Wave Technology(WTI)-ウェーブ・テクノロジ

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

通電試験でお困りじゃないですか?

みなさんこんにちは。光デバイス設計課の吉田です。
数年ぶり2回目の登場となります。

さて、みなさんは半導体デバイスや電子デバイスの信頼性試験の一環として通電試験などを実施されることはありませんか?
例えば、新製品の開発に伴う寿命試験や耐電圧・耐電流などの長期ストレス試験や不具合の解析評価など、開発や信頼性試験をご担当されている方でしたら色々な分野で通電試験を実施されることはよくあることではないかと思います。

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テクノフロンティア2022に「分解調査レポート販売」を展示しました♪

みなさんこんにちは。第二技術部 カスタム技術課の山本です。

7月20日~22日に東京ビックサイトにて開催されたテクノフロンティア2022の電源システム展に、当社から「ワイヤレス給電」、「分解調査レポート販売」、「リバースエンジニアリングPlus」などの展示を行いました。

今回は、「分解調査レポート販売」について、簡単にご紹介させていただきますね。

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電源回路の比例制御と積分制御

みなさん、こんにちは。WTI 電源設計課の今井です。

前回は『電源回路とフィードバック制御』についてお話しさせていただきました。比例制御を用いると制御対象の特性のバラつきの影響を小さく抑えることができましたが、目標値と出力の間に誤差が残ってしまいました。

今回は、ある程度時間が経過した後の誤差(定常偏差)をできるだけ小さくする方法についてお話ししたいと思います。

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受託評価サービス

受託評価サービス

受託評価サービス


受託評価サービスについて
受託評価サービスのメリット
お客様からのご要望が急増している評価サービス
その他サービス事例
 

受託評価サービスについて


受託評価サービスについて【受託評価サービスとは】

半導体をはじめとする各種電子部品や電気製品の電気特性や温度特性、その他動作特性といった、製品の特性評価業務の請負サービスです。
お客様から受託した評価を完了後、当社にて評価レポートを作成します。

  • 評価環境の設計開発を伴う受託評価
    ◆ 自動評価環境の構築
    ◆ 評価用基板の回路/基板設計・製作
    ◆ 計測評価用ソフトウェアの開発 ※NI社のLabVIEWTMを活用
    (PCベースの開発からリアルタイム性を必要とする組み込みベースの開発まで)
    ◆ 測定対象製品へのプロービングや、配線引き出しに便利な治具の設計・製作
  • 環境試験槽と連動した評価及び信頼性試験
     温度特性評価、信頼性評価など
  • パワーデバイスを含む車載電子部品の信頼性関連評価(AEC準拠の試験への対応)
  • リバースエンジニアリングと連動した評価のご提案
     
    ※LabVIEWは、NI社の登録商標です。

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若手技術者インタビュー(井上 潤)

若手技術者インタビュー(井上 潤)

第二技術部 カスタム技術課
井上 潤
(2021年入社)

 

私の仕事

計測システムの設計/リバースエンジニアリング

計測システムの設計では、お客様毎に異なる要望に合わせて測定・試験用の回路やプログラムの設計・作成を行います。
私が実際に携わったものとしては、パワーデバイスの高速スイッチング試験用の多チャンネル信号発生回路を設計し、信号発生タイミングのプログラムを作成して制御したもの等があります。

リバースエンジニアリングでは、電気製品の分解・分析を実施し、その機能分析や回路図面の作成を行っています。
この業務では、実際に社会に出回っている製品がどのような仕組みで動いているのか知れるため、非常に面白く知識もたくさん身につきます。

 

うれしかったこと

業務効率を向上させるツールを一から作成したこと

携わっているリバースエンジニアリングの回路図面化の作業において、回路の機能をブロックごとに可視化するツールを作成し、一からその機能を組み上げることができたことです。
ツールの作成には、カスタム計測設計で養っているプログラミングの知識が役立っています。

もともとリバースエンジニアリングの回路図面化作業は、解析対象である製品の内部基板の規模によって業務時間の長さが変わってきます。その中で、求められる作業を1クリックで完了できるツールを作成できたことは、非常に大きな達成感を感じることができました。
また、私自身のプログラミングスキルも着実に伸びていることを感じ、更にスキルを磨こうと思うモチベーションにもつながっています。

 

この会社を選んだ理由

一から幅広い技術を吸収して成長できる環境

学生のころは物理系の学科に属しており、主に半導体等の物性に関する研究を行っていました。
しかし、直接的に社会に役に立つ技術に関わりたいと感じるようになり、少なからず学生時代の半導体知識を活かせる電気・電子系の職種を探しており当社に出会いました。

電気・電子系の会社の中で当社を選択した理由は、保有している技術領域が広く、畑違いの分野から入社しても技術者として大きく力を成長できる環境が整っていると感じたからです。
私自身入社当時は、回路に関する知識は高校物理レベルしか持っていませんでしたが、入社時からなんとか業務をこなし成長していると実感しています。
社内での教育プログラムも充実していますので、やる気さえあれば技術をたくさん吸収していけると思います。

 

これまでのキャリア

当社へ入社:カスタム計測回路・プログラムの設計・開発/電気製品の分析・評価(リバースエンジニアリング)

 

先輩からの就職活動アドバイス!

