Interview
電波の世界に魅せられて
WTIで技術者としての未来をひらく
仕事内容を教えてください
私は高周波・無線通信を担当する部署で、無線機器の評価業務に携わっています。主な仕事は、生産終了となった半導体や電子部品の代替検証です。代替部品に置き換えたときに、同じように使えるか、電波法に違反していないかを確認する必要があるんです。最初は、電磁波の強さや不要な電波の有無など、比較的難易度の低い測定から任せてもらいましたが、今ではより高度な評価にも挑戦しています。WTIでは、めったに触れることのない高価な測定器を扱える機会が多くて、それがすごく面白いんですよ。“目に見えないもの”を技術で見極める――そんな仕事に、日々やりがいを感じています。
入社のきっかけは
「中学生の頃から、電磁波に興味がありました。目に見えないのに身近にあって、確かに存在している―そんな不思議さに惹かれて、大学・大学院でもこの分野を研究しました。卒業後ももっと技術力を高めたい!と思い、高周波技術を持つ企業を探していたところWTIと出会いました。WTIは高周波だけでなく、さまざまな分野で高度な技術力を持っていて、教育制度も充実している。「ここなら成長できる」と思い迷わず入社を決めました。現在、希望していた部署に配属され、ベテランの先輩方から多くのことを学びながら充実した毎日を過ごしています。仕事中は落ち着いて集中できる環境ですが、昼休みには若手メンバーで集まってリフレッシュ。休憩スペースにあるトレーニングマシンを使うのが、最近のちょっとしたブームです(笑)
入社して感じたことは?
無線機のような高周波機器は、測定や評価に高度な知識が必要です。最初は右も左も分からず、先輩に教えてもらいながら少しずつ測定を覚えていきました。社内講座にも参加して、無線以外の知識も身につけています。最近では、回路図を追っていくと機器の仕組みが理解できるようになってきて―その瞬間がすごく嬉しく感じます。“あ、つながった”って思えると、技術者として一歩前に進めた気がします。今の目標は、先輩のように設計開発ができるようになること。知識も経験も必要ですが、まずはしっかり技術を吸収して、着実に成長していきたいです。」
就職活動中の学生のみなさんへ
会社選びにはいろんな方法があると思いますが、私はまずインターンシップに参加することをおすすめします。実際に現場を見て、その会社がどれだけ力を持っているか、自分の理想の働き方ができそうか―それを肌で感じることが大切です。就職活動の軸をはっきりさせて、それに合った企業を訪問することで、“ここで働きたい”と思える会社がきっと見えてくるはずです。