービスのページをご覧ください。

 

「EMI(伝導・放射ノイズ)対策検証受託サービス」の説明はこちら
「電波暗室レンタルサービス」の説明はこちら
「FPGA設計受託サービス」の説明はこちら
「ソフトウェア設計受託サービス」の説明はこちら

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テクノシェルパ関連ブログ
電波暗室・EMI関連ブログ

電子回路設計 ヒントPLUS☆(EMI対策関連)

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●「電気設計受託サービス」
●「ノイズビジョン~電波暗室レンタルサービス~」

 

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【参考】 電波の周波数による分類・定義

電波の周波数による分類をまとめてみました。 マイクロ波の周波数帯については特別な名前がつけられています。

電波の周波数による分類 マイクロ波の周波数帯(IEEE)
周波数 範囲 慣用の名称 特徴 主な用途(日本国内) 名称 帯域 (GHz) 用途
英語 日本語
3kHz ~ 30kHz VLF (very low frequency) 超長波 水中へも到達する。 オメガ(電波航法)・標準電波・対潜水艦通信
30kHz ~ 300kHz LF (low frequency) 長波 地表波による安定した通信が可能。大電力の送信機の製作が容易 LORAN-C・標準電波(電波時計)・船舶無線電信・RFID・長波ラジオ放送・航空無線標識局・海上無線標識局・ILS・コンパスロケータ・鉄道誘導無線・アマチュア無線(135kHz帯。2009年3月30日に割り当てられた)
300kHz ~ 3MHz MF (medium frequency) 中波 昼間は地表波による安定した通信・夜間は電離層による反射で遠距離通信が可能。 中波ラジオ放送・船舶気象通報・無線航法(NDB/ADF)・アマチュア無線(トップバンド)・航空無線標識局・海上無線標識局・ILS・コンパスロケータ
3MHz ~ 30MHz HF (high frequency) 短波 電離層による反射で遠距離通信が可能。季節や時間帯による伝送特性の変化が大きい。 非常通信連絡設定(4630kHz)・船舶無線・(洋上)航空無線・短波ラジオ放送・RFID・アマチュア無線・OTHレーダー・市民ラジオ・ISMバンド(トランシーバー玩具・ラジコン)
30MHz ~ 300MHz VHF (very high frequency) 超短波 空間波による見通し範囲の通信が可能。スポラディックE層やラジオダクトによる異常伝搬で遠くの送信局の妨害を受けることもある。 ISMバンド(ワイヤレスマイク・ラジコン)・産業用ラジコン・MRI・業務用移動通信・無線航法(MKR/LOC/VOR)・民間航空無線・ELT・EPIRB・国際VHF船舶無線・同報無線・FMラジオ放送・VHFテレビ放送(1~12ch)・アマチュア無線・無線呼び出し・アナログコードレス電話子機・防災無線
G帯 0.2 ~ 0.25 軍用航空無線
P帯 0.25 ~ 0.5 移動体通信・アナログコードレス電話・特定小電力無線・アマチュア無線(430MHz帯)
300MHz ~ 3GHz UHF (ultra high frequency) 極超短波 アンテナが小さくなるため移動体通信に適する。 マイクロ波工学。マイクロ波加熱。 列車無線・アナログコードレス電話親機・特定小電力無線・空港無線電話・UHFテレビ放送(13~62ch)・地上デジタルテレビジョン放送・RFID・パーソナル無線・800MHz帯・第三者無線・携帯電話・PHS・業務用移動通信・GPS・無線航法(GS/DME/TACAN/ATC/TCAS)・ELT・EPIRB・軍用航空無線・アマチュア無線・ISMバンド(電子レンジ・無線LAN・デジタルコードレス電話・VICSなど)
L帯 0.5 ~ 1.5 テレビ放送・携帯電話・インマルサット衛星電話・800MHz帯・アマチュア無線(1.2GHz帯)
S帯 2 ~ 4 固定無線・移動体向けデジタル衛星放送・ISMバンド(電子レンジ・無線LAN・アマチュア無線など)・ワイドスター(衛星電話)
3GHz ~ 30GHz SHF (super high frequency) センチメートル波 高速データ通信用として技術開発が行われている。 衛星通信・衛星(BS・CS)テレビ放送・放送用中継回線(STL・固定通信・非常用・FPU)・無線アクセス・無線LAN・ISMバンド(ETC)・電波高度計・ESR・アマチュア無線
C帯 4 ~ 8 通信衛星・固定無線・無線アクセス
X帯 8 ~ 12 軍事通信・気象衛星・地球観測衛星
Ku帯 12 ~ 18 衛星テレビ放送・通信衛星
K帯 18 ~ 26 通信衛星
Ka帯 26 ~ 40 通信衛星
30GHz ~ 300GHz EHF (extremely high frequency) ミリ波 直進性が非常に強い。 レーダー・衛星通信・50GHz帯簡易無線・プラズマ診断・アマチュア無線・ESR
V帯 40 ~ 75 レーダー・通信衛星
W帯 75 ~ 111 電波天文学
300GHz ~ 3THz テラヘルツ波(サブミリ波) 光と電波の中間領域。日本の電波法での電波の定義は3THz以下の電磁波とされる。 電波天文(宇宙電波の受信)・非破壊検査

