第一技術部
通信機器設計一課・二課
有線/無線に関わらずデータ通信において高周波(RF)は必須の技術です。近年はIoT化で、多くの機器に通信機能が付加されるなど通信機能の多様化や集積化が進んでいます。また、データ通信量も高速化され、より高い周波数に移行や大電力化も進んでいます。通信機器設計課では、このような様々な高周波に関わるモジュール単体~機器全体に至る幅広い高周波機器の設計を行っています。
業務内容
●高周波機器の設計・評価
●通信モジュールの設計・評価
●各種高周波回路(電力増幅器、分配/合成器など)の設計・評価
●アンテナの設計・評価
●技適(技術適合証明)の代行サービス
第一技術部
構造設計課
電子機器には機能を支える基板や保護する筐体が欠かせません。当社では小型化やデザイン性に加え、放熱・防水・防塵・耐衝撃など多様な要求に対応した設計を行っています。3D-CADやCAE解析を用いた開発環境を整えており、未経験の方も基礎から丁寧に指導いたします。ものづくりにご興味がある方の応募をお待ちしております。
業務内容
●顧客との仕様の調整・報告
●3D-CADツールを用いた筐体設計・図面作成
●2D-CADツールを用いた基板設計
●CAE解析ツールを用いた設計の妥当性検証
●試作および評価
第一技術部
電源設計課
電源に関するお困りごとを解決しています。例えば、ある製品を動作させるために電源が必要だけど市販品では手に入らない、製品に合わせたカスタム電源が必要!とか、製品開発したけど電源がうまく動かない、原因究明と対策が急務だ!など、電源に関するお困りごとならなんでも相談に乗り解決までサポートします。どんなご依頼にも対応できるよう日々技術力を向上し、業務完遂したあとお客様からありがとうと喜ばれることを目指し精進しています。
業務内容
●電源のカスタム設計(要求仕様に合わせた電源構成検討、回路設計
●電源の特性評価、波形確認(部品の定格確認や異常波形の有無確認)
●電源の基板設計、熱設計(基板のパターン設計や放熱構造の設計)
●電源基板の不具合解析、ベンチマーク(故障解析や他社品の解析など)
●電源のEOL対応(部品の変更設計、比較評価など)
第一技術部
システム設計課
電子機器に欠かせない制御ボードのハードウェア設計からソフトウェア開発まで一貫して請け負っております。最新のマイコン技術や通信制御を活用し、家電や産業機器、自動車分野など多様な製品の開発を支援いたします。幅広い技術に触れられる環境で、ものづくりの最前線で活躍できます。
業務内容
●ハードウェア・ソフトウェア仕様検討(要求仕様を実現するハード・ソフトの仕様検討)
●回路設計(マイコンや各種デバイスを用いた制御ボードの設計)
●ファームウェア開発(組み込みソフトウェアの設計・実装・デバッグ
)
●ノイズ対策(エミッション・イミュニティなどのEMC対策)
●信頼性評価(信頼性基準に基づく品質評価および対策)
第二技術部
高周波デバイス設計課
高周波デバイス設計課では、最先端の通信、衛星通信、レーダー用途などに向けた製品開発を通じて、より安全で快適な社会の実現に貢献しています。特に高周波増幅器の特性最適化においては、業界内でも高い技術力と実績を誇ります。 私たちは、目に見えない電波を通じて、人と人、都市と自然、そして現在と未来をつなぐ“架け橋”となることを目指し、日々技術革新に取り組んでいます。
業務内容
●高周波半導体デバイスの開発・設計・評価
●高周波半導体デバイスのパッケージ設計、熱設計
●高周波半導体デバイスの各種信頼性試験(温度サイクル、通電試験など)
●高周波増幅器用FETのデバイスモデル作成
●顧客ニーズに応じたカスタマイズ設計と技術サポート
●通信用モジュールの設計・評価
●レーダー用モジュールの設計・評価
●EOL対応(部品の変更設計、検証評価など)
第二技術部
パワーデバイス設計課
