みなさんはじめまして。
営業部 ソリューション営業課の伊庭と申します。
今年7月に入社して3ヶ月ほど経ちますが、ようやく業務にも慣れてきたところです。
とは言え、まだまだ勉強の毎日を過ごしています。
さて、当ブログ初登場ということもあり、私の職歴も紹介しつつ、これまでの組み込み業界の変遷を交えて話したいと思います。
私の職歴ですが、組み込み業界の営業を始めて約30年になります。
30年前は8BitマイコンのZ80、32BitマイコンのMC68000が主流でした。
各社が競い合って独自のCPUアーキテクチャを開発し、当時は多種多様な8~32Bitマイコンのラインナップが各社から展開されていました。
マイコンの動向が変わってきたのは、ARM7を搭載したマイコンが販売された頃でした。
そこから、数多くの分野でARMが採用されるようになり、今ではほとんどのマイコンがARMを搭載した製品になっています。
パソコンの世界とは違い、同じARMでもメーカが変われば仕様も性能も異なってきますので、単純に同じARMだからという理由では置き換えができません。メーカが変わればソフト、ハードの開発、評価が必要になります。
組み込み開発では、ソフト、ハードの開発を別々の会社に依頼されていることが多く、ソフト、ハード間の調整に多くの時間を費やしていたように思います。例えば、開発工程の遅れ、開発途中の仕様変更、問題発生時の切り分けなどです。そんな悩みを抱えられていたお客様も多いのではないでしょうか。
そのような場合に、プロジェクト管理が煩雑にはなっておられませんか?
さらには一度トラブルが発生してしまうと、お客様自身でトラブルの原因を究明し、ハードウェアかファームウェアかを切り分けて、発注した会社に別々に解析を依頼しなければならず、解決のための時間もコストも膨らんでしまう、このような事態に陥り対応に苦慮している、というようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
当社では、ハードウェア設計ができるエンジニアがソフトウェア開発も担当します。
ずばり、ハードウェアからソフトウェアまでトータルでサポートできるのが当社の強みです。
複雑な組込み機器の開発プロジェクトにおいては、技術窓口を一本化し、スピーディーな開発、課題解決が非常に重要なポイントとなります。
当社のエンジニアは、ハードウェアとソフトウェアの両方を設計できるため、最適なシステム提案と、迅速かつ高品質な開発でお客様のご要求にお応えします。
また、昨今の半導体不足により従来使用していた部材が入手できず、製品の部品変更作業などでエンジニアの方々は時間をとられているのではないでしょうか?
当社ではEOL対応もおこなっており、部品の置き換えによる設計変更、検証作業もサポートしております。
お客様が開発業務に専念できるよう当社では様々なサポート業務を行っておりますので、何かお困りごとの際には、どのようなことでもご相談ください。
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