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EMI対策検証サービス、電波暗室レンタルサービスのご案内

機器の高速化に伴い製品開発の工程においてEMIElectro-Magnetic Interference)対策の占める割合が増加する傾向にあります。このような状況の中、EMI対策を行うための電波暗室やエンジニアの確保にお困りではないでしょうか?

弊社ではこれらお客様が抱える製品開発上の課題をクリアするため、各種国際規格(IECFCCCISPRVCCI)への対応が可能な簡易電波暗室を導入し、EMI対策検証サービスおよび電波暗室レンタルサービスを提供しています。

放射エミッション・雑音端子電圧について認証前の対策・検討が可能

関西初のサービスとして、雑音端子電圧の測定では、ディファレンシャルモードとコモンモードノイズの切り分けが可能な電源インピーダンス安定化回路網(Δ型LISNLine Impedance Stabilizing Networkをご利用いただけます。このことによって効率的な対策検討が可能となります。

簡易電波暗室内部写真

 

測定可能な製品

民生機器、医療機器、舶用機器、電源装置(単相最大4.5KVA ※1)、無線通信機器など※2

 ※1 放射エミッション(最大20A , 310VAC40550Hz, 440VDC)、
    雑音端子電圧(最大16A, 250VAC50/60Hz, 400VDC
 ※2現在、車載機器の測定に必要な設備は保有しておりません

また、EMIの対策検証まで一括で外部委託することをご希望されるお客様についても、弊社のEMI対策検証サービスで対応させていただくことが可能です。

 

EMI対策検証サービスをご利用いただくメリット

  1. 弊社は設計開発受託サービスを主体に事業を行っていることから、アナログ、デジタル、高周波、電源および筐体設計など各種技術分野に精通した技術スタッフが揃っております。これら技術スタッフが設計者の視点から放射エミッション・雑音端子電圧の EMI対策検証を実施いたします。


     

  2. 対策検証の結果、ハードウェアの改版が必要な場合は、基板設計〜試作、再評価〜認証試験代行サービスまでワンストップで対応いたします。弊社のワンストップサービスをご利用いただくことによって、お客様は再試作の段取り、電波暗室の再予約から検証準備など手間を要する作業から解放され、その他の開発業務に集中することができます。

 

電波暗室レンタルサービス

弊社のレンタルサービスでは、EMIの対策検証に必要な設備が充実しており、これらをリーズナブルな料金でご利用いただけます。

機器の操作方法については、弊社技術スタッフがわかりやすくご説明いたします。

<対策検討用の設備>


電磁波可視化システム

雑音端子電圧測定システム
(コモン・ディファレンシャルの
切り分け可能)

 

レンタル料金の目安

 
設備 料金 備考
簡易電波暗室 110,000円〜 (9:0017:30) ●放射エミッション:9 kHz 6 GHz
●雑音端子電圧:150 kHz ~ 30 MHz
●電磁波可視化システム、Δ型LISNも含む

レンタル料金やEMI対策検証サービス料金の詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。


 

簡易電波暗室の仕様

IECFCCCISPRVCCIなど各種国際規格に対応した簡易電波暗室となります。放射エミッションは9kHz ~ 6GHz、雑音端子電圧は150kHz ~ 30MHzの周波数範囲で測定が可能です。

主な仕様

暗室サイズ
3×7×2.6(H)m
測定距離
3 m
測定可能周波数
9 kHz ~ 6 GHz
シールド特性
150 kHz1 GHz 100 dB以上、1 GHz10 GHz 80 dB以上
 (MIL Std285
測定装置
システムコントローラ (マイクロウェーブファクトリ)
EMIテストレシーバー (ローデ・シュワルツ)
アンテナ
ループアンテナ  (9 kHz ~ 30 MHz)
バイログアンテナ (30 ~ 1000 MHz)
ホーンアンテナ  (1 ~ 6 GHz)
電源インピーダンス
安定化回路網
(Δ型LISN
150 kHz ~ 30 MHz
単相2 (L/N/PE)16A(250V AC)
電源装置
電源フィルタ AC500V 30A
交流安定化電源DP045S 単相4.5KVA
計測支援システム
(自動制御)
ターンテーブル φ1.2m埋込型、 耐荷重100kg
アンテナ昇降機 昇降範囲 11.8m(グラウンドプレーン面より)
付帯設備
ITVカメラシステム
インターホン

 

弊社のEMI測定システム図

同じ簡易電波暗室内で放射エミッション測定、雑音端子電圧測定、電磁波可視化測定ができます。

 

電磁波可視化システム

電磁波可視化システムをご利用いただけることで対策ポイントを容易に特定することができます。測定した電磁界の強度レベルは測定対象物の実画像と重ね合わせて、パソコンのモニタ上でヒートマップ上にカラー表示できます。測定周波数や対象物の大きさなど、仕様に応じてカスタマイズできます。

 

雑音端子電圧測定システム

雑音端子電圧測定システムでは、ディファレンシャルモードノイズとコモンモードノイズの切り分けができるΔ型電源インピーダンス安定化回路網をご利用いただくことで、早期に有効な対策を見つけることが可能です。

【雑音端子電圧測定例】

1に通常の雑音端子電圧測定結果を示します。この測定結果にはディファレンシャルモードノイズとコモンモードノイズが混在しております。よって、ノイズ成分の切り分けが困難であり、ノイズ対策は経験と勘に頼った試行錯誤のアプローチが中心となります。このため、対策・検証には多くの時間を要しておりました。


1 通常の雑音電圧測定結果

当社のデルタ型電源インピーダンス安定化回路網は、図2に示しますとおりディファレンシャルモードノイズとコモンモードノイズを別々に測定することが可能です(通常の測定も可能です)。



(a) ディファレンシャルモードノイズ測定結果 (b) コモンモードノイズ測定結果

2 当社の電源インピーダンス安定化回路網で測定した結果