パワーデバイス設計課では、次世代のエネルギー効率を支えるパワー半導体デバイスの開発・設計を行っています。現代社会において電力の効率的な変換・制御は、自動車、産業機器といった幅広い分野で重要性が高まっており、そうしたニーズに応えるべくパワーデバイスの設計に日々取り組んでいます。設計には回路設計や測定技術、半導体物理の知見が求められるため、理系分野で学んだ知識を活かすことができます。また、社内外と連携しながら仕事を進めるため、コミュニケーション能力や課題解決力も重要なスキルとなります。
業務内容
●パワー半導体のゲートドライバ設計、評価基板設計(要求仕様に応じた回路設計)
●パワー半導体のパッケージ設計、熱設計
●新規パワーデバイス(IGBT、MOSFET、SiC、GaN、Ga2O3等)の静特性評価、スイッチング特性評価
●AEC-Q101やAQG324準拠の信頼性試験用装置設計開発
●パワー半導体の各種信頼性試験(温度サイクル、パワーサイクルなど)
●顧客ニーズに応じたカスタマイズ設計と技術サポート
第二技術部
カスタム技術課
研究開発や評価現場に合せた計測システムのカスタム開発、電子機器の性能や信頼性を検証する評価サービス、リバースエンジニアリングによる設計情報の再構築や改良支援を展開しています。ハードとソフトを融合した高い技術力で開発課題を解決し、新たな価値創出に貢献するフィールドがここにはあります。
業務内容
●計測システムのカスタム開発(回路・筐体などのハード設計、制御ソフト開発)
●研究・開発・生産など多様な現場に対する要望のヒアリングおよび付加価値提案
●半導体応用製品・電子機器を中心に、依頼された製品に対する性能検証・評価、信頼性試験、特性測定
●評価・試験請負に必要な評価システムの検討・開発および自社内での設置・立ち上げ
●リバースエンジニアリング対応(電子回路基板から配線データの抽出・回路図化 )
第二技術部
光デバイス設計課
光デバイス設計課では、情報通信技術に必要な光半導体デバイスを中心に設計開発業務及び量産サポートを担っています。最先端デバイスである光半導体製品の量産に至るまでには様々な課題や問題があり、性能評価技術、信頼性評価技術、解析技術、回路設計技術など多岐にわたる技術が求められます。未経験者でも教育サポート体制は充実していますので技術革新に挑戦しませんか。
業務内容
●光半導体製品の設計開発業務
●光半導体製品の組立・評価技術開発
●半導体製品及び関連部品に関わる各種信頼性試験
●顧客ニーズに応じた計測機器開発や治具設計
●半導体製品の故障解析及び故障原因メカニズムの究明
第三技術部
パッケージ設計課
知恵と技術に磨きをかけて、
いっしょに社会の発展に貢献しよう
当社では民生、産業、自動車用半導体開発におけるパッケージ基板設計、電気解析、構造解析を請け負っております。また、半導体パッケージだけではなく実装信頼性評価用の基板設計やマザーボードにおけるDDRメモリ等高速信号のリファレンスデザイン設計も⾏っております。システムLSI、アナログ・パワーデバイス、ボード設計から電気・構造解析まで、より広い技術範囲でご活躍いただけます。
◇業務内容
●半導体パッケージのワイヤリング設計・インターポーザ基板設計
●実装信頼性評価用の基板設計
●マザーボードにおけるDDRメモリ等高速信号のリファレンスデザイン設計
●シミュレータによるSI解析、PI解析
●IBISモデル作成
●半導体パッケージの構造解析
技術教育センター
知恵と技術に磨きをかけて、
いっしょに社会の発展に貢献しよう
質の高い技術サービスを提供し続けるために社員教育を最重要施策のひとつと位置づけ、2009年に技術教育センターを設立。 技術講座や文書指導など、実務と連動した教育を通じて、社員一人ひとりの成長を支えています。
業務内容
●新入社員から一般社員まで社員一人ひとりの能力開発を支援すること。
●教育の4つの柱:
① 徹底した基礎学習
② 個別技術講座で専門性を強化
③ 文書品質の徹底指導 技術文書の書き方講座を全社員に実施
④ 全社で取り組む育成PDCA
●育成状況を関係者全員で共有し、進捗をサポート
●一人ひとりに向き合う育成体制で、着実な成長を実現