電源回路の比例制御と積分制御
2022年06月28日
みなさん、こんにちは。WTI 電源設計課の今井です。
前回は『電源回路とフィードバック制御』についてお話しさせていただきました。比例制御を用いると制御対象の特性のバラつきの影響を小さく抑えることができましたが、目標値と出力の間に誤差が残ってしまいました。
今回は、ある程度時間が経過した後の誤差(定常偏差)をできるだけ小さくする方法についてお話ししたいと思います。
みなさん、こんにちは。WTI 電源設計課の今井です。
前回は『電源回路とフィードバック制御』についてお話しさせていただきました。比例制御を用いると制御対象の特性のバラつきの影響を小さく抑えることができましたが、目標値と出力の間に誤差が残ってしまいました。
今回は、ある程度時間が経過した後の誤差(定常偏差)をできるだけ小さくする方法についてお話ししたいと思います。
●受託評価サービスについて
●受託評価サービスのメリット
●お客様からのご要望が急増している評価サービス
●サービス事例
任意の大電流を単パルスや連続波形として試料に印加し、破壊耐量などを評価する受託評価サービス。1 kA以上やms以下の評価にも対応。
半導体をはじめとする各種電子部品や電気製品の電気特性や温度特性、その他動作特性といった、製品の特性評価業務の請負サービスです。
お客様から受託した評価を完了後、当社にて評価レポートを作成します。
| 当社のカスタム計測システムに関するお問い合わせの中で、「受託評価サービス」に関するお問い合わせが増えてきております。お客様が保有する開発リソースは、開発のコア領域にできる限り集中させ、周辺業務はアウトソースしたいといった理由でご依頼いただくケースが多いようです。 「受託評価サービス」は、カスタム計測システムの設計・開発を補完する位置づけでサービスをご提供してまいりましたが、専用サービスとして独立させることで、このご要望にお応えすることにいたしました。 近年は、パワーデバイスを中心に、車載用の電子部品でAEC準拠の試験・評価需要も増えつつあり、サービスの拡充を進めております。 その他にも、超低抵抗評価(μΩやnΩ)や微小電流(nAやpA)、微小電圧(nV)、大電流(300 A)、高電圧(600 V/1200 V)等、ニッチ領域での要素技術に関するご要望が増えつつあります。 |
- 評価環境も当社にて準備できますので、評価サンプルをご準備いただくことで評価開始が可能です。
- 電気系の専門知識がなくても評価したい内容をお伝えいただければ評価方法や評価項目を立案いたします。
- 評価業務を当社に委託いただくことで、お客様は開発業務に注力いただくことができます。
- 開発設計を主力としている当社は、「設計者目線」で評価結果を分析いたします。
- 当社が保有する計測に特化したハードウェア/ソフトウェアのプラットフォームを活用し、最適な評価環境を構築します。
その他、具体的なアイデアをお持ちでなくても、ご希望の内容をご相談いただければ、課題解決案をご提案します。
- パワーデバイス/パワーモジュール評価(静特性、動特性、各種信頼性)
- 超低抵抗評価
- 車載用半導体向け信頼性試験サービス(AEC-Q101、AQG-324準拠)
- 電子部品の各種信頼性試験
- 舵角(角度)センサの性能評価
- LEDチップの表面温度測定
- エレベータの位置検出センサ評価
- スマートフォン音質の温度・気圧依存性評価
- 無線電力伝送(WPT)の距離・指向性評価
- 電子たばこの電気的(温度)特性評価
- 美容機器の電気的評価
- 静電容量と温度の同期測定
- 磁気センサアレイによる磁気評価
- 市販電気製品に搭載された積層セラミックコンデンサ(MLCC)のメーカー依存性評価
- バッテリー監視基板(BMU)の評価
- 電気製品や部品のSパラメータ測定
- アナログフロントエンド(アナデジ混在)ICの評価
- フォトカプラの電気特性評価
- その他、各種ICの選別試験や、ICの評価基板を用いた特性評価 など
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第二技術部 カスタム技術課 井上 潤 (2021年入社) |
計測システムの設計/リバースエンジニアリング
計測システムの設計では、お客様毎に異なる要望に合わせて測定・試験用の回路やプログラムの設計・作成を行います。
私が実際に携わったものとしては、パワーデバイスの高速スイッチング試験用の多チャンネル信号発生回路を設計し、信号発生タイミングのプログラムを作成して制御したもの等があります。リバースエンジニアリングでは、電気製品の分解・分析を実施し、その機能分析や回路図面の作成を行っています。
この業務では、実際に社会に出回っている製品がどのような仕組みで動いているのか知れるため、非常に面白く知識もたくさん身につきます。
業務効率を向上させるツールを一から作成したこと
携わっているリバースエンジニアリングの回路図面化の作業において、回路の機能をブロックごとに可視化するツールを作成し、一からその機能を組み上げることができたことです。
ツールの作成には、カスタム計測設計で養っているプログラミングの知識が役立っています。もともとリバースエンジニアリングの回路図面化作業は、解析対象である製品の内部基板の規模によって業務時間の長さが変わってきます。その中で、求められる作業を1クリックで完了できるツールを作成できたことは、非常に大きな達成感を感じることができました。
また、私自身のプログラミングスキルも着実に伸びていることを感じ、更にスキルを磨こうと思うモチベーションにもつながっています。