最近はオンラインでの就職活動が進んでいることと思いますが、私は実際に会社を訪問し、職場の雰囲気を感じることが非常に重要だと思います。

興味がある分野の会社に入社できたとしても、社内の風通しの良し悪しによっては楽しく働けない可能性があります。
機会があれば是非、実際に会社を訪れて社内雰囲気を感じ取り、後悔のない会社選びをしていただければと思います。

 

株式会社 Wave 続きを読む

若手技術者インタビュー(I・K)

若手技術者インタビュー(I・K)

第二技術部 カスタム技術課
I・K
(2020年入社)

 

私の仕事

計測システムのインタフェース回路設計/評価業務

主な業務は次の3種類です。
1.計測システムの開発、2.評価業務(高感度測定)、3.リバースエンジニアリング。

  1. 私が担当したのは、計測システムの中のインタフェース回路部分です。計測システムでは、センサからの信号を情報処理することが一般的です。その際のセンサと情報処理側のインタフェースをとる回路を設計しました。うまく動けば喜びもひとしおです。
  2. 高感度測定の業務では具体的に、低抵抗や微小電流の精密な測定を行いました。かなりニッチな評価ですので、他で学ばないようなことを学べるのが面白いです。
  3. 種々多様な電子機器/電化製品の基板から回路図を作成したり、解析対象の特性評価をしたりします。世の中の様々な電子機器/電化製品が解析対象なので、身近なモノの動作原理やコア技術を知れるのが面白味だと思います。

 

うれしかったこと

感謝の言葉とリピート案件をいただいたとき

以前対応した高感度測定の案件で、お客様から感謝のお言葉をいただいたことです。
当案件は、お客様も難易度が高い評価であることを承知で、当社にご依頼いただいていたものでした。

当時入社1年目でしたが、頼りになる先輩の指導のもとやり遂げ、無事報告書を納品することができました。後日、報告会の際にお客様から「ここまでやっていただけるとは…本当にありがとうございました!」とお言葉をいただいたときは、報告書の推敲を重ねた甲斐があったなと純粋に嬉しくなりました。

 

この会社を選んだ理由

技術者として成長でき、そのための環境が整っている

当社を選んだ理由は2つあります。

1つ目は、当社が技術者として広く知識・技術を習得し成長できる会社であることです。
中小規模で設計・開発を主たる産業としていることから、幅広い技術を間近で触れられると考え、入社を決意しました。(実際、私は入社してから頼れる先輩方のもとで、日々、様々な技術を学んでおります。)
また、電気・電子系出身の方でなくても、社内部門である技術教育センターで電気電子分野の基礎からフォローしてくれるので、入社後の学問面での心配も軽減できました。

2つ目は、就職活動中に対応してくださった人事の方々が好印象で、心地よい応対であったため、入社後もやっていけそうだと思ったからです。実際、私は入社後、人間関係・生活環境にも恵まれ、仕事と関係ないところで悩むこともなく平穏に過ごせています。

 

これまでのキャリア

計測システムの設計・開発
→高感度測定・評価
→リバースエンジニアリング

 

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動の本質は自分を知ることと、企業を知ることです。

企業を知ることについて、可能ならば会社訪問をしてみて下さい。
コロナ禍の副産物でオンラインの就活が便利になりました。
しかし、平日の多くの時間を過ごすことになる会社(環境)へ実際に赴き、雰囲気を肌で感じることはミスマッチを減らす大切な判断材料です。

データ分析がダメというわけではなく、データによる判断と自分の直感を両立し、うまく使いこなしてみてください。皆様に良いご縁がありますように。 続きを読む

導通抵抗モニタリングシステムのご紹介♪

こんにちは。第二技術部 カスタム技術課の傳田(でんだ)です。

今回は、当社の標準製品として2022年度から本格的に販売を開始している「導通抵抗モニタリングシステム」をご紹介したいと思います。

(弊社の導通抵抗モニタリングシステムの詳細はこちら)

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自社が注力すべき仕事以外は、設計会社の代行サービスを活用する時代

みなさんこんにちは、WTI営業部 舟津です。

開発業務は増えることはあっても減ることはないという話をお客様からよく耳にします。

さらに詳しくお伺いすると大半のお客様が、「やらなきゃいけない仕事なんだけど、別の業務に集中しないといけないので、なかなか手がつけられないんですよ。」とおっしゃられます。また、「そうこうしている間に次の緊急性の高い業務が出てきて、つい後回しになってしまうんですよ。」ともおっしゃられます。

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ビヘイビアで簡単Spiceシミュレーション②

みなさんこんにちは。電源課の真野です。

以前に掲載した「回路シミュレーションで手っ取り早く傾向をつかみたいときは、ビヘイビアモデルを使ってみては?」という話の続きをしたいと思います。

前回は元となるPWM信号まで作りましたので、今回は実際の動作に必要なデッドタイムの追加と、作成した信号でインバータ回路をドライブしてみたいと思います。

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初心者のマイコン制御とプログラミング ~動作編~

みなさん、こんにちは。
2回目の登場になります。光デバイス設計課 佐々木です。

今回は、Raspberry Pi(ラズベリーパイ、略称ラズパイ)についてお話したいと思います。
まずはRaspberry Piって何???という方もおられると思います。私も全く知らなかった一人です。

Raspberry Piとはイギリスで学校教育用に開発されたシングルボードコンピュータ(むき出しのプリント基板に必要な部品のみ実装した簡単なコンピュータ)だそうです。

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 © 2005 Wave Technology Inc.