Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

若手技術者インタビュー(橋爪 崇)

若手技術者インタビュー(橋爪 崇)

第二技術部 電源設計課
橋爪 崇
(2007年入社)

 

私の仕事

電源基板の設計・評価

現在はお客様が設計・評価された電源基板で発生した問題点の対策検討を行っています。
回路定数の変更で改善する場合もあれば、配線パターンの修正や部品の追加が必要な場合など様々、対策にかかるコストも考慮しながら検討しています。

対策した弊害で他の箇所に問題が発生して再度対策しなおすなど、思うように仕事が進まないこともありますがその分できた時の達成感も大きいです。

電源回路の仕事に携わって10年以上経ちましたが、使ったことのない回路方式や新技術など、まだまだ学ぶことが多いです。

 

うれしかったこと

お客様から感謝の言葉をいただけたこと

2018年度の始めに高速応答制御、小型化をテーマとしたLED照明用電源の開発案件に携わらせていただきました。

回路では応答速度を速くすると動作が安定しない問題にぶつかり先に進めない状況が続きました。

その際、使用している回路や素子について勉強し直したり、社内のアナログ回路に詳しい先輩に意見を求めたりと試行錯誤した結果、仕様を満足する回路を設計することができました。 完成品の特性評価を行い、無事納品できた時は一安心。

後日、お客様から感謝のお言葉と、今後も当社に仕事を依頼したいとの連絡をいただきました。 自分の仕事が認められて感謝の言葉をいただけることが、最もやりがいを感じる瞬間だと思います。

 

この会社を選んだ理由

やる気があれば経歴・専攻に関係なく設計業務ができる

大学卒業後、派遣会社に就職し大手メーカーにて製品の評価業務を行っていましたが、回路設計もしたいと思い転職先を探していました。
しかし、中途採用の募集条件にはどの企業も「回路設計の実務経験〇年以上」とあり、設計未経験の私には厳しい状況でした。

そのようななか、当社の募集条件に「未経験者可」とあるのを見つけ、誤記ではないかと直接電話で確認したところ、「やる気があれば大丈夫ですよ」とのことでした。

私が入社した時代は教育制度がなく素人同然の状態で即現場投入、先輩方に指導を受けながら少しずつ技術を学びました。
ただ、現在は教育システムが大変充実しているので、経歴・専攻に関係なく、安心して入社できる環境だと思います。

 

これまでのキャリア

前職:製品の性能評価(4.5年間)→当社へ転職:電源回路の設計・開発(4.5年間)→パワーコンディショナの設計・開発(6年間)→電源回路の設計・開発(現在)

 

先輩からの就職活動アドバイス!

自分のやりたいことができるか、自分に合った職場の雰囲気であるかよく確認しましょう。 続きを読む

板金筐体の接合方法について

みなさん、こんにちは。WTI構造設計課の山田です。

前回のブログ「金属筐体ってどうやってできてるの?」では、開発に携わっている板金筐体の加工方法についてお話しさせて頂きましたので、今回は板金筐体の接合方法についてお話しいたします。板金筐体は仕様、用途によって、どの接合方法が最適なのかを見極めて設計することが必要ですが、ここでは代表的な例を簡単に紹介します。

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Infineon社車載マイコン評価ボード AURIX™ TC375 Lite kit V2 を使ってLIN通信にチャレンジ!(後編)

こんにちは、システム設計課ソフトウェア設計ユニットの松嶋です。

Infineon社マイコンチップAURIXTMの評価ボードを使ってLIN(Local Interconnect Network)通信を試すのに先立ち、前回のブログではAURIXTMの概要とLINの必要性についてご説明しましたが、今回はいよいよ通信確認結果のご紹介です。

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オンデマンド講座の半額キャンペーンを今年も開催!~スミスチャートもEMCもパワーデバイスも基礎から学べます!

みなさん こんにちは。テクノシェルパ技術コンサルタントの河野です。

昨年実施しましたオンデマンド講座の新入社員様向け半額キャンペーンが好評でしたので、今年も6月から実施します。

当社のオンデマンド講座のご案内はこちら

対象となる講座は「Mr.Smithで学ぶインピーダンスマッチングの基礎」、「これだけは知っておきたいEMCの基礎」、「パワーデバイスの基礎」の三つの講座です。

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導通抵抗モニタリングシステムのご紹介♪

こんにちは。第二技術部 カスタム技術課の傳田(でんだ)です。

今回は、当社の標準製品として2022年度から本格的に販売を開始している「導通抵抗モニタリングシステム」をご紹介したいと思います。

(弊社の導通抵抗モニタリングシステムの詳細はこちら)

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Raspberry Piでスクレイピング ~準備編~

みなさん、こんにちは。
システム設計課の中野と申します。よろしくお願いいたします。

今回と次回の2回のブログで、Raspberry Piを使って、Webの情報取得(スクレイピング)をやってみます。
まず、今回は準備編として、必要なソフトをRaspberry Piにインストールして環境構築していこうと思います。

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電流が渦潮になるってほんと?

みなさんこんにちは。技術教育センター長の前川繁登です。

今年も4月に新入社員が入社して元気に新人研修を受けてくれています。その研修講座の一つに私が教えている電磁気学があり、前回のブログに引き続きその講座でのエピソードをご紹介します。

このブログでは、当社メインキャラクターの「なみりん」(当社へ入社志望の女の子)と、イッくんとのインタビュー形式でお送りします。(イッくんは下名のニックネームです(イクセイ))

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自社が注力すべき仕事以外は、設計会社の代行サービスを活用する時代

みなさんこんにちは、WTI営業部 舟津です。

開発業務は増えることはあっても減ることはないという話をお客様からよく耳にします。

さらに詳しくお伺いすると大半のお客様が、「やらなきゃいけない仕事なんだけど、別の業務に集中しないといけないので、なかなか手がつけられないんですよ。」とおっしゃられます。また、「そうこうしている間に次の緊急性の高い業務が出てきて、つい後回しになってしまうんですよ。」ともおっしゃられます。

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基板メーカーからの問い合わせ事例(続編)~基板設計は基板メーカーの製造工程にあった調整も必要です~

みなさん こんにちは!第一技術部 基板設計課の稲岡です。

前回のブログに引き続き、CAM編集時の基板メーカーからの問い合わせ事例を紹介します。

(当社の基板レイアウト設計受託サービスや半導体ベアチップを用いた基板設計/試作サービスの紹介はコチラ

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半導体パッケージの外形寸法規格について

皆さんこんにちは。
東京事業所パッケージ設計課の佐々谷です。

これまでの WTIブログ(半導体パッケージ関連)で半導体パッケージの種類・基板設計・電気解析・構造解析などを紹介してきました。今回は半導体パッケージの外形寸法規格の記号について紹介します。

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