一から幅広い技術を吸収して成長できる環境
学生のころは物理系の学科に属しており、主に半導体等の物性に関する研究を行っていました。
しかし、直接的に社会に役に立つ技術に関わりたいと感じるようになり、少なからず学生時代の半導体知識を活かせる電気・電子系の職種を探しており当社に出会いました。電気・電子系の会社の中で当社を選択した理由は、保有している技術領域が広く、畑違いの分野から入社しても技術者として大きく力を成長できる環境が整っていると感じたからです。
私自身入社当時は、回路に関する知識は高校物理レベルしか持っていませんでしたが、入社時からなんとか業務をこなし成長していると実感しています。
社内での教育プログラムも充実していますので、やる気さえあれば技術をたくさん吸収していけると思います。
当社へ入社:カスタム計測回路・プログラムの設計・開発/電気製品の分析・評価(リバースエンジニアリング)
最近はオンラインでの就職活動が進んでいることと思いますが、私は実際に会社を訪問し、職場の雰囲気を感じることが非常に重要だと思います。
興味がある分野の会社に入社できたとしても、社内の風通しの良し悪しによっては楽しく働けない可能性があります。
機会があれば是非、実際に会社を訪れて社内雰囲気を感じ取り、後悔のない会社選びをしていただければと思います。
株式会社 Wave Technology(WTI)の求人については、下記をご参照願います。
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第二技術部 カスタム技術課 I・K (2020年入社) |
計測システムのインタフェース回路設計/評価業務
主な業務は次の3種類です。
1.計測システムの開発、2.評価業務(高感度測定)、3.リバースエンジニアリング。
- 私が担当したのは、計測システムの中のインタフェース回路部分です。計測システムでは、センサからの信号を情報処理することが一般的です。その際のセンサと情報処理側のインタフェースをとる回路を設計しました。うまく動けば喜びもひとしおです。
- 高感度測定の業務では具体的に、低抵抗や微小電流の精密な測定を行いました。かなりニッチな評価ですので、他で学ばないようなことを学べるのが面白いです。
- 種々多様な電子機器/電化製品の基板から回路図を作成したり、解析対象の特性評価をしたりします。世の中の様々な電子機器/電化製品が解析対象なので、身近なモノの動作原理やコア技術を知れるのが面白味だと思います。
感謝の言葉とリピート案件をいただいたとき
以前対応した高感度測定の案件で、お客様から感謝のお言葉をいただいたことです。
当案件は、お客様も難易度が高い評価であることを承知で、当社にご依頼いただいていたものでした。当時入社1年目でしたが、頼りになる先輩の指導のもとやり遂げ、無事報告書を納品することができました。後日、報告会の際にお客様から「ここまでやっていただけるとは…本当にありがとうございました!」とお言葉をいただいたときは、報告書の推敲を重ねた甲斐があったなと純粋に嬉しくなりました。
技術者として成長でき、そのための環境が整っている
当社を選んだ理由は2つあります。
1つ目は、当社が技術者として広く知識・技術を習得し成長できる会社であることです。
中小規模で設計・開発を主たる産業としていることから、幅広い技術を間近で触れられると考え、入社を決意しました。(実際、私は入社してから頼れる先輩方のもとで、日々、様々な技術を学んでおります。)
また、電気・電子系出身の方でなくても、社内部門である技術教育センターで電気電子分野の基礎からフォローしてくれるので、入社後の学問面での心配も軽減できました。2つ目は、就職活動中に対応してくださった人事の方々が好印象で、心地よい応対であったため、入社後もやっていけそうだと思ったからです。実際、私は入社後、人間関係・生活環境にも恵まれ、仕事と関係ないところで悩むこともなく平穏に過ごせています。
計測システムの設計・開発
→高感度測定・評価
→リバースエンジニアリング
就職活動の本質は自分を知ることと、企業を知ることです。
企業を知ることについて、可能ならば会社訪問をしてみて下さい。
コロナ禍の副産物でオンラインの就活が便利になりました。
しかし、平日の多くの時間を過ごすことになる会社(環境)へ実際に赴き、雰囲気を肌で感じることはミスマッチを減らす大切な判断材料です。データ分析がダメというわけではなく、データによる判断と自分の直感を両立し、うまく使いこなしてみてください。皆様に良いご縁がありますように。
株式会社 Wave Technology(WTI)の求人については、下記をご参照願います。
こんにちは。第二技術部 カスタム技術課の傳田(でんだ)です。
今回は、当社の標準製品として2022年度から本格的に販売を開始している「導通抵抗モニタリングシステム」をご紹介したいと思います。
みなさんこんにちは。電源課の真野です。
以前に掲載した「回路シミュレーションで手っ取り早く傾向をつかみたいときは、ビヘイビアモデルを使ってみては?」という話の続きをしたいと思います。
前回は元となるPWM信号まで作りましたので、今回は実際の動作に必要なデッドタイムの追加と、作成した信号でインバータ回路をドライブしてみたいと思います。
みなさんこんにちは。第二技術部 カスタム技術課の山本です。
2021年から開始した分解調査レポート販売ですが、USB充電器に加え、新たに電子タバコの分解調査レポートもラインナップに加わりました。せっかくですので、ブログを通じてご紹介させていただきますね。