●高周波・無線関連その他サービスご紹介 高周波・無線 設計受託(親ページ) 高周波電力増幅器開発 各種高周波部品開発 無線通信モジュール用アンテナ設計・評価受託 高周波マッチング工房 高周波開発インサイドストーリー高周波・無線関連ブログ ブログ目次はこちら電子回路設計 ヒントPLUS☆(高周波・無線関連)
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各種高周波部品開発

フィルタ回路設計評価

必要な周波数のみ最小限の損失で通過させ、不要な周波数は確実に減衰させる回路がフィルタ回路です。
通過させる周波数により、

LPF(Low Pass Filter) : 低域通過フィルタ
HPF(High Pass Filter) : 高域通過フィルタ
BPF(Band Pass Filter) : 特定の周波数のみ通過させるフィルタ
BRF(Band Rejection Filter) : 特定の周波数のみ減衰させるフィルタ

があります。
 
WTIでは、周波数200MHz12GHzにおいて、L/Cを用いた各種フィルタ回路、マイクロストリップラインを用いた各種フィルタ回路の設計・評価の実績があります。
またこれらを組み合わせることで、お客様の目的に合ったフィルタ回路をご提案します。
 

フィルタ等価回路 フィルタ特性
フィルタ等価回路 フィルタ特性

 
【主な開発実績】

開発件名 概要 主要特性
フィルタ回路設計評価 L/C回路を用いた各種フィルタを設計評価 周波数
~10 GHz
--- ---
・マイクロストリップラインを用いた各種フィルタを設計評価 周波数
~10 GHz
--- ---
・通信装置の高調波スプリアスの低減検討のためフィルタを調整 周波数
~500MHz
--- ---

合成分配回路設計評価

市販の増幅器を用いて設計する場合、どうしても出力電力などが不足することがあります。
このとき複数の増幅器に電力を等しく分配し、増幅された電力を低損失で合成する合成分配器が必要になります。
 
WTIでは純粋に50Ω系での合成分配を行う回路から、異なるインピーダンスに合成分配を行う回路まで、様々な開発経験があり、お客様の目的にあった回路をご提案します。
 

合成・分配回路製作事例
合成・分配回路製作事例

 
【主な開発実績】

開発件名 概要 主要特性
合成・分配器設計 ・マイクロストリップラインを用いた各種分配器設計評価
 ウィルキンソン、90° ハイブリッド
周波数
~8 GHz
--- ---

スイッチ回路設計評価

信号が通過する経路のオン・オフを切り替えるスイッチ回路では、オンとオフの比を表すアイソレーション特性が重要となります。
WTIでは市販のMMICを組み合わせることで、アイソレーション50dBを実現したスイッチモジュールの開発実績があります。
 

スイッチ等価回路 スイッチ電磁界解析モデル
スイッチ等価回路 スイッチ電磁界解析モデル

 
【主な開発実績】

開発件名 概要 主要特性
24G SW MDLの設計開発 ・車載レーダに使用するスイッチ部品を開発 周波数
24 GHz
アイソレーション
< -50 dB
---

局部発振回路設計評価

周波数コンバータで基準となる信号を生成する回路が、局部発振器(LOLocal Oscillator)です。この局部発振器では、高い周波数安定度と低位相雑音が必要となります。そのため、PLL(Phase Locked Loop)を用いた、周波数シンセサイザーが使われます。
 

局部発信器ブロック図 VCO: Voltage Controlled
Oscillator

電圧制御型発振器
PLL:  Phase Locked Loop 位相同期ループ
TCXO:Temperature Compensated
Crystal Oscillator

