開発初期段階に有効な電源評価ボードに待望の新モデルが登場!

みなさんこんにちは。WTI営業部 塩谷です。

はじめましての皆様も本ブログをお読みいただいているかもしれませんので、簡単に当社の紹介をさせていただきます。

Wave Technology(略称:WTI)は試作開発(研究開発や要素検討)の段階において、

お客様のもう一つの設計部隊として、お客様の開発をサポートしている会社です。

WTIにはさまざまな分野のエンジニアが在籍しており、設計のみならず評価・解析に至るまで、

お客様のお悩みを幅広く解決することが可能となっております。

また、設計主体の会社であるWTIではございますが、当社オリジナル商品の販売も展開させていただいております。今回はオリジナル商品の中でも「電源評価ボード」を紹介いたしますので、本ブログも最後までお読みいただけますと幸いです。

 

【オリジナル商品一覧】

評価ボード(ワイヤレス給電評価用、双方向通信評価用)

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導通抵抗モニタリングシステム

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電源評価ボードが開発初期段階に有効活用される理由とは

さて、26年春リリースが決定した当社の新電源評価ボードの紹介の前に、そもそも電源評価ボードを購入する理由はどこにあるのかを見ていきましょう。

①  電源評価ボードを駆使した「確実な性能の検証」

電源回路はパターン・レイアウト・部品選定の影響を強く受けるため、データシートに記載されている性能が実機ではどうなるのかを、実動作として確認することが開発スピードの向上に繋がります。

評価ボードがあれば、すぐに部品単体の性能評価ができるため、データシートでは読み取りにくい性能も実機で確認することで、想定ではない確実な検証が可能になります。

 

②  電源評価ボードを駆使した「設計の効率化」

電源評価ボードは実際に動作確認が取れているボードになりますので、その回路構成やレイアウトを参考に設計を進めることで、開発初期段階の検討時間を大幅に削減することが可能です。

また、自社設計のボードで動作しない等の問題が起きた場合には、電源評価ボードを比較対象(リファレンスデザイン)とすることで、トラブルシューティングを容易且つ高速化させることも可能です。

こうした開発初期段階での検証や設計効率改善に一役買うのが電源評価ボードになります。

また、新規技術の習得や専門知識の研鑽にも学習教材として活用できることからも、電源評価ボードはエンジニアの強い味方として非常に重要な役割を果たしていると言えるでしょう。

 

ワイヤレス給電の開発に貢献するWTIの電源評価ボード

お待たせいたしました。

ここからは当社の電源評価ボードの紹介となります。

ワイヤレス給電評価用 高周波電源ボード

◆設定ピンと可変抵抗で出力周波数の変更が可能

◆ご要望に合わせた仕様変更にも対応

◆アンテナや周辺回路の設計・試作・評価についても対応

 

 

項目 スペック
入力 DCジャック (DC24 V)
周波数 10 kHz~6.78 MHz
出力電圧 ±50 V
出力電力 50 W
保護回路 過電流保護、温度保護
基板サイズ 60×70×20 mm    ※突起物は含んでおりません。

 

ワイヤレス給電評価用 高周波電源ボード+送受電アンテナ

◆ワイヤレス給電評価用 高周波電源ボードの標準品  としてご用意可能な送受電アンテナの仕様です。

 ※アンテナの仕様は予告なく変更する場合があります。

 

◆送受電アンテナの動作周波数は500kHzです。

 (電磁誘導方式で動作)

 

 

双方向通信評価用モジュール(TX基板・RX基板・標準PCアプリ)

◆RX基板にTX基板をかざすと、自動でワイヤレス給電を開始します。

RX基板に接続したセンサに5 Vを供給して動作させ、センサの情報をA/Dで自動取得します。センサの情報は付属のPCアプリでモニタ可能です。

PCアプリは表示方法やデータ処理など、ご要望に応じで変更対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

 

 

◆TX基板

基板サイズ:40×40 mm

動作周波数:13.56MHz

PCとの接続:microUSB

電源:5V(USBから供給)

 

 

 

◆RX基板

基板サイズ:20×20 mm

動作周波数:13.56MHz

センサ接続:JST ZH 3極

      1:5V

      2:GND

      3:センサ出力

※センサ出力は最大5V

※標準で温度センサ実装

 

電源:TX基板からワイヤレス給電

 

 

◆標準PC

給電しているRX基板のID、読み取った

センサ電圧や、RX基板に実装されている

温度センサの情報をプロット。

※ご要望に応じてカスタマイズ可能。

 

 

 

 

 

PFC評価ボード~26年春リリース決定~

◆回路トポロジーはインターリーブ連続モードPFCを採用

 

◆サブ基板(全7種)をピンヘッダで容易に着脱可能とし、

 お客様の用途に合わせて評価可能な仕様で設計

 

 サブ基板(内部電源):非絶縁高圧基板、絶縁FLY BACK基板、非絶縁昇降圧基板

 その他サブ基板:AC detection基板、CT430、ゲートドライバ基板

 

◆PFC電源として本評価ボードをそのまま使用可能

 

項目

 スペック

入力

AC85~264V

周波数

138kHz

効率

96%(100V

98%(220V

力率

0.99(100V

0.99(220V

出力1

380Vtyp

2kW(100V

4kW(230V

出力2

15V 10W

 

入出力仕様の変更や、部品・回路構成の変更、基板サイズの変更など、お客様のご要望に応じてカスタム仕様にも対応いたします。

 

電源評価ボードラインナップ追加予定~PSFB評価ボード・LLC評価ボード~

PFC評価ボードのリリースが間もなくとなってはございますが、26年度中(26年4月~27年3月)にPSFB評価ボードとLLC評価ボードについてもリリースを予定しております。

 

◆PSFB

入力:DC380Vtyp

効率:96%

出力:250V~420V ※最大12A、3600W

外部制御:ON/OFF、電圧、電流、電力

その他:CV、CC、CP制御

 

◆LLC評価ボード

 入力:DC380Vtyp

 効率:96%

 出力:250V~420V ※最大12A、3600W

外部制御:ON/OFF、電圧、電流、電力

その他:CV、CC、CP制御

 

この2機種の評価ボードについても、ご要望に応じてカスタム仕様への対応が可能です。

 

最後に 電源設計受託と技術ブログのご紹介

当社は各種設計受託を生業としておりますが、今回紹介させていただいた電源評価ボードのように、

お客様のお役に立つサービスを幅広く展開しております。

少しでも気になることやご興味の湧くサービスがございましたら、お気軽に営業部宛にお問い合わせくださいませ。WTIが誇るサービスにてお客様のご要望にお応えいたします。

 

当社ではエンジニアもブログを執筆しておりますので、当社HPのお役立ち情報からWTIブログをご高覧いただけますと幸いです。

 

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<関連ブログ>

電源回路におけるコンデンサについて

電源回路の電気的特性や性能確認、評価方法について

初期検討に最適! ワイヤレス給電評価用高周波電源キットのご紹介

~伝送周波数可変/送受信アンテナのカスタマイズも可能~

電源評価の際の安全対策の話

 

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