     温度補償回路付水晶発振器
Loop Filter : ループフィルタ
局部発信器ブロック図  

WTIでは、市販のVCOとPLL-ICの組合せまたはVCO内蔵PLL-ICいずれかを選定して周波数シンセサイザを設計します。低位相雑音でのご要求であれば市販VCOとPLL-ICの組合せ、実装面積の小型化のご要求であればVCO内蔵のPLL-ICを選定しています。
周波数シンセサイザの設計では、位相雑音、Lock Time、周波数安定度特性が重要なため、TCXO、VCO、PLL-ICの選定とループフィルタの設計が重要になります。特に位相雑音とLock Timeは相反する特性のため、ループフィルタの回路に起因します。ループフィルタの回路は、VCOの特性、PLL-ICの特性、ループ帯域や位相マージンなどのパラメータで回路設計をします。これらを適切なパラメータの組合せで、マイクロ波帯において、周波数シンセサイザを設計した実績があります。

PLL 位相雑音特性例 PLL 位相雑音特性例
PLL 位相雑音特性例 PLL-IC Lock Detect 信号例

 
【主な開発実績】

開発件名 概要 主要特性
携帯電話用VCO/PLLモジュールの開発 ・各種携帯電話用VCO/PLLモジュールを開発 --- --- ---
2.45GHz帯マイクロ波電源の開発 ・信号発振器の回路を設計(VCO内蔵PLL-ICを使用) 周波数
2.42.5 GHz
--- ---
アップコンバータユニット開発 ・局部発振器の回路を設計(VCO内蔵PLL-ICを使用) 周波数
400 MHz
--- ---
122MHz信号発振器の開発 ・局部発振器の回路を設計(VCO内蔵PLL-ICを使用) 周波数
122 MHz
位相雑音
-100dBc/Hz
(@1kHz)
---

 

《技術コンサルティングのご案内》

WTIは、高周波(RF)のコンサルサービスを「テクノシェルパ」のブランド名で行っております。以下のようなお悩み・ご要望にお応えします。

  • 「自社設計品で性能が出ない」
  • 「発振が止まらない」
  • 「特定の部品が故障しやすい」
  • 「高周波の知識が全くないので設計外注の依頼もできない」
  • 「開発イメージのみから仕様書まで落とし込んでもらえないか」

詳しくは「テクノシェルパ」の高周波(RF)コンサルサービスのページをご覧ください。

 

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高周波電力増幅器開発

高周波ディスクリートトランジスタ/高周波アンプモジュール設計評価

WTI40MHz18GHzの周波数帯域において、パッケージ内部で整合を行うディスクリートトランジスタや、外部でインピーダンス整合を行うアンプモジュールの設計評価実績があります。

使用するトランジスタとしてはベアチップから、モールドパッケージ品、メタルパッケージ品など幅広く経験があり、用途に応じた整合回路の設計評価を行っております。
整合回路はチップコンデンサやチップインダクタを用いて整合をとる集中定数タイプ、伝送線路の幅や長さを変更し整合をとる分布定数タイプの設計・評価を行っています。
構成する基板材料としては、一般的な有機系基板からセラミック基板まで扱っています。
これらを用いて、低いインピーダンスのトランジスタを、最適なインピーダンスに整合する回路を実現しています。

インピーダンス整合を行う上では、出力電力・動作効率・歪などのうち、どのパラメータを重視するかという点で注意が必要となります。また高周波増幅器にはつきものの発振の問題など、他にも注意点があり、これらを加味した回路を提案します。
 

ディスクリートトランジスタ検討事例 トランジスタ負荷依存特性
ディスクリートトランジスタ検討事例 トランジスタ負荷依存特性

 
【主な開発実績】

開発件名 概要 主要特性
トランジスタ単体評価 ・ベアチップトランジスタのDC/熱抵抗特性を評価 --- --- ---
・ベアチップトランジスタの最適負荷を評価(ロードプル・ソースプル) 周波数
~4GHz
出力
~1W
---
・ベアチップトランジスタ用 整合用回路を設計評価 周波数
~18GHz
出力
~100W
---
高周波ディスクリートPAの基礎検討評価 1GHz 25W
PA
の評価治具作成と性能評価
周波数
1GHz
出力
25W
---
1GHz 1kW
PA
の評価治具作成と性能評価
周波数
1GHz
出力
1kW
---
2GHz 80W
PA
の2合成回路検討
周波数
2.4GHz
出力
160W
---
4GHz 50W PAの合成回路を設計評価 周波数
4GHz
出力
100W
---
5GHz 50W
PA
の合成回路を設計評価
周波数
5.2GHz
出力
100W
---
SSPAに搭載する高出力トランジスタの整合回路を設計評価 周波数
~100MHz
出力
~0.2W
---
高周波アンプモジュール開発 ・移動体通信機器に搭載する、高利得・低歪・高効率モジュールを開発 周波数
~3.5GHz
出力
~9W
ηt
60%
・移動体通信機器に搭載する、高利得・低歪モジュールを開発 周波数
~400MHz
出力
~2W
ACLR
35dBc
・市販ディスクリートPAを組み合わせた中出力アンプモジュールを開発 周波数
~400MHz
出力
12W
ACLR
35dBc
高周波特性検査治具の開発 ・ディスクリートPA評価用の、整合回路/バイアス印加回路が付属した高周波検査治具を開発 周波数
~14GHz
--- ---
DC特性試験治具 ・ディスクリートPA評価用の、バイアス印加回路が付属した高耐熱DC通電用治具を開発 --- --- ---

 

高周波SSPA設計評価

WTIでは純粋に電力を増幅するものから、信号を生成し周波数変換、変調した信号を増幅する複合機能を持ったものまで開発実績があります。
 

SSPAを開発するにあたり、適正なレベルダイヤを設計し、それに見合ったデバイス選定することが重要となります。
この際に問題として発生するのは、50Ω整合されたデバイス同士を単純に連結しても出力が出ない/歪特性が悪い、空間アイソレーション不良による信号の回りこみによる性能低下、発振などによる不安定動作などの現象です。
特に発振については、歪特性に関してお困りになることが多いのではないでしょうか。
 

WTIでは豊富な単体トランジスタの設計評価実績をもとに、基本波・低周波・高調波を考慮した開発を得意としており、お客様の目的にあったSSPAをご提案します。
 

SSPA開発事例 SSPA回路ブロック図
SSPA開発事例 SSPA回路ブロック図

 
【主な開発実績】

開発件名 概要 主要特性
通信実験用各種SSPA開発 ・通信実験に使用する2GHz帯 各種出力のSSPAを開発 周波数
2.1 GHz
出力
20 W
---
周波数
2.1 GHz
出力
180 W
---
周波数
2.5 GHz
出力
10 W
---
周波数
2.5 GHz
出力
20 W
---
周波数
2.5 GHz
出力
200 W
---
周波数
2.45 GHz
出力
160 W
---
周波数
2.45 GHz
出力
200 W
---
実証用プロトタイプSSPA開発 ・無線通信装置に使用する2GHz帯 各種出力のプロトタイプSSPAを開発・提案 周波数
1 GHz
出力
2 kW
---
周波数
2.45 GHz
出力
200 W
---
周波数
2.4 GHz
出力
200 W
---
周波数
3.5 GHz
出力
16 W
---
デバイス試験用SSPA開発 ・高出力ディスクリートPAを試験するためのSSPAを開発 周波数
3.5 GHz
出力
20 W
Gain
60 dB
周波数
3~4 GHz
出力
20 W
Gain
55 dB
周波数
4~5 GHz
出力
20 W
Gain
50 dB
周波数
7~8 GHz
出力
20 W
Gain
40 dB
歪補償回路適用による送信PA効率改善 ・リニアライザを用いた歪補償機能を有するSSPAを開発(規定出力時の効率改善) --- --- ---
実験用受信回路開発 ・アンテナに接続するGPS信号受信用のモジュールを開発 周波数
1.57 GHz
NF
<3.5 dB
Gain
>22 dB
900MHz ZigBee受信モジュールを開発 周波数
920 MHz
--- 検出感度
-90 dBm
400MHz帯送受信回路を開発 周波数
400 MHz
--- ---

 

周波数コンバータ設計評価

WTIでは0.23GHzの周波数コンバータを開発した実績があります。
周波数コンバータの開発では、適切に周波数を変換するとともに、不要な周波数の信号を除去する必要があり、それに見合った部品の選定が重要となります。
WTIでは、各種フィルタ回路、発振回路の設計技術を有しているため、お客様の目的にあった、周波数コンバータの設計に対応します。
 
 

送受信部ブロック図
送受信部ブロック図

 
【主な開発実績】

開発件名 概要 主要特性
実験用プロトタイプコンバータの開発 ・通信実験に使用する各種プロトタイプコンバータを開発 周波数
200 MHz
出力
13 dBm
2逓倍
周波数
350 MHz
出力
2 dBm
4逓倍
周波数
700 MHz
出力
4 dBm
8逓倍
周波数
1.7 GHz
出力
-2 dBm
40逓倍
デバイス試験用コンバータの開発 ・高周波ディスクリートPAを試験するためのコンバータを開発 周波数
3 GHz
出力
-2 dBm
3逓倍

 

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  • 「自社設計品で性能が出ない」
  • 「発振が止まらない」
  • 「特定の部品が故障しやすい」
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